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2025年12月14日日曜日

Candi Staton - Young hearts run free

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、昨日ライブを終えた名久井翔太です。どうぞよろしく。

昨日は東中野にありますライブハウスのMUSIC SHED YES!様にて行われた「オトナの音楽研究会vol.21 ~year end fes.~」に参加致しました。

午後1時から、午後9時まで行われた、イヤーエンドに相応しい大ボリュームのライブでした。

出演者は私含めた12組で、私はトップバッターでした。

当日の私のセットリストは以下の通りです。

•Joe Brown - Darktown strutters ball
•Eddy Grant - Baby, come back
•The Tokens - Little drummer boy
•Sonny Til and The Orioles - It’s gonna be a lonely Christmas
•Sonny Til and The Orioles - What are you doing New Year’s Eve
•Suede - Everything will flow
•The Five Satins - I’ll be seeing you (a capella)

クリスマスというのと、クリスマスが過ぎたら年末年始モードになる世の中、というテーマを中心に組んでみました。

Little drummer boyは生まれたばかりのイエス・キリストが貧しい少年のドラムを聴いたら喜んだ、というテーマのクリスマスソングです。

It’s gonna be a lonely Christmasは過去このブログで取り上げたクリスマスソングですが、Little~はやる事は決定していましたが、もう一曲はどうしようかな、と中々決まらずにいました。

色々候補が思い浮かんだ中で、今回はそこまで難しくないけど表現のしようがあるLonely Christmasにしました。

そして年末年始モードをテーマに、What are you doing~とEverything will flowを選びました。

What are you doing~はこのテーマにぴったりで、大晦日にあなたは誰と居る予定なの、何をしてるの、という曲です。

Everything will flowは年末年始とは直接関係はないですが、「全ては移り行く」というテーマが年末年始と合っているな、という解釈で選びました。

ここまで取り上げた4曲はしんみりする曲でしたので、最初の2曲は明るめな曲にしました。

Darktown strutters ballは1910年代に作られた曲ですが、Joe Brownのバージョンが演奏したくて選曲しました。

クラシカルな曲(一部除く)が多い中で異色を放つのがEddy GrantのBaby, come backです。これも明るめな感じなので選びました。

そして最後のI’ll be seeing you。

普通にギターで演奏しても良いんですが、何か捻りが欲しいな、と思っていました。YouTubeで色々動画を見ていると、以下の動画が出て来ました。


Five Satinsは1959年にこの曲をシングルで出していますが、それは演奏が付いている物でした。

↑の動画はなんとアカペラで歌っているじゃありませんか。

アカペラというのもクリスマスっぽいし、このアイデアを拝借する事にしました。

という感じで7曲演奏しました。非常に楽しく演奏出来ました。

そしてライブの最後に残った出演者の皆様と一緒に、「みんなで歌おう♪アコースティック・ビートルズ」という企画がありました。

ビートルズの曲をみんなでリクエストしあって、当日ぶっつけ本番で演奏する、という物でした。フィナーレにピッタリな素晴らしい企画でした。

その日演奏された曲は以下の通りです。

1. Here Comes The Sun 
2. Across The Universe
3. Nowhere man
4. Let it be
5. AIl You Need Is LOVE
6. Octopus's Garden
7. I Saw Her Standing There
8. A Hard Day's Night
9. Help!
10. Hello, Goodbye

そして一番最後はみんなでJohn LennonのHappy Xmasを演奏・合唱しました。

物凄く楽しいライブでした。

出演者の皆様、そしてYES!のマスター、本当にありがとうございました。皆様のおかげですごく楽しい一日でした。

また来年も宜しくお願い致します。

では、今日の洋楽和訳のコーナーです。

今日の洋楽

今日はキャンディ・ステイトンで「ハートのときめき」という歌です。




デヴィッド・クロウフォード作曲です。1976年のシングルで、全米20位、R&Bチャートで1位を記録しました。

キャンディ・ステイトンこと、キャンゼッタ・マリア・ステイトン(Canzetta Maria Staton)は、1940年3月13日、アラバマ州ハンスヴィル生まれの歌手です。初期は「南部ソウルのファースト・レディ」として称され、後にディスコに路線変更してからもヒットを出した歌手です。

姉のマギー、妹のネイオミとともにジュエル・ゴスペル・トリオを結成、1953年頃から活動を始めています。後にソウル・スターラーズに居たサム・クックから、ポップの歌手になってはどうか、とアドバイスも受けたそうです。

1969年にFAMEレコードより「アイム・ジャスト・ア・プリズナー」でデビューしました。1970年に発表したタミー・ウィネットのカバー「スタンド・バイ・ユア・マン」は全米24位、R&Bチャートで4位を記録しました。

1976年にディスコに転向しました。ワーナー・ブラザーズよりシングル「ハートのときめき」をリリースしました。自身の大ヒット曲となりました。続く「デスティニー」はイギリスでヒットしました。

1982年に原点のゴスペルに戻り、アルバムをリリースしています。1991年にザ・ソースのヒット曲「ユー・ガット・ザ・ラヴ」でボーカルを取っています。

現在も活動を続けています。

今回の歌はキャンディの実体験を元にしているといわれています。当時の彼氏から脅迫や虐待を受けていて、別れた後にこの曲が作られました。局長は軽快ですが、「悪い男と縁を切る」歌としてしっかりと認知されているといいます。

では和訳です。

What's the sense in sharing this one and only life

Ending up just another lost and lonely wife

You'll count up the years, and they will be filled with tears


この一人で寂しい人生を共有する事に、何の意味があるのかしら、

迷子になって、寂しい妻で終わるの?

これからの人生を思えば、涙で満たされるのよ。


Love only breaks up to start over again

You'll get the baby, but you won't have your man

While he's busy loving every woman that he can, uh-huh


愛は壊れて、もう一度始まるのよ。

貴方に赤ちゃんが出来ても、男は側に居ないわ、

出来るだけ多くの女を愛そうと忙しいのよ。


Say I'm gonna leave a hundred times a day

It's easier said than done when you just can't break away

(When you just can't break away)


私は出て行くわ、と一日で百回も言う事、

言うのは容易いけど、やるのは難しいわ、

縁が切れない時はね。


Oh, young hearts run free

They'll never be hung up, hung up like my man and me

My man and me


若い心は自由に走るのよ、

私達みたいに悩まなくて良いのよ。

私達二人みたいにね。


Ooh, young hearts, to yourself be true

Don't be no fool when love really don't love you

Don't love you


若い心、自分には正直になるのよ。

愛に見放されていても、ヤケを起こしちゃダメよ。


It's high time now, just one crack at life

Who wants to live it in trouble and strife

My mind must be free to learn all I can about me, mm


そろそろ潮時ね、人生でちょっとつまづいただけ。

喧嘩や争いの人生、誰が過ごしたいの?

自分の事について習う為に、精神を開放させなきゃ。


I'm gonna love me for the rest of my days

Encourage the babies every time they say

“Self-preservation is what's really going on today”


残りの人生は自分を大切にしなきゃ、

あの子達を励ます度に、みんなこう言うわ。

「自分を大切にする事で、今を生きている」って。


I say I'm gonna turn loose a thousand times a day

But how can I turn loose when I just can't break away

(When I just can't break away)


好きなように生きるって、たくさん言ってみるけど、

離れられないのに、どうやって好きなように出来るのかしら。


Oh, young hearts just run free

They'll never be hung up, hung up like my man and me

You and me


若い心は自由に走るのよ、

私達みたいに悩まなくて良いのよ。

私達二人みたいにね。


Ooh, young hearts, to yourself be true

Don't be no fool when love really don't love you

Don't love you


若い心、自分には正直になるのよ。

愛に見放されていても、ヤケを起こしちゃダメよ。


こんな感じです。

あなたのお名前何ァんて由来のコーナー、今回はCanzetta Maria StatonのCanzettaを紹介します。

…が、今回のCanzettaはいくら調べてもその名前自体が出てきませんでした。Canzetta=Candi Statonの本名というぐらいしかありませんでした。という事を念頭においてご覧下さい。

Canzetta


Canzonettaの綴りミス?

①イタリア語で小さな歌。

②Concettaの変化形、受胎を意味する。


という事でCanzettaという名前の方には、「美しい歌を歌うお母さんになって欲しい」という願いがあるのかもしれません。

今日はこの辺でお時間です。洋楽和訳のリクエスト・感想ございましたらコメントくださいませ。X(旧Twitter)も宜しくお願い致します。IDとかは上に書いてます。ブログフォローもお願い致します。

ではまた。

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