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2016年9月9日金曜日

The Tremeloes - Let your hair hang down

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、名久井翔太です。どうぞよろしく。

早速、洋楽和訳のコーナーです。

今日の洋楽 

今日はトレメローズでレット・ユア・ヘアー・ハング・ダウンです。


トレメローズの代表曲「サイレンス・イズ・ゴールデン」のB面曲です。

「サイレンス・イズ・ゴールデン」はボブ・ゴーディオとボブ・クリュー作詞作曲のフォー・シーズンズの曲ですが、この「レット〜」はトレメローズのメンバー、アラン・ブレイクリー、チップ・ホークス、リック・ウエストウッドの作詞作曲です。

バラードのA面とは打って変わって、B面はファズのギターがギンギン効いています。

では和訳です。

Take a drum, And play it loud 
Take a gears out let in the crowd
Take the partner, when she's drown
Find a corner fencing down

ドラムを取って、大きく鳴らすんだ。
エンジンかけて最高潮だって、みんなに教えてやるんだ。
彼女が熱中してる時に、パートナーを取るんだ。
角を見つけて、彼女を囲ってやるんだ。

Let your hair hang down
Let your hair hang down

君の髪を下しておくんだ。
君の髪を下しておくんだ。

That's the hard fact and made you mad
Sweating bodies, but nothing's bad
By the morning you feel ease
All is quiet and no one's seeing

これは確かな事実だ、君が狂った事が。
体は汗を掻くけど、何も問題はない。
朝になれば、それは収まるさ。
周りは静か、誰も見ていない。

Let your hair hang down
Let your hair hang down

君の髪を下しておくんだ。
君の髪を下しておくんだ。

こんな感じです。

彼女を掴み取れ、という歌です。

引用元は、ヤフオクに載っていたトレメローズのシングル盤の歌詞の写真からです。

今日はこの辺でお時間です。

ではまた。

2016年9月8日木曜日

The Association - Blistered

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、名久井翔太です。どうぞよろしく。

エレキギターを、今日も弾いておりました。

今まで私がエレキを弾くときは、アンプに繋がない状態で使っていました。それというのもアンプを閉まっている押入れが物が多くて、アンプが奥に追いやられる始末。一々物を出すのも面倒、という理由です。

所が、この前西新井のブックオフに行ったときに、事態は変わりました。

西新井にパサージュという、ショッピングセンターがあります。ブックオフの他にも電気屋、食べ物屋もあり、島村楽器があったんです。その島村楽器でVOX amPlug 2 HEADPHONE GUITAR AMPLIFIERという商品を見かけました。




こういうものなのかと驚きと興味でもって買いました。

製品ですが、アンプです。ただ、アンプと名はついていながら、それ単体では音は出ません。ヘッドホンに繋いで音を出すという仕組みです。

このシリーズは4種類あって、AC30、クラシックロック、メタル、そしてベースがあります。私が持っているのはクラシックロックのものです。

電源ボタンを長押しして電源を入れます。また、電源が入っている時に電源ボタンを押すとモードが切り替わります。

クラシックロックの場合は電源ボタンを押すたびに、ミッドブーストOFF→ミッドブースト小→ミッドブースト大と変わります。

ブーストというのは、出力を上げてアンプに送る信号を多くして、ギターの音を増幅させるエフェクターの一種です。増幅と同時に、ギターの音も歪みます。

ブーストをかけるかけないの違いは、ブーストかけた時の方が音が大きく聞こえます。

また、これ以外にもエフェクトを装備しており、コーラス、ディレイ、リバーブの3つがあります。

コーラスは音を重ねる、ディレイはコーラスよりも重ねる音のタイミングをずらす、リバーブは音を反響させる、といった具合に。

結構使い勝手が良いんですよ。もう今までの生音ではもう家でエレキギターが弾けなくなってきました。笑

何だか、全種類揃えたくなりました。その時にまたレビューとかも載せたいです。

では後半の洋楽和訳のコーナーです。

今日の洋楽

今日はアソシエイションでブリスタードです。


今回はラス・ギグアーがリードボーカルです。

作者はカントリーのソングライター、ビリー・エド・ホィーラーです。また、この歌はジョニー・キャッシュもカバーしています。

ただ、ジョニーのバージョンも聴いたんですが、カントリーには似合わないと思いました。

アソシエイションが出したライブアルバムでも取り上げてますが、やはりこんな感じじゃないと、と思いました。

では和訳です。

Well I've got great big blisters on my bloodshot eyes 
From lookin' at that long-legged female up ahead 
Well what she does simply walkin' down the sidewalks of the city 
Makes me think about some stray cat gettin' fed 
She's got a whole lot of motion in her soul 
I know that her soul is not the place she lets it show 

俺の血走る目に水膨れができちまった、
あの脚の長い女を見て。
街の歩道をただ歩くだけで、
野良猫は飯を食った気になっちまう。
全ての動きに魂が宿ってるんだ。
でも魂は彼女が見せる所じゃないんだ。

She's got that body, oh yeah 
She's got that motion, oh yeah 
She's gonna get me, oh yeah 
She's gonna tear my soul apart and put big blisters on my heart 
And what a mighty crazy, cookin way to go 

彼女はあのボディーなんだ。
彼女はあの動きなんだ。
彼女は俺をものにするんだ。
彼女は俺の魂をズタズタにして、心に水膨れを起こさせるんだ。
なんでイカれた、確実な行動なんだ。

And I've got great big blisters on my fingertips 
From reachin' in my pocket pickin' out them bills 
And I've got tiny white blisters on my foot 
From tryin' to ease my nervous tension taking patent pills 
Well ever since we started runnin' round from bar to bar 
I just can't eat a bite to keep my stomach settled down 

指先に水膨れができちまった、
ポケットから金を出させるんだ。
小さい白い水膨れができちまった、
精神を抑えるために特別なくすりが必要になってから。
俺たちがバーを渡り歩くうちに、
俺は少しも食べる事が出来ないんだ。

She's got that body, oh yeah 
She's got that motion, oh yeah 
She's gonna get me, oh yeah 
She's gonna tear my soul apart and put big blisters on my heart 
And what a mighty crazy, cookin way to go 

彼女はあのボディーなんだ。
彼女はあの動きなんだ。
彼女は俺をものにするんだ。
彼女は俺の魂をズタズタにして、心に水膨れを起こさせるんだ。
なんでイカれた、確実な行動なんだ。

She's got a whole lot of motion in her soul 
I know that her soul is not the place she lets it show 

全ての動きに魂が宿ってるんだ。
でも魂は彼女が見せる所じゃないんだ。

She's got that body, oh yeah 
She's got that motion, oh yeah 
She's gonna get me, oh yeah 
She's gonna burn me, oh yeah 
She's gonna tear my soul apart and put big blisters on my heart 
And what a mighty crazy, cookin way to go

彼女はあのボディーなんだ。
彼女はあの動きなんだ。
彼女は俺をものにするんだ。
彼女は俺を焼き尽くす。
彼女は俺の魂をズタズタにして、心に水膨れを起こさせるんだ。
なんでイカれた、確実な行動なんだ。

こんな感じです。

恋の病とはよく聞きますが、水膨れを起こした、という歌です。本当に病気になるとは。

今日はこの辺でお時間です。

ではまた。

2016年9月6日火曜日

The Butterfield Blues Band - Walkin' blues

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、名久井翔太です。どうぞよろしく。

早速、洋楽和訳のコーナーです。

今日の洋楽

今日はザ・バターフィールド・ブルース・バンドでウォーキング・ブルースです。


昨年の1月に紹介しましたが、あれから早かったですね。あの頃はまだ100記事も投稿してませんでしたから。しかも曲だけでバンドの紹介は一切無かったです。

バターフィールド・ブルース・バンドはアメリカのバンドで、ポール・バターフィールドとマイク・ブルームフィールドの2人を中心とします。

メンバーは以下の通りです。

•ポール・バターフィールド (Paul Butterfield, h v)
•マイク・ブルームフィールド (Mike Bloomfield, slide g)
•エルヴィン・ビショップ (Elvin Bishop, g)
•ジェローム・アーノルド (Jerome Arnold, b)
•マーク・ナフタリン (Mark Naftalin, o)
•サム・レイ (Sam Lay, v d)

1942年12月17日、ポール・バターフィールドは、シカゴで弁護士の父と画家の母との間に生まれました。

幼い頃はフルートを習っていましたが、後にブルースに触発してハーモニカを習い始めます。

後にエルヴィン・ビショップと出会いバンドを組みます。後から、前述のメンバーが揃います。エルヴィンも元はリードギター担当でしたが、マイク・ブルームフィールドのスライドギターのテクニックに脱帽してリズムギターに降格します。

1965年、エレクトラからアルバム『ザ・ポール・バターフィールド・ブルース・バンド』でデビューします。そして彼らは同年のボブ・ディランとの共演でも評判を得ます。

1966年のアルバム『イースト・ウエスト』はサム・レイが抜けてビリー・デイヴンフォートに変わっています。

その後もメンバー交代が激しく続き、遂にはエルヴィンも脱退し、バターフィールドのハーモニカを前面に押し出したのが失敗し、1971年解散します。

ポール・バターフィールドは1987年5月4日、44歳の若さでヘロインのオーバードーズで亡くなっています。

マイク・ブルームフィールドも1981年2月15日、ヘロインのオーバードーズで37歳で亡くなっています。

今回のウォーキング・ブルースは、『イースト・ウエスト』からの曲で、元はロバート・ジョンソンの曲です。

では和訳です。

Woke up this morning I looked around for my shoes

You know I had those mean old walking blues

Yeah, I woke up this morning I looked around for my shoes

Girl, I had those, uh, mean old walking blues

朝に起きて、靴を探し回った。
ブルースが歩いて着いてくるんだ。
朝に起きて、靴を探し回った。
ブルースが歩いて着いてくるんだ。


Some people tell me that worried blues ain't bad

It's the worst old feeling I ever had
 People tell me that worried blues ain't bad

It's the worst old feeling, uh child, I ever had

「悩むブルースというのも悪くないもんだ」と人は言うが、
俺にとっちゃ最悪の気分だ。
「悩むブルースというのも悪くないもんだ」と人は言うが、
俺にとっちゃ最悪の気分だ。


Brooks ran to the ocean and the ocean runs to the sea

If I don't find my baby, Lord, bury me
Went to the ocean and the ocean went to the sea

Yeah, if I don't find my baby, oh yeah, Lord, bury me

小川は川に流れ、川は海へと流れる。
俺の彼女が見つけられなかったら、神よ、俺を埋めてくれ。
小川は川に流れ、川は海へと流れる。
俺の彼女が見つけられなかったら、神よ、俺を埋めてくれ。


Minutes seem like hours and hours seem like days

Since my baby started her low down ways

Minutes seem like hours and hours seem like days

Since my baby, uh, started her low down ways

1分が1時間、1時間が1日に感じるんだ、
俺の彼女が俺をひどくあしらい始めてから。 
1分が1時間、1時間が1日に感じるんだ、
俺の彼女が俺をひどくあしらい始めてから。


I woke up this morning, people, I looked around for my shoes

You know I had those mean old walking blues

Yeah, I woke up this morning I looked around for my shoes

Yeah, you know I had those, uh, mean old walking blues

朝に起きて、靴を探し回った。
ブルースが歩いて着いてくるんだ。
朝に起きて、靴を探し回った。
ブルースが歩いて着いてくるんだ。

こんな感じです。

切っても切れないブルースとの仲を嘆いています。

今日はこの辺でお時間です。

ではまた。


2016年9月5日月曜日

Hank Williams - Long gone lonesome blues

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、名久井翔太です。どうぞよろしく。

早速、洋楽和訳のコーナーです。

今日の洋楽

今日はハンク・ウィリアムスでロング・ゴーン・ロンサム・ブルースです。


ハンクお得意のブルースです。「わたし寂しいの〜」。分かるかな〜?

では和訳です。

I went down to the river to watch the fish swim by
But I got to the river so lonesome I wanted to die, oh Lord
And then I jumped in the river, but the doggone river was dry
She's long gone, and now I'm lonesome blue

俺は川に行って、魚が泳ぐのを見ている。
川に着いたら寂しすぎて死にたくなった。
川に飛び込んだが、皮は干上がっていた。
彼女は長い事いない、そして俺は寂しいのさ。

I had me a woman who couldn't be true
She made me for my money and she made me blue
A man needs a woman that he can lean on
But my leanin' post is done left and gone
She's long gone, and now I'm lonesome blue

素直になれない女がいた。
彼女は俺の金を貪り、俺をブルーにさせた。
男は、頼れる女が欲しいってもんだ。
だけど俺の釣竿ポストはもう行っちまった。
彼女は長い事いない、そして俺は寂しいのさ。

I'm gonna find me a river, one that's cold as ice
And when I find me that river, Lord I'm gonna pay the price, oh Lord
I'm goin' down in it three times, but Lord I'm only comin' up twice
She's long gone, and now I'm lonesome blue

川を見つけてやるさ、氷のように冷たい川さ。
そんな川を見つけたら、俺は代償を払ってやるさ。
2回は上がるが、3回目はもう沈んだままになってやる。
彼女は長い事いない、そして俺は寂しいのさ。

She told me on Sunday she was checkin' me out
Long about Monday she was nowhere about
And here it is Tuesday, ain't had no news
I got them gone but not forgotten blues
She's long gone, and now I'm lonesome blue

彼女は日曜日に俺に言った、彼女は俺を調べてた。
月曜日は彼女はどこにもいなかった。
そして火曜日、何の知らせもない。
取っても取れないブルースがついてきちまった。
彼女は長い事いない、そして俺は寂しいのさ。

こんな感じです。

寂しくてやり切れない思いが切々と語られています。仕舞いには川に飛び込むってんですからね。

ハンクが長年患っていた背中の痛みもあってか、雰囲気が切ないです。

今日はこの辺でお時間です。

ではまた。

2016年9月4日日曜日

Little Richard - Good golly, Miss Molly

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、名久井翔太です。どうぞよろしく。

今日は北綾瀬のブックオフに行って、ブルース・スプリングスティーンのデビュー・アルバム「アズベリーパークからの挨拶状」をゲットしました。

全体を通しての感想は、ボブ・ディランの影響が出ているな、と思いました。歌詞も他のラブソングとは違う、哲学的でもあり抽象的でもありました。

私が言えた事ではないですが、こういう曲とは全く縁のない人が聴くと「⁇⁇⁇」となる事間違いなしです。

解説とか和訳を見たら、「他人の観察」といった感じです。

マンフレッド・マンの曲、「光で目がくらみ」や、「おまえのために」は何となく「明日なき暴走」や「涙のサンダー・ロード」に繋がるものを感じました。

ひとつ勉強になりました。

では後半の洋楽和訳のコーナーです。

今日の洋楽

今日はリトル・リチャードでグッド・ゴーリー・ミス・モリーです。


リトル・リチャードの代表曲です。SBJもカバーしています。

では和訳です。

Good golly Miss Molly, sure like to ball.
Good golly, Miss Molly, sure like to ball.
When you're rockin' and a rollin' can't hear your momma call.

おやおや、ミス・モリー、お楽しみですな。
おやおや、ミス・モリー、お楽しみですな。
あなたがロックしてると、お母様のお呼び出しもお聞きにならないんですね。

Good golly Miss Molly, sure like to ball.
Good golly, Miss Molly, sure like to ball.
When you're rockin' and a rollin' can't hear your momma call.

おやおや、ミス・モリー、お楽しみですな。
おやおや、ミス・モリー、お楽しみですな。
あなたがロックしてると、お母様のお呼び出しもお聞きにならないんですね。

From the early, early mornin' till the early, early night
You can see miss Molly rockin' at the house of blue light.
Good golly, miss Molly, sure like to ball.
When you're rockin' and a rollin' can't hear your momma call.

早朝から夕方まで、
皆様青いライトの家でミス・モリーがロックしてロールしてるのをご覧になれますよ。
おやおや、ミス・モリー、お楽しみですな。
あなたがロックしてると、お母様のお呼び出しもお聞きにならないんですね。

I am going to the corner, gonna buy a diamond ring.
When she hugs me and kiss me make me ting-a-ling-a-ling
Good golly, Miss Molly, sure like to ball.
When you're rockin' and a rollin' can't hear your momma call.

角まで行ってダイヤの指輪を買うんですよ。
ミスが抱きしめてキスしたらば、もう私はチリンチリン鳴りっぱなしですよ。
おやおや、ミス・モリー、お楽しみですよ。
あなたがロックしてると、お母様のお呼び出しもお聞きにならないんですね。

Good golly Miss Molly, sure like to ball.
Good golly, Miss Molly, sure like to ball.
When you're rockin' and a rollin' can't hear your momma call.

おやおや、ミス・モリー、お楽しみですな。
おやおや、ミス・モリー、お楽しみですな。
あなたがロックしてると、お母様のお呼び出しもお聞きにならないんですね。

こんな感じです。

ミス・モリーに骨抜きにされてる男の歌です。

House of blue lightsは未だどうなのかは分からないですが、Blueというのは「淫らな」という意味もあります。となると、この曲はミス・モリーの現場も見ている事になりますね。

大体、ロックンロール自体が「一発ヤる」という意味の隠語でもあるんですよ。それがもう広くアメリカのティーンエイジャーの心をグッと掴んだんですからね。

人間、どんなにその気が無いように装っていても、根底はその類のものには興味があるってもんです。事実、私もそうです。だって、それしなかったら生命は絶滅する一方ですからね。その類のものに興味があるのは別に咎められるものでは無いんです。ただ、四六時中そんな事を考えてる、というのもいかがなものかとは思いますが。

今日はこの辺でお時間です。

ではまた。