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2016年3月2日水曜日

Jerry Lee Lewis - Fools like me

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやってまいりました。進行は、月曜日会社の車のラジオからジョージ・ハリスンの歌が流れて元気をもらった名久井翔太です。どうぞよろしく。

月曜日は午後の4時から仕事で、一箇所目は16:45から18:30、二箇所目は21:15から翌朝5:00までやっとりました。二箇所目の移動中にラジオからジョージ・ハリスンの曲が車のラジオから流れたんですが、ビーチボーイズのブライアン・ウィルソンが、まず「My Sweet Lord」を歌ってました。

ビーチボーイズとビートルズは国は違えど、実は互いを意識していた節があります。

なんと言っても、ポール・マッカートニーとブライアン・ウィルソン。誕生日が2日しか違わないんです。ポールは1942.06.18生、ブライアンは1942.06.20生。

それに二人共稀代のメロディーメイカー。ポールは「ヘイ・ジュード」や「レット・イット・ビー」といった、それこそ世界の皆が知っている曲を作り上げてます。一方のブライアンも、『ペット・サウンズ』というアルバム自体をほぼ自分のプロデュースで売り出したぐらいです。このアルバムには当時賛否両論の意見がつけられたものの、それまでの曲作りにはなかった斬新なスタイルを作り上げました。

全然ジョージと関係ない話になっちゃいましたね。とにかくブライアンがジョージの歌を歌って、すごい、と思った話でした。

という訳で後半のコーナーではジョージの曲…ではないです。また今度ということで。

今日の洋楽

今日はジェリー・リー・ルイスでフールズ・ライク・ミーです。


ジェリーのデビューシングルはカントリー&ウエスタンの曲で、Crazy Armsというレイ・プライスの曲ですが、このFools Like Meもカントリー風の歌です。ジェリーの激しい一面しか知らない人にとっては物足りないかもしれませんが、案外こういうゆったりとした歌も良いもんだ、と思ってくれれば幸いです。

では和訳です。

Everybody tells me love is blind 
Maybe so but I refuse to see
Everybody tells me the things you do 
I don't care cause I'm a fool for you

愛は人を盲目にするというけれど、
俺はそんな事実受け入れたくない。
君のする事についてみんなあれこれ言うけど、
俺は気にしない、俺は君の愚か者だから。

It doesn't really matter what you are, 
It only matters what you are to me
Maybe I'm not wise enough to see 
But where would love be without fools like me

君が何者かなんて関係ない。
俺にとって君はなんなのかが大事なんだ。
俺は全てが分かるほど賢くはない、
けど俺のような愚か者がいなければ、愛はどこに成り立つのだろう。

Maybe lovin' you that's not so smart 
And maybe bein' you break my heart
I really should've loved you but I'd knew 
And I can't stop cause I'm a fool for you

君を愛するのは賢い事ではないかもしれない。
君と一緒にいれば俺の心は砕けてしまう。
俺は本気で君を愛すべきだったと思う。
そして俺は君への思いが止まらないんだ、俺は君の愚か者だから。

I only hope this kind of love is real 
Cause I can't ever change the way I feel
And maybe maybe I'm not wise enough to see 
But where would love be without fools like me

この愛は本物だとただ望むだけさ。
この気持ちに嘘などつきたくはないから。
俺は全てが分かるほど賢くはない、
けど俺のような愚か者がいなければ、愛はどこに成り立つのだろう。

こんな感じです。

君のためなら全てを許しても構わない、というか、そんな感じの歌です。

この辺でお時間が来たようです。次はまた土曜日お会いしたいと思います。

ではまた。


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