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2024年4月25日木曜日

Dolly Parton - I will always love you

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、名久井翔太です。どうぞよろしく。

このブログを見ていて、最近、女性のアーティストをやけに多く紹介しているな、と思われた方。

そうです。意図的に紹介しています。

今までこのブログで取り上げていたアーティストが、ほとんど男性ばかりだったんですね。

2022年時点で過去に女性アーティストで取り上げていたのが以下の人たちです。(ソロアーティストのみ。グループ等は除く)

Aretha Franklin アレサ・フランクリン
Brenda Lee ブレンダ・リー
Cilla Black シラ・ブラック
Ethel Waters エセル・ウォーターズ
Janice Ward ジャニス・ウォード
Joan Baez ジョーン・バエズ
Joni Mitchell ジョニ・ミッチェル
Karla Bonoff カーラ・ボノフ
Laura Nyro ローラ・ニーロ
Linda Scott リンダ・スコット
Nancy Sinatra ナンシー・シナトラ
P. P. Arnold P. P. アーノルド
Wanda Jackson ワンダ・ジャクソン

このうち、特に黒人女性で取り上げているのが圧倒的に少ない。アレサ・フランクリン、エセル・ウォーターズ、P. P. アーノルドぐらいでした。

という現状を鑑みて、このブログの更なる発展の為に、最近女性アーティストを頻繁に紹介している、という訳です。

有名どころからあまり知られていない人まで、知名度に関係無く、このブログは色んな人を取り上げます。じゃないとこの世の洋楽全部和訳出来ないからね。

と言うわけで、今日も女性アーティストの曲を和訳していきます。

今日の洋楽

今日はホイットニー・ヒューストンのバージョンでもお馴染み、ドリー・パートンでアイ・ウィル・オールウェイズ・ラヴ・ユーです。




ドリー・パートン作曲です。1974年のアルバム『ジョリーン』収録曲です。また、同年シングル発売され、全米1位を記録しました。

ドリー・レベッカ・パートン(Dolly Rebecca Parton)は1946年1月19日、テネシー州セビア郡生まれのシンガーソングライターです。

主にカントリーの分野で活動していますが、1955年のデビュー以降3,000曲を作るという多作のシンガーソングライターで、歌手以外にも女優や作家や慈善活動家としても活動しています。そして目を引くのが、豊かな…(ゥワ〜ォ)。

9歳の頃にラジオ番組に出演して活動を始めます。1959年、13歳の時にシングル「パピー・ラブ」でデビュー、そして「グランド・オール・オープリー」に出演します。

1964年高校卒業後にナッシュビルに移り、作曲家として活動します。ビル・フィリップス「プット・イット・オフ・アンティル・トゥモロー」、スキーター・デイヴィス「フューエル・トゥ・ザ・フレイム」等を作り、ヒットさせます。

バブルガム・ポップ・シンガーとしても活動するなど迷走していましたが、1967年にポーター・ワゴナーとデュエットを組んで活動します。最初のシングル「ザ・ラスト・シング・オン・マイ・マインド」は、カントリーチャートのトップ10入りを果たします。

並行してソロ活動も行いますが、中々曲がヒットしませんでした。1974年のソロのシングル「ジョリーン」がヒットしたのをキッカケに、ポーター・ワゴナーとのデュエットを解消する事を決意します。その時の心情を歌ったのが「アイ・ウィル・オールウェイズ・ラヴ・ユー」でした。

やがてカントリーの垣根を超えた音楽活動をするようになり、ポップやR&Bのカバーを発表します。1986年にはドリーウッドというテーマパークをオープンさせます。

1992年のグラミー賞年間最優秀ポップボーカル・パフォーマンス部門をホイットニー・ヒューストンが勝ち取った時、ドリー・パートンがホイットニーの名前を発表したシーンがありましたが、こんな事あるの、と思いました。

YouTubeで見たんですが、「オールウェイズ・ラヴ・ユー」は元々ドリー・パートンの曲ですが、オリジネイターが発表する事になるとは、と思いました。まるでホイットニーが受賞する事が分かってたんでないか、と思わざるを得ませんでした。

その後も活動を続けています。2022年にロックの殿堂入りをしました。

前述した通り、これは男女の別離を歌った歌ですが、日本ではホイットニーのバージョンの、特に最後の盛り上がりの所がクローズアップされていて「愛の歌」というイメージが強すぎる節があります。確かにそれも悪くないですが、一回この曲がどんな曲なのかを、深掘りしてみるのも良いんではないでしょうか。

では和訳です。

If I should stay

I would only be in your way

So I'll go, but I know

I'll think of you each step of the way

And I will always love you

I will always love you


私がこのまま残るなら、

貴方の邪魔になるだけでしょう。

だから私は行くわ、でも私は分かってる、

歩く度に、貴方のことを思うって。

貴方をずっと愛してるわ、

貴方の事をずっと。


Bitter-sweet memories

That's all I am taking with me

Good-bye, please don't cry

We both know that I'm not

What you need

I will always love you

I will always love you


苦くも甘い思い出、

私はこれを持って行くわ。

さようなら、泣かないで、

貴方に必要なのは私じゃ無かったのよ。

貴方をずっと愛してるわ、

貴方の事をずっと。


I hope life, treats you kind

And I hope that you have all

That you ever dreamed of

And I wish you joy

And happiness


貴方の人生が優しさをもたらす事を祈るわ、

貴方の夢見てた物が手に入る事も祈るわ。

貴方の喜びや幸せを祈ってるわ。


But above all of this

I wish you love

And I will always love you

I will always love you

I will always love you


でもそれら全てを、

貴方が愛しますように。

貴方をずっと愛してるわ、

貴方の事をずっと。


こんな感じです。

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