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2015年7月22日水曜日

ザ・タイガース - 730日目の朝 バンブラ

こんばんは、名久井翔太です。

早速、今日のGSです。

今日のGS

今日はヒューマンルネッサンス3曲目で、「730日目の朝」です。


加橋かつみの作です。

この曲は恋の芽生えがテーマですが、色々と考えさせられるものがあります。

まず、このアルバムが発売されたのが1968年11月25日。トッポがタイガースを脱退、失踪するのが翌年3月。時期的にもタイガースのメンバー同士、特にジュリーとトッポの雰囲気が悪くなっている時です。

デビュー当初は激しい喧嘩も互いには起こらなかったものの、アイドル的な扱われ方に嫌気がさしているトッポは、「どんな仕事にも文句は言わずやる」というようなスタンスのジュリーに段々敵意を抱くようになりました。

そして当時から洋楽でも反戦をテーマにした音楽が売り出されるようになり、日本でも流行るようになりました。そんな中で、アーティスティックな活動をしたかったトッポは、タイガースで平和や愛をテーマにしたアルバムが作りたい、でなければタイガースを辞める。そうして出来たのがヒューマンルネッサンスです。

また、この頃、トッポには憧れの人がいました。六本木にブティック「ベビードール」を経営していた川添梶子という人です。どういう経緯かはわからないですが、愛称が「タンタン」というそうです。

因みに加橋かつみがトッポと呼ばれているのは、ネズミのキャラクター「トッポジージョ」に似てることからです。その経緯で僕はお菓子のトッポが好きです。なんつって。

その様な出来事から、とにかく自由に憧れてた730日目の朝が出来たわけです。

次の青い鳥でも話が繋がってしまうから不思議です。見事な伏線だと思います。

ではまた。


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