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2016年4月3日日曜日

Paul Jones - Free me

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、北綾瀬のブックオフに行っても収穫が無かった名久井翔太です。どうぞよろしく。

2-3ヶ月周期で行っております。前回、前々回と行ったら尾崎紀世彦さんのアルバムを手に入れた、というのをこのブログでも書きました。

でも二度あることは三度ある、という事もないだろうな、と何となく思っておりましたら、やはりありませんでした。前回までが運が良かっただけの話でした。

では洋楽和訳のコーナーです。

今日の洋楽

今日はポール・ジョーンズで傷だらけのアイドルです。


ジョン・ポール・ジョーンズはレッド・ツェッペリンですよ。

ポール・ジョーンズは名門マンフレッド・マンのボーカリストです。昔ローリングストーンズのボーカリストになってたかも知れないお方です。

1966年にソロ活動を始めますが、歌手活動と並行して、俳優としても活躍します。映画「傷だらけのアイドル」で主演を務めます。

マンフレッド・マンは現在リーダーのマンフレッド・マンのグループと元メンバーが集まったグループとで分裂していますが、ポール・ジョーンズは後者の方で活動しています。

この傷だらけのアイドルという曲は、ザ・タイガースがライブのレパートリーとしていることも実は有名な話です。

では和訳です。

I see it all before me
My past of restless wander
My days and nights of torment 
A world of misery

僕は全てを前に見てきた。
終わりの無い放浪、
苦しみの日々、
非情なる世界。

The bonds of retribution 
Now laid so carefully 
I cannot shed my brain 
So easily

天罰のための鎖は、
静かに横たえられた。
僕はまだ死ぬわけにはいかない、
簡単に死んでたまるものか。

My spirit's broken
No will to live
My body's all achin' 
My hands all died

僕の魂は砕けた。
生き続ける意思も無い。
僕の体はズタボロ。
手も既に動かなくなった。

I need my freedom
Not your sympathy 
Look! You needn't love me
Just set me free
Come on, please set me free
Set me free

僕は自由が欲しいんだ。
君の同情なんかいらない。
君は僕を愛する理由なんか無かったんだね。
なら僕を自由にしてくれ。
頼む、いい加減自由になりたいんだ。

Is there a way out for me
I kneel before you helpless
Is there somebody out there
To take a chance for me

僕にここから抜ける道はあるのだろうか?
跪くから頼む、助けて欲しい。
誰か外に、
僕にチャンスをくれる人はいるのだろうか?

I don't pretend to virgin
I don't ask anything 
But if you want to help me
My freedom's everything

潔白を証明するつもりはない。
たくさん頼むわけじゃない。
もし君が僕を、
僕の自由の全てを助けたいと思うなら。

My spirit's broken
No will to live
My body's all achin' 
My hands all died

僕の魂は砕けた。
生き続ける意思も無い。
僕の体はズタボロ。
手も既に動かなくなった。

If you want to help me 
Please tell me if you can 
What good is retribution 
Without of happiness

もし君が助けたいなら、
教えてほしい。
幸せが待っていないのなら、
こんな天罰たくさんだ。

こんな感じです。

英語の和訳を志す皆様にとっては一見難しい文章に見えます。でも訴えてるものが分かれば自ずと答えは見えてきます。

この辺でお時間とさせてください。次は水曜日の更新です。

ではまた。


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