このブログを検索

2022年10月6日木曜日

Johnny Cash - Further on up the road

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、名久井翔太です。どうぞよろしく。

前回まで秘境駅レポート・新潟編を4回にわたってお送りしてきました。今日からまた通常営業に戻ります。

さて、ありがたい事にたくさんリクエストをお寄せ頂きました。順番にご紹介していきたいと思います。

今日はこの曲です。

今日の洋楽

デクスターさんのリクエストで、ジョニー・キャッシュのファーザー・アップ・オン・ザ・ロードです。



ブルース・スプリングスティーン作曲です。2006年発売のアルバム『American V: A hundred highways』収録曲です。

ジョニー・キャッシュは2003年9月12日にこの世を去っています。上の動画を見て、声が弱々しくなっているのは、亡くなる数ヶ月前に録音され、体力も無くなってきていた時期だった為です。

色々な道を乗り越えた先で君と会おう、という歌です。奥さんのジューン・カーターに先立たれたのもあってか、この歌のテーマとこの時のジョニーの心境がマッチしているような気がします。

余談ですが、ボビー・ブランドが1957年に出したブルースの名曲に、同じタイトルのものがあります。

では和訳です。

Where the road is dark and the seed is sowed

Where the gun is cocked and the bullet's cold

Where the miles are marked in the blood and gold

I'll meet you further on up the road


道は暗く、種が蒔かれた所。

銃の撃鉄が起こされ、銃弾が冷たい所。

長い距離が血と黄金で印がつけられた所。

俺はこの道の先で君と会おう。


Got on my dead man's suit and my smilin' skull ring

My lucky graveyard boots and a song to sing

I got a song to sing, it keeps me out of the cold

And I'll meet you further on up the road.


死者のスーツに笑顔の髑髏の指輪をはめた。

幸運の墓地の靴に歌う歌もある。

寒さから身を守る歌がある。

俺はこの道の先で君と会おう。


Further on up the road

Further on up the road

Where the way is dark and the night is cold

One sunny mornin' we'll rise I know

And I'll meet you further on up the road.


この道の先で、

この道の先で。

道が暗く、夜が寒い所。

ある晴れた日に、俺は起きて知るだろう。

俺はこの道の先で君と会おう。


Now I been out in the desert, just doin' my time

Searchin' through the dust, lookin' for a sign

If there's a light up ahead, well brother I don't know

But I got this fever burnin' in my soul


俺は砂漠に放り出され、刑期を勤めている。

埃の中、信号を探し回っている。

そこに灯りがあるのなら、でも俺は分からないだろう。

でも俺の心の中で燃え上がるものがあるんだ。


Further on up the road

Further on up the road

Further on up the road

Further on up the road


この道の先で。


One sunny mornin' we'll rise I know

And I'll meet you further on up the road


ある晴れた日に、俺は起きて知るだろう。

俺はこの道の先で君と会おう。


こんな感じです。

今日はこの辺でお時間です。洋楽和訳のリクエスト・感想ございましたらコメントくださいませ。

ではまた。

0 件のコメント:

コメントを投稿