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2023年12月24日日曜日

Lonnie Johnson - Mean old bed bug blues

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、名久井翔太です。どうぞよろしく。

今日はクリスマスイブですね。

クリスマス、といえば、テレビやラジオではクリスマスソングを頻繁に流しています。そしてこのブログでは相変わらず、「クリスマスにはThe CatsのScarlet ribbonsを聴こう運動」という名の下に発信をしたいと思います。

私自身も今月はあらゆるタイミングで聴いてきました。なんぼ聴いてもええですからね。

The Cats本人だけでなく、そのトリビュートバンド「Tribute to The Cats Band」の演奏も素晴らしいですので、よろしければ一度聴いてみて下さい。

では、洋楽和訳のコーナーです。

今日の洋楽

今日はロニー・ジョンソンでミーン・オールド・ベッドバッグ・ブルースです。



ジョー・デイヴィス作曲です。1927年の録音です。

Bedbugはトコジラミ、南京虫の事を指します。トコジラミが俺の体を食い漁って、酷い目に合わせるんだ、という歌です。

このブログの、おそらく2回前の更新の時は1990年代の曲で、前回は1960年代、今回は1920年代の曲です。

一体どこを目指してるのかって?フフフ、私もそう思いました。笑

では和訳です。

Man, a bedbug sure is evil, he don't mean me no good.

Man, a bedbug sure is evil, he don't mean me no good.

He thinks I'm a woodpecker, and he takes me for a chunk of wood.


トコジラミってのは酷い、悪い奴なんだ。

トコジラミってのは酷い、悪い奴なんだ。

奴はキツツキだと勘違いして、俺を丸太だと思ってるんだ。


When I lay down at night, I wonder how can a po' man sleep.

When I lay down at night, I wonder how can a po' man sleep.

When some holdin' your hands, while the other ones eat your feet.


夜寝ると、こんな貧乏な男どうやって寝れるのかを考える。

夜寝ると、こんな貧乏な男どうやって寝れるのかを考える。

手を握ってる間、他の奴が足を食ってやがるんだ。


Bedbugs big as a jackass, will bite you and stand and grin.

Bedbugs big as a jackass, will bite you and stand and grin.

And drink up all the bedbug poison, then come back and bite you again.


ロバみたいにでかいトコジラミは、お前を食って笑わせるんだ。

ロバみたいにでかいトコジラミは、お前を食って笑わせるんだ。

トコジラミの毒を飲ませて、またお前を喰らいに行くんだ。


Something was moanin' in a corner, I tried my best to see.

Something was moaning in a corner, then I walked over to see.

It was the mother bedbug prayin' to the good Lord, for some mo' to eat."


何かが朝嘆いてた、俺は一目見ようとした。

何かが朝嘆いてた、だから歩いて見に行ったんだ。

それは母トコジラミだった、食い物を恵んでいたんだ。


I have to set up all night long, my feet can't touch the floor.

I have to set up all night long, my feet can't touch the floor.

'Cause the mean old bedbug told me, that I can't sleep there no more.


一晩中起きてなきゃいけない、床の上にも立てやしない。

一晩中起きてなきゃいけない、床の上にも立てやしない。

最悪なトコジラミが言いやがった、俺はここではもう寝られないんだと。


こんな感じです。

今日はこの辺でお時間です。洋楽和訳のリクエスト・感想ございましたらコメントくださいませ。

ではまた。

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