こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、名久井翔太です。どうぞよろしく。
4月29日のライブ、無事終えました。
日頃お世話になってる東中野にあるライブハウス「MUSIC SHED YES!」様にて、「オトナの音楽研究会vol.13」に、先日出演しました。
当日は私含めて6組の出演者がいました。ピアノの弾き語りあり、フォークデュオあり、バンドありと、毎度毎度バリュエーション豊かなライブでございました。
私は一番最初でした。一番最初なのは楽ですね。出番終わったら後はライブ楽しむだけですから。
当日の私のセットリストは以下の通りです。
•Del Shannon - Handy man (orig=Jimmy Jones)
•The Everly Brothers - Keep a knockin’ (orig=Little Richard)
•The Merseybeats - Wishin’ and hopin’ (orig=Dionne Warwick)
•Gene Vincent - Over the rainbow (orig=Judy Garland)
•Bob Dylan - Never let me go (orig=Johnny Ace)
•The Police - Message in a bottle
•Michael Jackson - They don’t care about us
大きなポイントは、なんといってもマイケル・ジャクソンの曲をやった事だと思います。
今回やった曲はジョン・レノンの「平和を我らに」のようなラップっぽい曲なので、似たような言葉の羅列が特徴的な曲です。途中で歌ってて「あ、これ平和を我らにと同じだ」と思うと、幾分か楽になりました。
見事に自分のレパートリーになった気がします。
という訳で楽しく出来ました。
では、今日の洋楽和訳のコーナーです。
今日の洋楽
今日はヴァレリー・ジューンでワーキング・ウーマン・ブルースです。
ヴァレリー・ジューン作曲です。2013年のアルバム『プッシング・アゲインスト・ア・ストーン』収録曲です。
ヴァレリー・ジューン・ホケット(Valerie June Hockett)は、1982年1月10日、テネシー州ジャクソン生まれの歌手です。
オバマ大統領も魅了した歌手で、ブルースやフォーク、ゴスペル、ブルーグラスを内包する音楽性は唯一無二といわれています。
幼い頃からゴスペルやR&Bに触れ、2000年に当時の夫とベラ・サンというユニットで音楽活動を始めました。後にユニットは解消、ヴァレリー自身も離婚してソロで活動を始めます。
2010年にアメリカのバンド、オールド・クロウ・メディスン・ショーとコラボして、EP『ヴァレリー・ジューン・アンド・ザ・テネシー・エクスプレス』を発表しました。
2013年にアルバム『プッシング・アゲインスト・ア・ストーン』を発売します。これが評価を受けて、ミシェル・オバマからホワイトハウスに招待されます。
2021年のアルバム『ザ・ムーン・アンド・スターズ』の曲「コール・ミー・ア・フール」では、「B-A-B-Y」のヒットを持つカーラ・トーマスとコラボしています。
現在も活動を続けています。
ずっと働き通しで、女性らしい事が出来ていない女の歌です。
では和訳です。
I ain't fit to be no mother
I ain't fit to be no wife yet
I been workin' like a man, y'all
I been workin' all my life, yeah
All my life, y'all
All my life, yeah
私には母親になる資格が無い、
私には妻になる資格も無い。
私は男のように働いている、
ずっと働いているわ。
私の人生全て。
There ain't no dinner on the table
Ain't no food in the 'frigerator
I'll go to work and I'll be back later
I go to work said I'd be back later
テーブルに夕食は置かれて無い、
冷蔵庫には食べ物も無い。
働きに行くから、後でね。
働きに行くから、後で戻るわね。
'Cause I been workin' like a man, y'all
I been workin' all my life, yeah
All my life, y'all
All my life, yeah
私は男のように働いている、
ずっと働いているわ。
私の人生全て。
Lord, you know I'm a good looking woman
Lord, you know I'm a good looking girl
If you want to give me something
Anything in this great big world, yeah
神様、私が綺麗なの知ってるでしょ。
神様、私が綺麗なの知ってるでしょ。
あなたが私に何かあげたいなら、
この大きい世界にある物なら良いわ。
Lord, you know that I am ready
For my sugar, my sugar daddy
Lord, you know that I am ready
For my sugar, my sugar daddy
私は準備出来てるわ、
愛しの彼氏の為に。
私は準備出来てるわ、
愛しの彼氏の為に。
こんな感じです。
あなたのお名前何ァんて由来のコーナー、今回はValerie June HockettのラストネームHockettを紹介します。ValerieもJuneも以前紹介しました。Valerieは「健康、強さ」、Juneは「女神ジュノー」から取られています。
Hockett
「羊小屋の住人」という意味で、くぼみや深い場所を意味する「hocc」から取られた。11世紀ごろのイギリスで誕生した。
という事で、この方の先祖は牧場をやっていたのかもしれません。
名前が早くも揃いました。
Valerie June Hockettというこの方の名前には、「女神ジュノーのように美しく健康な羊飼いになって欲しい」という願いが込められているのかもしれません。
今日はこの辺でお時間です。洋楽和訳のリクエスト・感想ございましたらコメントくださいませ。X(旧Twitter)も宜しくお願い致します。IDとかは上に書いてます。
ではまた。
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