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2018年7月18日水曜日

Simon and Garfunkel - Wednesday morning, 3 A.M.

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、名久井翔太です。どうぞよろしく。

早速、Weeksong特集と参りましょう。今日は水曜日です。

今日の洋楽

水曜日の今日は、サイモン&ガーファンクルで「水曜の朝、午前3時」です。



ポール・サイモン作曲です。1964年のデビューアルバム『水曜の朝、午前3時』収録曲です。

この頃はまだ、演奏される楽器といえば、ポール・サイモンのギターだけで、後は2人のボーカルのみという状況でした。このアルバムも、ビル・リーというベーシストがアコースティックベースで、そしてバリー・コーンフェルドがアコースティックギターで参加して、ドラムスやキーボード、エレキギターは登場していません。

あの有名な「サウンド・オブ・サイレンス」もこの時代に作られたもので、後にバンドサウンドにアレンジされるという遍歴があります。

そんな中、「水曜の朝、午前3時」がこの時代に作られる訳ですが、アコギとボーカルのみの編成でも十分に切ないメロディーが流れてきます。

では和訳です。

I can hear the soft breathing

Of the girl that I love

As she lies here beside me

Asleep with the night

And her hair, in a fine mist

Floats on my pillow

Reflecting the glow

Of the winter moonlight


愛する人の、

柔らかい吐息が聞こえる。

夜、私の隣で、

彼女は眠っている。

そして私の枕に漂う、

彼女の良い髪の香りが、

冬の月明かりに反射している。


She is soft, she is warm

But my heart remains heavy

And I watch as her breasts

Gently rise, gently fall

For I know with the first light of dawn

I'll be leaving

And tonight will be

All I have left to recall


彼女は柔らかい、優しい人。

だけど私の心に深く突き刺さっている。

彼女の胸が静かに、

上下しているのを見ている。

夜明けが来れば、

私はここを去るのだ。

今夜は、

私に残された思い出になるだろう。


Oh, what have I done,

Why have I done it?

I've committed a crime,

I have broken the law

For twenty-five dollars

And pieces of silver

I held up and robbed

A hard liquor store


私は何をしたんだ、

どうしてしたんだ?

私は過ちを犯した、

法律を破った。

25ドルと、

何枚かの銀貨のために、

私は酒屋に強盗に入ったのだ。


My life seems unreal,

My crime an illusion

A scene badly written

In which I must play

Yet I know as I gaze

At my young love beside me

The morning is just a few hours away


私の命は本物なのだろうか、

私の罪も偽物であってほしい。

この酷い劇に、

私は出ただけなのだ。

それでも、私は見ている、

私の側にいる可愛い彼女を。

後何時間かすればもう朝が来るのだ。


こんな感じです。


罪を犯し、やがて別れが来るときの男の心情を歌った歌です。


今日はこの辺でお時間です。洋楽和訳のリクエスト・感想ございましたらコメントくださいませ。


ではまた。

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