このブログを検索

2016年3月27日日曜日

Arthur Alexander - You better move on

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、津田沼のブックオフでロイ・オービソンを見つけた名久井翔太です。どうぞよろしく。

今回の収穫は、ロイ・オービソンの3枚目のアルバム、『クライング』です。しかも紙ジャケ。


全米で21位を記録したアルバムで、大ヒットした「クライング」、「ラヴ・ハーツ」、「ランニング・スケアード」を始め、ロックンロールの「ダンス」やヴェルヴェッツのセルフカバー「愛しのラナ」、プラターズの「グレート・プリテンダー」を収めています。

アルバムの後半6曲はロイ・オービソンとジョー・メルソンのオリジナルです。

「ダンス」という曲は、コード進行はロックンロールでありながらも、ストリングスが入るあたり、ただのロックンロールではないバラード風の曲に仕上げています。

ロックンロールというと明るいイメージがありますが、ロイの歌声とアレンジだと少し切なく感じさせます。

機会がありましたらお求めくださいまし。

では後半の洋楽和訳コーナーです。

今日の洋楽

今日はアーサー・アレキサンダーのユー・ベター・ムーヴ・オンです。


ロイは明るめの曲でも切なく聴こえます。同じ切ないでも、アーサー・アレキサンダーの場合は知られている曲自体の雰囲気が切ないです。

どう切ないのか、和訳を見るだけでは分からないので実際に聴いてみてください。

You ask me to give up the hand of the girl I love
You tell me I'm not the man she's worthy of
But who are you to tell her who to love?
That's up to her, yes, and the Lord above
You better move on

お前は、俺が好きな娘を諦めろ、と言う。
俺はあの娘に相応しくない、とも言う。
だかお前にあの娘の愛する人を決められる、と言うのか?
いや出来はしない、それは彼女が決める事だ。
だからお前は出て行け。

Well, I know you can buy her fancy clothes and diamond rings
But I believe she's happy with me without those things
Still you beg me to set her free
But, my friend, that will never be
You better move on

お前が綺麗な服やダイヤの指輪を買えるのは知ってる。
だが俺は知ってる、そんなもの無くても彼女は俺といて幸せなんだと。
お前が俺に彼女を手放せと言われても、
それは無理な相談だ。
だからお前が諦めろ。

I can't blame you for lovin' her
But can't you understand, man, she's my girl?
And I'm never gonna let her go
'cause I love her so

お前が彼女を愛してるのを咎めるつもりは無い。
だが知らないのか?彼女は俺の女の子。
俺は彼女を放すつもりなどない。
俺は彼女を愛してるから。

I think you better go, now, I'm gettin' mighty mad
You ask me to give up the only love I've ever had
Maybe I would, oh, but I love her so
Never gonna let her go
You better move on (you better move on)

お前はもう行った方が良い、俺はだんだんと腹が立ってきた。
お前は俺の唯一の彼女を手放せと言う。
そうするかも知れないが、だが俺はあの娘を愛してる。
手放すつもりなどない。
だからお前は諦めろ。

こんな感じです。

金にものを言わせて好きなあの娘を奪おうとするも、「あの娘は俺を愛してるから諦めろ」と強く言う男の歌です。

が、全体的な雰囲気が暗めなので、強く言ってるつもりでもどこか自信無さげに聴こえます。

と言う訳で今日は切ない雰囲気でお送りしました。

お時間が来たようです。次は水曜日の更新です。

ではまた。

2016年3月26日土曜日

The Tremeloes - Words (Don't come easy)

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、名久井翔太です。どうぞよろしく。

さて、もうすぐ4月ですね。早かったこと早かったこと。

…と言う訳で話すネタが無いので早速洋楽和訳のコーナーです。

今日の洋楽

今日はトレメローズでワーズという曲です。


トレメローズのヒット曲の半分以上はカバーです。このワーズも元はF. R. Davidという人のカバーです。

でもトレメローズがカバーをやるとオリジナルより出来が良いですね。サイレンス・イズ・ゴールデンとかハウスパーティーとか。

では和訳です。

Words don't come easy to me
How can I find a way
To make you see I love you
Words don't come easy

言葉がすぐに出てこない。
君に、愛してるって伝えるために
僕はどうしたら良いんだろう?
言葉がすぐに出てこない。

Words don't come easy to me
This is the only way
For me to say I love you
Words don't come easy

言葉がすぐに出てこない。
僕が君に愛してるって伝えるために、
唯一の方法がこれなんだ。
言葉がすぐに出てこないから。

I am just a music man
Melodies are for my best friend
But my words are comin' out wrong, girl
I reveal my heart to you
Hope that you believe it's true, 'cause

僕は音楽人間。
メロディーは僕の友達さ。
でも言葉は間違って伝えられてしまう。
思った事を言いたいんだ。
信じてほしい、これが本当なんだって。

Words don't come easy to me
This is the only way
For me to say I love you
Words don't come easy

言葉がすぐに出てこない。
僕が君に愛してるって伝えるために、
唯一の方法がこれなんだ。
言葉が簡単に出てこないから。

This is just a simple song
That I made for you on my own
There's no hidden meaning, you know, when I
When I say I love you
Please believe, I really do 'cause

これはシンプルな歌、
僕が君のために作ったんだ。
何も深い意味は無いんだ、
僕が愛してる、っていうときは。
お願いだから信じて、本気だから。

Words don't come easy to me
This is the only way
For me to say I love you
Words don't come easy

言葉がすぐに出てこない。
僕が君に愛してるって伝えるために、
唯一の方法がこれなんだ。
言葉がすぐに出てこないから。

It isn't easy, words don't come easy

簡単じゃ無いんだ、言葉で言うのって。

Words don't come easy to me
How can i find a way
To make you see I love you
Words don't come easy  

言葉がすぐに出てこない。
君に、愛してるって伝えるために
僕はどうしたら良いんだろう?
言葉がすぐに出てこない。

こんな感じです。

音楽ばかりの人生で生きてきたから言葉にできない、みたいな感じです。小田和正か!と曲に突っ込みを入れるのは野暮ってもんですよ。

今日は短めで終わります。次は日曜日の更新です。明日はネタ出来るかな?

ではまた。

2016年3月22日火曜日

The Five Satins - A million to one

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、最近体重が66,7キロの名久井翔太です。どうぞよろしく。

先月は結構激務だったもので、1日1食の時が多々ありました。その結果今年始めに計って、70,1キロあった体重がいつの間に66キロぐらいにまで落ちました。

お腹もゆるんで、頬も少し痩せすぎの人みたいに影が出来たり。あまり体重が落ちちゃったら好きな人をお姫様抱っこ出来なくなってしまいますよ。嬉しいようやら嬉しく無いようやら。

先日ネットサーフィンをしてましたら、「シンデレラ体重」なるワードが出てきました。

どういうものかというと、最近の女子高生が目指している体重の計算式の事を指すそうです。

「身長×身長×20×0.9」で出た体重がシンデレラ体重だそうです。ちなみに適正体重は「身長×身長×22」です。

私の身長178cmで例にすると、適正体重では「1.78x1.78x22=69.7048」となります。四捨五入すれば70キロが適正というわけです。

続いてシンデレラ体重。「1.78x1.78x20x0.9=57.0312」です。私の体重をシンデレラにするには、今よりも痩せていないといけないです。

ちなみに、タイガースの森本太郎さんは、20代の時のプロフィールでは身長178cm、体重は58kgです。太郎さんに限らず、タイガースのメンバーはみんな痩せていたんです。瞳みのるさんなんか165cm、48kg。165cmの場合のシンデレラ体重の求め方を計算しましたが、まさにタローもピーもシンデレラ体重。

でもダイエット=食事を抜く・とにかく運動をする、というイメージが強いですが、元来ダイエットは「心身ともに健康な状態を維持するための栄養管理」です。人間も植物と同じです。植物はきちんと水をやらないと枯れてしまいます。人間もきちんと食事して栄養を取らないと死にます。

女性の皆さん、綺麗になりたいという思いは分かりますが、くれぐれも生命に関わるような事や体を壊すようなダイエット、またはダイエットのしすぎはしないでくださいね。

むしろ私は痩せている人よりも少しぽっちゃりした人の方が好きですよ。

では後半の洋楽和訳コーナーです。

今日の洋楽

今日はザ・ファイヴ・サテンズで100万分の一、という歌です。


1958年に出たシングルですが、あまりヒットはしませんでした。が、最初高校生の時この曲の歌詞を探すのには、結構苦労はしなかった記憶があります。

苦労したのは今年に入って聴きたくなったんで探したら中々見つからない。それでもなんとか見つかりましたが。

では和訳です。

A million to one
The odds were against me
What could anyone do
When the chances at you
Were a million to one

100万分の1、
僕には勝ち目がない。
人は何が出来るだろう、
君と一つになれる確率が、
100万分の1だったら。

A shot in the dark
Is all I can show, dear
Is a tear and a sigh
The old college try
But it couldn't be done

暗闇から驚かすのが、
僕ができる全て。
最大限の努力をしたけど、
涙とため息ばかりで、
僕は何も出来なかった。

I knew I'd never come out ahead
I should have quit but instead
I kept on playing just for fun

僕には君にちかづくことなんて出来ない。
やめたほうが良いんだろうけど、
君との楽しみの為に僕は続けてきたんだ。

A million to one
Now I've learned my lesson 
Never gamble again
When the chances to win
Were a million to one

100万分の1、
もう僕は学んでいるのさ。
賭け事なんてもうしない。
勝てる見込みが、
100万分の1だったら。

A million to one

100万分の1

こんな感じです。

メロディーもロマンチックでありながら少し儚いイメージがあります。君との恋にかけているんだ、という男の歌です。

この辺でお時間でございます。次は土曜日の更新です。

ではまた。



2016年3月20日日曜日

Bill Haley - Hot dog, buddy, buddy

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、柏からバスで20分のブックオフまで行った名久井翔太です。どうぞよろしく。

柏の駅から行けるブックオフは3つあります。一つ目は近所のイトーヨーカ堂の中、二つ目は歩いて15分のところ、そして三つ目はバスを使わないと絶対に時間がかかるところにあります。三つ目の場所は大津ヶ丘というところです。

今日行った所は多分4,5回これまでに行っています。私の記憶の新しい所では、ブックオフとハードオフが合体した店舗、そしてそこでウラジーミル・ヴィソツキーのCDを買った所です。よく覚えてる、とみなさんはお思いでしょうが、私にとってはウラジーミルのCDを買ったのはすごくインパクトの強い出来事でしたからね。

そこで今日は『サヨナラ日劇★ウエスタンカーニバル Vol. 2』というCDを買いました。

有楽町には、現在は有楽町マリオンというビルが建っていますが、そこには昔、日本劇場(通称:日劇)という所がありました。

日本劇場ではその昔多くの若者を熱中させた「日劇ウエスタンカーニバル」なる音楽のステージが行われており、山下敬二郎や佐川満男といった和製ポップスの歌手やグループサウンズのバンドが熱狂的なイベントを繰り広げました。

その日本劇場が1981年に、老朽化のため取り壊しが決定し、それを機に和製ポップスの歌手の人たちや解散していたタイガースやスパイダース、ジャガーズ等が再結成を果たす、等話題を呼び、3日間行われたステージは全て満席だったそうです。

そのステージの模様を収めたのが『サヨナラ日劇★ウエスタンカーニバル』です。Vol 1-3までありますが、今日行った所はVol 2だけがありました。

シャープホークスは相変わらずめちゃくちゃなコーラスを聴かせていました。リキヤさんはドスを効かせたボーカルでワイルドに歌ってました。初めて聴く人は怖い、と思うかもしれませんが。でも唯一の難点は、ドゥ・ユー・ラヴ・ミーやホワッド・アイ・セイは収録してるのにオリジナルの遠い渚を収録してない所です。当日はやった、その映像も一部分だけですが私は見ています。なのに何故収録していないんだ、と思いました。

尾藤イサオさんはこのCDでは大ヒット作の「悲しき願い」の他に水原弘のヒット曲、知ってる人はもうトシだ、なんつって。

1978年に水原弘が亡くなっていましたが、故人の追悼の意で「黒い花びら」を歌っていました。サックスにブルーコメッツの井上大輔さんも参加して、ヘビーな演奏でした。

多分このシリーズを全部ブックオフで揃えるのは難しいと思います。それを考えるとめっけもんです。

というわけで後半の洋楽和訳のコーナーです。

今日の洋楽

今日はビル・ヘイリーでホット・ドッグ・バディ・バディです。


この映像はビル・ヘイリーとコメッツが出ていた"Don't Knock The Rock"という映画のシーンです。

この時のコメッツのメンバーは以下の通りです。

•ビル・ヘイリー (Bill Haley, vocal, rhythm guitar)
•フラニー・ビーチャー (Franny Beecher, lead guitar)
•ビリー・ウィリアムソン (Billy Williamson, steel guitar)
•ルーディ・ポンピリ (Rudy Pompilli, saxophone )
•ジョニー・グランド (Johnny Grande, piano)
•アル・レックス (Al Rex, bass)
•ラルフ・ジョーンズ (Ralph Jones, drums)

正直この曲に関してはこれといった意味というのはありません。単なる言葉遊びにしか過ぎないと思います。

ですが名久井青年、なんとかこの歌を和訳してやりました。

ではご覧下さい。

Cold as a codfish, hot as a coal
Hot dog buddy, well bless my soul
I'm a-rockin', rockin' on down the line
Hot dog buddy buddy, I hot dog all the time

タラみたいに冷たく、石炭みたいに熱い。
曲芸のニイちゃん、俺の心を清めておくれ。
だって俺はロックしてるんだぜ、この通りをまっすぐ歩きながら。
曲芸のニイちゃん、一緒にやろうぜ、俺は賛成さ。

I got legs like a rooster, eyes like a frog
When I hear music I'll holler hot dog
I'm a-rockin', rockin' on down the line
Hot dog buddy buddy, a hot dog all the time

鶏みたいな足、カエルのような目。
音楽が流れたら、「やったぜ」と叫んでやるさ。
だって俺はロックしてるんだぜ、この通りをまっすぐ歩きながら。
曲芸のニイちゃん、一緒にやろうぜ、俺は賛成さ。

Hot dog buddy buddy
Hot dog buddy buddy
Hot dog buddy buddy
Hot dog buddy, hot dog buddy buddy

Fourteen days, fourteen nights
Fourteen lefts and fourteen rights
And I'm a-rockin', rockin' on down the line
Hot dog buddy buddy, a hot dog all the time

14日、14の夜
14の別れと14の権利。
だって俺はロックしてるんだぜ、この通りをまっすぐ歩きながら。
曲芸のニイちゃん、一緒にやろうぜ、俺は賛成さ。

I danced last night, the night before
If I live to see tomorrow, gonna dance some more
'Cause I'm a-rockin', rockin' on down the line
Hot dog buddy buddy, a hot dog all the time

俺は昨晩、その前の晩もダンスしたさ。
明日も元気ならまたダンスするぜ。
だって俺はロックしてるんだぜ、この通りをまっすぐ歩きながら。
曲芸のニイちゃん、一緒にやろうぜ、俺は賛成さ。

Hot dog buddy buddy, hot dog buddy buddy
Hot dog buddy buddy
Hot dog buddy, hot dog buddy buddy

Blue suede shoes, nylon thread
Jaguar hat, I'm gonna knock 'em dead
'Cause I'm a-rockin', rockin' on down the line
Hot dog buddy buddy, a hot dog all the time

青スエードの靴、ナイロンの糸、
ジャガーハットで皆オトシてみせるぜ。
だって俺はロックしてるんだぜ、この通りをまっすぐ歩きながら。
曲芸のニイちゃん、一緒にやろうぜ、俺は賛成さ。

I got no money, except a dime and a quarter
I could stop now, but I don't think I oughta
'Cause I'm a-rockin', rockin' on down the line
Hot dog buddy buddy, a hot dog all the time

10セントと25セントしかない。
やめられない、止まらないんだ。
だって俺はロックしてるんだぜ、この通りをまっすぐ歩きながら。
曲芸のニイちゃん、一緒にやろうぜ、俺は賛成さ。

こんな感じです。

正直何言ってるか訳わかんないでしょ?

今回ばかりは作った本人にどんな意味を持たせたのか聞きたい所でしたが、残念ながら作った本人は天国でロックしてますからね。

この辺でお時間が来たようです。次は水曜日の更新です。

ではまた。


2016年3月19日土曜日

Ben E. King - Don't play that song

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、久々にこの写真を見つけて大喜びの名久井翔太です。どうぞよろしく。

その写真というのがこちら。


左はクライド・マクファター、右は今日紹介するベン・E・キングです。

さて、ここで皆さんにクエスチョンです。

この二人に共通するもの、それは何でしょう?

三つの選択肢からお選びください。

A. 同じ年齢
B. 同じ出身地
C. 同じ出身グループ

すぐに答え‼︎◯◯‼︎正解‼︎…という風にはしません。したらつまらないじゃない。

という訳で写真のご両人のバイオグラフィーを簡単に紹介します。

まず、クライド・マクファターは1932年11月15日、ノースカロライナ州ダーラムに生まれました。幼い頃から聖歌隊で歌唱力を磨き、1950年、18歳の時にビリー・ウォード&ザ・ドミノズのリードボーカルに抜擢されます。ところが、リードボーカルであるにもかかわらずそれ相応のギャラを貰えなかった事に不満が募り、1953年、当時R&B界においてはモータウンの前に天下を取っていたアトランティック・レコードに移籍、そこでザ・ドリフターズを結成します。ドリフターズ時代は「マネー・ハニー」、「サッチ・ア・ナイト」等を出します。ところが、1954年、兵役のためにグループを離れます。1956年、ドリフターズは脱退したまま、ソロ活動を始めます。1956年「ウィズアウト・ラヴ」がポップチャート19位、1958年「ラヴァーズ・クエスチョン」がポップチャート6位と、それぞれヒットさせています。それ以後はレコード会社を転々としながら活動を続けますが、1972年6月13日、39歳の若さで心臓発作のためこの世を去ります。

続いてはベン・E・キングのバイオグラフィーです。

1938年9月28日、ノースカロライナ州ヘンダーソンにて生まれます。1947年にニューヨーク州ハーレムに移り、高校生の時にドゥー=ワップ・グループを結成させます。1958年、ファイヴ・クラウンズというグループに入っている時に、クライド・マクファター時代のドリフターズのメンバーを解雇させたマネージャーがさあどうしようとなってる時にファイヴ・クラウンズに目をつけます。そしてグループは新・ドリフターズとしてアトランティック・レコードからデビューします。ドリフターズ時代は「ラストダンスは私に」、「ゼア・ゴーズ・マイ・ベイビー」、「この魔法の時」等を大ヒットさせます。ただ、ベン・E・キングはテレビには出ないで、他のメンバーがテレビに出るときはチャーリー・トーマスという人がベンのパートを口パクで歌います。1960年ドリフターズ脱退後はソロ活動をします。ソロ活動で生まれたのが、泣く子も黙る世界に誇る名曲「スタンド・バイ・ミー」ですよ皆さん‼︎この人が歌ってるんですよ‼︎これ以外にも「スパニッシュ・ハーレム」、「アイ・フー・ハヴ・ナッシング」、「エクスタシー」、「ザッツ・ホエン・イット・ハーツ」等をヒットさせます。1960年代後半になるとソウルにも進出、「スーパーナチュラル・シング」という曲をヒットさせます。そして何より‼︎映画「スタンド・バイ・ミー」で使われた事でまたまた、この人に注目が集まるわけですよ。その後もスタンド・バイ・ミー財団を設立して勉強ができない貧しい子供達の支援をしたりして精力的に活動を続けていますが、2015年4月30日、76歳で亡くなりました。去年、この人と、B・B・キングの訃報を聞いたときはビックリしました。

さてさて、また長話になりましたが、そんな二人がどうして一緒に写ったのかは分かりませんが、ドリフターズという観点で見れば、まさに二大スターが一緒にいるわけですよ。前に一回見つけてはいますが、携帯の方にも欲しいと思って探しても全然見つからなかったんです。でもこの間見つけて超ラッキー、な私でした。

という訳で正解はC. 同じ出身グループ、でした。A、Bを選んだ人はボッシュートです。なんつって。

では後半の洋楽和訳コーナーへ参りましょう。

今日の洋楽

今日はスタンド・バイ・ミー…ではなくドント・プレイ・ザット・ソングです。スタンド・バイ・ミーはなんとなくわかるでしょう?


1962年のベン・E・キングの同名アルバムのタイトルソングです。このアルバムにスタンド・バイ・ミーが収録されています。ベン・E・キングのベスト盤だけじゃ物足りないという人は是非探してみてください。

では和訳です。

Don't play it no more
Don't play it no more
Don't play it no more
No, no, no, no, no, no, no

もう止めてくれ。
もう聴きたくないんだ。
頼む止めてくれ。

Don't play that song for me
It brings back memories
Of days that I once knew
The days I spent with you

その歌を止めてくれ、
想い出がフラッシュバックする。
君と初めて知り合って、
君と過ごした楽しい日々を。

Oh no! Don't let it play
It fills my heart with pain
Please stop it right away
I remember just what it said

駄目だ、もう止めてくれ。
心が張り裂けてしまいそうだ。
すぐにでも止めてほしい。
想い出が俺にこう語りかけたんだ。

It said, (Darling, I love you) You know that you lied 
(Darling, I love you) You know that you lied 
(Darling, I love you) You know that you lied, (woah)
You lied, (woah) you lied, lied, lied (woah, woah, woah, woah)

(ダーリン、愛してるわ) でも君は嘘ついたじゃないか。
(ダーリン、愛してるわ) でも君は嘘ついたじゃないか。
(ダーリン、愛してるわ) でも君は嘘ついたじゃないか。
君は嘘をついたんだ。この嘘つき。

Don't play it no more
Don't play it no more
Don’t play it no more
No, no, no, no, no, no, no

もう止めてくれ。
もう聴きたくないんだ。
頼む止めてくれ。

I remember on our first date
You kissed me and you walked away
You were only seventeen
I never thought you'd act so mean

最初のデートを思い出す。
キスして、君は歩いて行ってしまった。
君はたったの17歳だったのに、
騙すのが上手だったとはね。

But baby you told me you loved me 
You told me you cared! 
You said "I'll go with you darlin' 
Almost anywhere" 

でも、君は愛してると言ったじゃないか。
いつも心配してるとも。
「あなたとならどこにでも行くわ」って言ったじゃないか。

It said, (Darling, I love you) You know that you lied 
(Darling, I love you) You know that you lied 
(Darling, I love you) You know that you lied, (woah)
You lied, (woah) you lied, lied, lied (woah, woah, woah, woah)

(ダーリン、愛してるわ) でも君は嘘ついたじゃないか。
(ダーリン、愛してるわ) でも君は嘘ついたじゃないか。
(ダーリン、愛してるわ) でも君は嘘ついたじゃないか。
君は嘘をついたんだ。この嘘つき。

こんな感じです。

ベースラインがスタンド・バイ・ミーと同じに聴こえますが、うって変わってこちらはハートブレイクものです。あの人との思い出がよみがえるからあの歌をかけるな、という男の歌です。

この辺でお時間としましょう。次は日曜日の更新です。

ではまた。

2016年3月16日水曜日

Buddy Holly - That'll be the day

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、アプリのGarageBandで作った曲が50を超えた名久井翔太です。どうぞよろしく。

アプリのGarageBandは、2年半前からやり始めていますが、そこでも古い音楽のカバーばかりをやっていました。

最初はトレメローズのサイレンス・イズ・ゴールデンを作りました。ちなみにDSの大合奏バンドブラザーズでも最初に作ったのは、やはりサイレンス・イズ・ゴールデン。

GarageBandの凄みは何と言っても、自分の声を録音できる事ですよね。自分の声を入れる事で、よりリアルなカバーが作れますからね。録音に上手くいかなくても何度も録り直しができますし。

私が今までGarageBandで作った曲はほとんど2トラック以上ボーカルのパートを入れています。原曲のボーカルはどのように歌っているかを研究するのは難しいですが、それだけ完成した時の嬉しさといったら。

でも私の悩みは、バックのコーラスには感じられないですが、リードボーカルの時は何故か声の気持ち悪さが時々前に出てきてしまいます。だからあまりYouTubeに投稿した事は無いです。それでも機会があれば…。

では、後半のコーナーに参ります。

今日の洋楽

今日はバディ・ホリーでザットル・ビー・ザ・デイという曲です。


バディ・ホリーのブランズウィック・レコードからのデビュー・シングルです。

バディ以外にも、ビートルズの前身クオリーメンや、リンダ・ロンシュタットがカバーしています。

では和訳です。

Well, that'll be the day, when you say goodbye
Yes, that'll be the day, when you make me cry
You say you're gonna leave, you know it's a lie
'Cause that'll be the day when I die

君が僕を置いていく日なんて来るはずないさ。
君が僕を泣かせたままにすることなんてあり得ないさ。
君はおさらばしたいと言うけど、そんなの嘘だろ。
そうなったら僕は死んでやるさ。

Well, you give me all your lovin' and your turtle dovin'
All your hugs and kisses and your money too
Well, you know you love me baby
Until you tell me, maybe
That some day, well I'll be through

君は僕に愛を教えてくれたじゃないか。
抱きしめたりキスしたりお金だってくれたじゃないか。
僕が好きだってわかってるだろ、君が「うん」って言ってくれる日まで待つよ。
でも君がさよならするなら、僕はもうお終いさ。

Well, that'll be the day, when you say goodbye
Yes, that'll be the day, when you make me cry
You say you're gonna leave, you know it's a lie
'Cause that'll be the day when I die

君が僕を置いていく日なんて来るはずないさ。
君が僕を泣かせたままにすることなんてあり得ないさ。
君はおさらばしたいと言うけど、そんなの嘘だろ。
そうなったら僕は死んでやる。

Well, that'll be the day, when you say goodbye
Yes, that'll be the day, when you make me cry
You say you're gonna leave, you know it's a lie
'Cause that'll be the day when I die

君が僕を置いていく日なんて来るはずないさ。
君が僕を泣かせたままにすることなんてあり得ないさ。
君はおさらばしたいと言うけど、そんなの嘘だろ。
そうなったら僕は死んでやるさ。

Well, when Cupid shot his dart
He shot it at your heart
So if we ever part and I leave you
You sit and hold me and you tell me boldly
That some day, well I'll be blue

キューピッドが矢を放つ時は、君の心に確実に仕留めるのさ。
もし僕らの恋がこれで終わっても、
君は僕を抱きしめて正直に言ってくれるじゃないか。
そんな日が来なかったら、僕はブルーになっちまう。

Well, that'll be the day, when you say goodbye
Yes, that'll be the day, when you make me cry
You say you're gonna leave, you know it's a lie
'Cause that'll be the day when I die

君が僕を置いていく日なんて来るはずないさ。
君が僕を泣かせたままにすることなんてあり得ないさ。
君はおさらばしたいと言うけど、そんなの嘘だろ。
そうなったら僕は死んでやるさ。

Well, that'll be the day, hoo-hoo
That'll be the day, hoo-hoo
That'll be the day, hoo-hoo
That'll be the day

こんな感じです。

That'll be the dayは簡単に言うと「ありえない」という意味です。

絶対に別れない自信がある男が彼女から別れを告げられて少しうろたえ気味の歌です。

人間、自信を崩されたらそれ以外の、マインドのような所も駄目になっちゃいますよね。私はあまり自信を持たないのがポリシーなので、何かを指摘されたら、ああ、そうですか、と最初に真摯に受け止める事が出来る、とは思いますが。

この辺でお時間が来たようです。次は土曜日の更新です。

ではまた。


2016年3月13日日曜日

Chuck Berry - Thirty days

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、南船橋のブックオフに行っても収穫がなかった名久井翔太です。どうぞよろしく。

さてさて、今日はこのブログを見て頂いている皆々様にご報告がございます。まあ、そんな大したことではありませんが。

このブログのタイトル。元は「名久井翔太の日記・今日の洋楽」というタイトルでございましたが、最近は上の方にもあるように「音楽文章ラジオ」、というように書く事が多いので、この度タイトルを変更致すことにしました。

新タイトル
「名久井翔太の音楽文章ラジオ」

タイトルが変わるからといってもこのブログの方針は何も変わらないですが、読者の皆様、これからも何卒ご覧頂きますようよろしくお願い申し上げます。

さて、新タイトルでのご挨拶はこの辺にしておいて、後半の洋楽和訳コーナーへ移ります。

今日の洋楽

この後半のコーナーだけが、唯一昔の面影を残すことになります。

という訳で、今日はチャック・ベリーでサーティー・デイズという曲です。アイスが美味しい?それはサーティーワンでしょ。


前にも書いたメイベリーンというチャックのデビューシングルの次に出したシングルです。

最初にこれを和訳した時は、厄介者の女に引っかかって、なんとか牢屋に入って欲しい男の歌かと思ったんです。

ですが、つぶ訳wikiなるサイトがございまして、そちらをチラッと見てみましたら、牢屋に入っている女をなんとか出させたる、という男の歌だ、というふうに書かれていました。

他のサイトなんか見て卑怯な、とお思いでしょうが、私もネットに頼らないとこの曲の真意というのが見えてこないので、ありがたく使わせております。

という訳で和訳へ参ります。

I'm gonna give you thirty days to get back home
I done called up the gypsy woman on the telephone
She gonna send out a world wide hoodoo
That'll be the very thing that'll suit you
I'm gonna see that you be back home in thirty days

お前に30日、家に戻る時間をやる。
電話でジプシー女に占ってもらった。
彼女は厄介者さ、
それこそお前に似合いのな。
お前に30日、家に戻る時間をやる。

Oh thirty days (thirty days!)
Oh thirty days (thirty days!)
Baby I'mma see that you be back home in thirty days
Well she gonna send out a world wide hoodoo
That'll be the very thing that'll suit ya
I'm gonna see that you be back home in thirty days

ああ、30日。
ああ、30日。
お前に30日、家に戻る時間をやる。
彼女は厄介者さ、
それこそお前に似合いのな。
お前に30日、家に戻る時間をやる。

I done talked to the judge in private early this morning

And he took me to the sheriff's office to sign a warrant

Gonna put across charge again ya
That'll be the very thing that'll send ya

I'm gonna see that you be back home in thirty days


早朝に、裁判官と内々に話をつけた、
令状にサインもらうために警察署に連れて行かれた。
お前に飛びっきりのプレゼント、
なんとか無罪にしてやるさ。
だから30日の間に戻ってこい。


Oh thirty days (thirty days)

Oh thirty days (thirty days)

I'm gonna see that you be back home in thirty days

Yeah we gonna put across charge again ya

That'll be the very thing that'll send ya

I'm gonna see that you be back home in thirty days


そうだ、30日。
そうだ、30日。
30日やるから家に戻ってこい。
お前に飛びっきりのプレゼント、
なんとか無罪にしてやるさ。
だから30日やるから家に戻ってこい。


If I don't get no satisfaction from the judge

I'm gonna take it to the FBI and voice my grudge

If they don't give me no consolation
I'm gonna take it to the United Nations

I'm gonna see that you be back home in thirty days


裁判で納得しなけりゃ、
FBIに恨み辛みを話すのさ。
慰めにもならなけりゃ、
国連まで持ってってやる。
30日やるから家に戻ってこい。


Oh Thirty Days! (thirty days)

Oh Thirty Days! (thirty days)

Babe I'm gonna see that you be back home in thirty days

If you don't give me no consolation

I'm gonna take it to the United Nations

I'm gonna see that you be back home in Thirty Days!

そうだ、30日。
そうだ、30日。
お前に30日、家に戻る時間をやる。
慰めにもならなけりゃ、
国連まで持ってってやる。
だから、30日の内に家に戻れ。

こんな感じです。

歌詞を見ると見慣れないI'mma とかAgainをよく見ると、そんな訳し方するの、とか気になる方もいるかと思います。

I'mma というのはI'm gonnaが略されたスラングです。

AgainはAgain、ではなくて、Againstという単語の略です。Againと書くと、「また」とか「再び」とかを連想するので、⁇となりますよね。

こんな訳で、英語の歌詞の中にはこんなスラングも混じっているので、洋楽和訳ブログを始めようと思ってる皆様、スラングの方も研究をしてくださいね。古い黒人音楽とか、ヒップホップや最近のR&Bに多いと思います。

そろそろお時間が来たようです。次は水曜日の更新でございます。

ではまた。

2016年3月12日土曜日

Bill Haley - Rock this joint

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、酒が回って前半で書く事が決まってない名久井翔太です。どうぞよろしく。

…と言うのは冗談で。

今日はロックンロールを形づけた曲、というテーマで書いてみたいと思います。

ロックンロールというのはカントリーやリズム・アンド・ブルースなどが融合して、1950年代中盤に急激に流行り始めた音楽でございますが。

実はそれ以前にも実験作として、というのは後付けですが、認知されている曲というのがあります。

ここからは、私が聴いたという縛りで何個か上げてみたいと思います。

•Uncle Dave Macon and His Fruit Jar Drinkers - Sail away, ladies (1927)

アンクル・デイヴ・メイコンという50代でグランド・オール・オープリーに出始めたシルクハット、金歯、そしてバンジョーを携えたボードビリアンの人です。(1870-1952)

このセイル・アウェイ・レイディーズは、後にDon't you rock me, Daddy-Oというタイトルでロニー・ドネガンやヴァイパーズ・スキッフル・グループがリメイクします。


•Big Joe Turner with Pete Johnson - Roll 'em Pete (1938)

ビッグ・ジョー・ターナー(1911-1985)は1954年にシェイク・ラトル・アンド・ロールでスマッシュヒットを出して、沢山の人達にカバーされていますが、実はそれ以前にも実験作として認知されている曲がありました。

このロール・エム・ピートは1938年のジョー・ターナーのデビューシングルです。ピートというのはピート・ジョンソンという当時ジョー・ターナーの相方だったピアニストです。

ロックンロールというよりはブギウギスタイルな感じですが、その後のジョー・ターナーのスタイルを担うものとしては重要な作品とも言えます。


•Louis Jordan and His Tympany Five - Caldonia (1945)

ルイ・ジョーダン(1908-1975)という黒人のサクソフォン奏者の人の曲です。

ロックンロールは基本3コードの曲が多いですが、ロックンロール以前のこの曲や、Choo Choo Ch' Boogieとかも3コードで構成されています。

そればかりか、Ain't that just like a womanのイントロのギターソロ。チャック・ベリーのジョニー・B・グッドのイントロのリフはこの曲から来ています。


•Good Rockin' Tonight - Roy Brown (1946)

ロイ・ブラウン(1925-1981)というブルースシンガーの曲です。このあたりになると、というそれ以前からそうですな、曲名にはっきりとRockとつけるものが多くなります。

1954年にエルヴィスが激しいボーカルでカバーしています。


…この辺にしときましょう。でないときりが無いので。

そんな訳でロックンロールは長年温められて1950年代中盤にブームを巻き起こした音楽、という事を微量ながらお話させていただきました。

さて、またまた長話になりますが、後半の洋楽和訳のコーナーです。

今日の洋楽

今日はビル・ヘイリーでロック・ディス・ジョイントという歌です。


元はジミー・プレストン・アンド・ヒズ・プレストニアンズというバンドの曲ですが、1952年、ビル・ヘイリーの地元のレコード会社、エセックス・レコードにて録音されました。

最初の間奏のギターソロ、ロック・アラウンド・ザ・クロックでも使われたリフですが、ダニー・セドローンというギタリストがこのギターソロを聴かせています。

では和訳です。

We're gonna tear down the mailbox, rip up the floor
Smash out the windows and knock down the door

俺たちゃ、郵便受けを壊して床を引き剥がす。
窓ガラスも割ってドアも外してやるんだ。

We're gonna rock, rock this joint
We're gonna rock, rock this joint
We're gonna rock, rock this joint
We're gonna rock, rock this joint tonight 

俺たちゃこの酒場で暴れるんだ。
俺たちゃ夜通し酒場で大暴れさ。

Well, six times six is thirty-six
I ain't gonna hit but six more licks

6×6は36。
でもリックは6個だけで充分さ。

We're gonna rock, rock this joint
We're gonna rock, rock this joint
We're gonna rock, rock this joint
We're gonna rock, rock this joint tonight 

俺たちゃこの酒場で暴れるんだ。
俺たちゃ夜通し酒場で大暴れさ。

Do the sugar foot rag, side by side
Flying low and flying wide

シュガーフット・ラグを踊るんだ、俺と一緒に。
低く飛んだり広く飛ぶんだ。

We're gonna rock, rock this joint
We're gonna rock, rock this joint
We're gonna rock, rock this joint
We're gonna rock, rock this joint tonight 

俺たちゃこの酒場で暴れるんだ。
俺たちゃ夜通し酒場で大暴れさ。

Do the ol' Paul Jones and the Virginia Reel
Just let your feet know how you feel

オール・ポール・ジョーンズやヴァージニア・リールを踊るんだ。
お前の感じるままに足を動かすんだ。

We're gonna rock, rock this joint
We're gonna rock, rock this joint
We're gonna rock, rock this joint
We're gonna rock, rock this joint tonight 

俺たちゃこの酒場で暴れるんだ。
俺たちゃ夜通し酒場で大暴れさ。

Well, six times six is thirty-six
I ain't gonna hit more six more licks

6×6は36。
そんなにリックなんて必要ないぜ。

We're gonna rock, rock this joint
We're gonna rock, rock this joint
We're gonna rock, rock this joint
We're gonna rock, rock this joint tonight 

俺たちゃこの酒場で暴れるんだ。
俺たちゃ夜通し酒場で大暴れさ。

こんな感じです。

酒場で踊って暴れてドンジャラホイ、という感じの歌です。

この辺でお時間、としましょう。次は日曜日にお会いしたいと思います。

ではまた。あー疲れた。

2016年3月9日水曜日

Roy Orbison - Evergreen

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、まだ冬だと思っていたらもう春だった名久井翔太です。

もう早いもので2016年も3月ですよ。月曜日仕事の帰りに知人と帰ったんですが、その時に「もう春だね」という話が出て、そうかもう春か、とようやく気付きました。

いやはや、時代の流れに全くついていけてない、ガラパゴス型の人間にすっかりなってしまいました。

では後半の洋楽和訳コーナーへ移ります。

今日の洋楽

今日はロイ・オービソンでエヴァーグリーンという曲です。


1962年にシングルカットされた曲です。ロイの曲の中ではヒットせず、知名度もこれといって無いですが、私は結構好きです。実にロイらしい伸びやかな曲だと思います。

では和訳です。

Sometimes love will bloom in the springtime 
Then like flowers in summer it will grow 
And then fade away in the winter 
When the cold winds begin to blow 

時に、愛は春に芽生え、
夏には花のように育つ。
しかし寒風が吹き始める時に、
冬には枯れ果ててしまう。

But when it's evergreen, evergreen 
It will last through the summer and winter too 
When love is evergreen, evergreen 
Like my love for you 

しかし、その愛が常緑樹であるなら、
夏や冬さえも強く育ち続ける。
私のあなたへの愛のように、
その愛が常緑樹であるなら。

So hold my hand and tell me 
You'll be mine through laughter or through tears 
Then let the whole world see, our love will be 
Evergreen through all the years 

私の手を取って言って欲しい。
笑いや涙の時を経て、あなたは私のものになる。
そして世界に知らせてやろう、
私たちの愛は永遠なるものだ、と。

For when it's evergreen, evergreen 
It will last through the summer and winter too 
When love is evergreen, evergreen 
Like my love for you

しかし、その愛が常緑樹であるなら、
夏や冬さえも強く育ち続ける。
私のあなたへの愛のように、
その愛が常緑樹であるなら。

こんな感じです。

Evergreen というのは、和訳にも出ましたが常緑樹(じょうりょくじゅ、常磐木:ときわぎとも呼ぶ)、つまり年中、緑の葉をつける植物の事を指します。決して枯れない、という事でもなく、葉っぱの寿命が総じて長い植物です。

君と私の愛はこの常磐木のように枯れることはない、という歌です。何ともロマンチック。どうしてこの曲が世に出ないのかが不思議でなりません。

短いですが、この辺でお別れとしましょう。次は土曜日の更新です。

ではまた。

2016年3月6日日曜日

Hank Williams - Lovesick blues

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやってまいりました。進行は、百円ショップにお使いに行ったらすりこぎ棒があってすり鉢が無くて「なんでやねん」と思った名久井翔太です。どうぞよろしく。

すり鉢とすりこぎ棒は普通セットで置いておくものでしょう。なしてすりこぎ棒だけ…?小さくても良いからすり鉢置いておいてほしい、と思いました。

さて、下らない話はそのぐらいにして、今日の洋楽和訳…の前に、ロックンロールの原点とは。みたいな話をしたいと思います。

まず、ロックンロールてなんぞや?となりますよね。Wikipediaから借用しておりますことをご了承ください。

『ロックンロールの音楽的特徴としては、リズム・アンド・ブルースのほぼ均等なエイト・ビートや、ブルース・ジャズのシャッフル/スイングしたビート、ブルースのコード進行や音階(スケール)を応用した楽曲構成を挙げることができる。それらを基に、カントリー・アンド・ウェスタンを体得した白人ミュージシャンが、双方のスタイルを混じり合わせた音楽であるとされる。』

とあります。

コード進行や音階、スイングなどの詳しい話はすっ飛ばして、原点の音楽について掘り進めてみたいと思います。

まず、出てきたのがリズム・アンド・ブルース。次もWikipedia借用でございます。

『スイング感のあるリズムとビートに乗りながら、叫ぶように歌う。』

元は黒人音楽のジャズやゴスペルという音楽から、更にポピュラー化されたものだという認識を私は持っています。ルイ・ジョーダンとかロイ・ブラウンという人たちが当てはまると思います。ルイ・ジョーダンなんかCaldoniaという曲で叫んでますからね。

続いて、ここが今日の肝、カントリー・アンド・ウェスタンについてです。これもWikipedia借用です。

『ヨーロッパの伝統的な民謡やケルト音楽などが、スピリチュアルやゴスペルなど霊歌・賛美歌の影響を受けて1930年代に成立した。』

『ルーツとしては、フォークミュージック、南西部ウェスタンミュージック、ケルト音楽のフィドルの旋律、カウボーイソング、などが挙げられる』

と、あります。

伝統的な民謡がアメリカに渡って、山の付近に住んでいた人たちがギターとかバイオリンとかを使い始めて、カントリー・ミュージックというものの原点が生まれた、と考えられます。

ただ、カントリーについては、最近はテイラー・スウィフトとかキャリー・アンダーウッドとかの曲をチラッと聴いたんですが、とても私の考えるカントリー・ミュージックでは無いほど進化を遂げています。

そんな訳で、今日はカントリーの立役者、ハンク・ウィリアムズの曲を和訳したいと思います。

今日の洋楽

僕がハンクを知った時は高校生、ロックの殿堂でハンク・ウィリアムズの名前を知って、ブックオフでCDも買ってさあWikipediaを見ようと思ったら、日本語のページが無かったんです。まだその頃はエヴァリー・ブラザーズもカール・パーキンスも日本語のWikipediaのページがありませんでしたからね。

1923年1月1日、日本では大正11年の年明けにオギャーと産声を上げました。

ルーファス・ペインという黒人のブルースミュージシャンにギターの手ほどきを受け、ラジオ局の前で弾き語りをしていたところ、1937年、なんと14歳にして15分のラジオ番組の司会を任されます。

ミュージシャンとしても、ドリフティング・カウボーイズを従えて1947年、スターリングというレーベルから「Never again」という歌でデビューしますが、ヒットが出ませんでした。同年にMGMレコードに移籍、「Move it on over」という歌で再デビュー、カントリーチャートで4位を記録します。

1949年に「Lovesick blues」(今日はこの曲の和訳です。)をカントリーチャートの1位に送り込むと、それまでオーディションをしても断られた『グランド・オール・オープリー』というアメリカ最古のテレビ番組にも出演し、一躍人気スターになります。

ただ、ハンク自身は脊椎の形成不全による二分脊椎症という病気が原因で、常に背中に痛みが走るのに悩まされて、薬物やアルコールで痛みを間際らします。これが原因で、番組を解雇されたり、ドリフティング・カウボーイズや最初の奥さんに逃げられたりして、最期まで公私共に不遇の時代を過ごしました。

そして、1953年1月1日、コンサートに向かう途中の車で絶命します。死因は摂取した抱水クロラールとアルコールの多量摂取が原因の心臓右心室の機能不全でした。飲み合わせが悪い事を危惧した医者が、ビタミンB12の注射を2本打ちましたが、その中に微量のモルヒネが含まれていました。

生前、A面B面合わせて9曲をカントリーチャートの1位に送り込みました。

さて、ハンクの生涯を話したところでようやく和訳に移ります。

このラヴシック・ブルースという曲はエメット・ミラーという人が最初に出したシングルです。私はこの曲の存在をハンクのカバーで知りました。

では和訳です。ここまで長かったですね。

I got a feelin' called the blues, oh Lord
Since my baby said goodbye
Lord I don't know what I'll do
All I do is sit and sigh, oh Lord

俺はすっかりブルースになっちまった。
あの娘が行ってからというもの、
俺は何をすべきか分からない。
俺はただ座って泣いてるだけさ。

That last long day she said goodbye
Well lord I thought I would cry
She'll do me, she'll do you
She's got that kind of lovin'

あの日あの娘がサヨナラしてから、
俺は泣きそうになった。
あの娘は俺やお前を愛する、
それが彼女のやり方なんだ。

Lord I love to hear her when she calls me sweet da-a-addy
Such a beautiful dream
I hate to think it's all over
I've lost my heart it seems

俺はあの娘が「素敵なアナタ」って俺に言うのを聞きたいんだ。
なんと素敵な夢だったんだろう。
もう終わりだなんて思いたくない。
俺の心はもうボロボロなんだ。

I've grown so used to you somehow
Well I'm nobody's sugar daddy now
And I'm lo-o-onesome
I got the lovesick blues

俺はすっかり君仕様になっちまった。
俺はもう誰の男でもない。 
俺は寂しい、
ラブシック・ブルースにかかっちまった。

Well I'm in love I'm in love with a beautiful gal
That's what's the matter with me
Well I'm in love I'm in love with a beautiful gal
But she don't care about me

俺は可愛いあの娘にすっかり首ったけ、
それが俺の問題なんだ。
あの娘にすっかり参っちまった。
でも彼女は俺の事なんか気にしちゃいない。

Lord I tried and tried, to keep her satisfied
But she just wouldn't stay
So now that she is leavin'
This is all I can say

俺は何でもしたさ、彼女を喜ばすために。
でも彼女は俺の側にいてくれない。
そしてあの娘は行っちまった。
俺が言えるのはそれだけさ。

I got a feelin' called the blues, oh Lord
Since my baby said goodbye
Lord I don't know what I'll do
All I do is sit and sigh, oh Lord

俺はすっかりブルースになっちまった。
あの娘が行ってからというもの、
俺は何をすべきか分からない。
俺はただ座って泣いてるだけさ。

That last long day she said goodbye
Well lord I thought I would cry
She'll do me, she'll do you
She's got that kind of lovin'

あの日あの娘がサヨナラしてから、
俺は泣きそうになった。
あの娘は俺やお前を愛する、
それが彼女のやり方なんだ。

Lord I love to hear her when she calls me sweet da-a-addy
Such a beautiful dream
I hate to think it's all over
I've lost my heart it seems

俺はあの娘が「素敵なアナタ」って俺に言うのを聞きたいんだ。
なんと素敵な夢だったんだろう。
もう終わりだなんて思いたくない。
俺の心はもうボロボロなんだ。

I've grown so used to you somehow
Well I'm nobody's sugar daddy now
And I'm lo-o-onesome
I got the lovesick blues

俺はすっかり君仕様になっちまった。
俺はもう誰の男でもない。 
俺は寂しい、
ラブシック・ブルースにかかっちまった。

こんな感じです。

去っていったあの娘が恋しくて寂しすぎる男の歌です。

久々に長文になりましたね。お時間が来たようです。次は水曜日、だいたいこの時間にお逢いしたいと思います。

ではまた。