前回予告した「私とブックオフ」というテーマでお送りします。
今日も沼南のブックオフにいってきました。いつもはロックのCDを買いますが、今日は趣向を変えようと思って、デイヴ・ブルーベック・カルテットのアルバム『タイム・アウト』を買いました。
デイヴ・ブルーベックことデイヴ・ウォーレン・ブルーベックは1920年12月6日、カリフォルニア州コンコード生まれのジャズピアニストです。
デイヴの兄弟が音楽教師、そして母親がピアニストという音楽一家に生まれた彼は、4歳の頃からピアノと即興のテクニックを習い始めます。セロも習い始めますが、13歳の頃には専ら、バンドではピアノを弾くようになります。
カリフォルニア州ストックトンにあるカレッジ・オブ・ザ・パシフィックではダリウス・ミヨーの元で作曲法も学びます。
1944年、徴兵中に後に長年のパートナーになるアルトサックスのポール・デズモンドと出会います。
1951年に、デイヴ・ブルーベック・カルテットを結成します。ファンタジー・レコードと契約しましたが、後にコロムビア・レコードに移籍しています。そして発売されたのが『タイム・アウト』です。
『タイム・アウト』の時のカルテットのメンバーは以下の通りです。
•デイヴ・ブルーベック (Dave Brubeck, p)
•ポール・デズモンド (Paul Desmond, alt sax)
•ジョー・モレロ (Joe Morello, d)
•ユージーン・ライト (Eugene Wright, b)
そして『タイム・アウト』に収録された「テイク・ファイヴ」は1959年の発売の2年後の1961年にビルボードホット100で25位を記録するヒットとなりました、
このテイク・ファイヴは5/4拍子で演奏されるいわば変拍子の曲として有名です。トルコの民謡が9/8拍子というこれまた変わった拍子で演奏されているものにヒントを得て、作られた曲です。『タイム・アウト』にはテイク・ファイヴ以外にも、トルコ風ブルーロンドでは9/8拍子、エヴリバディーズ・ジャンピンとピック・アップ・スティックスは6/4拍子、スリー・トゥ・ゲット・レディは4小節を3拍子と4拍子に二分して演奏されています。
このように、『タイム・アウト』は従来の拍子の感覚を捨て、新しいリズム感覚を後世にも打ち出させる、その先陣を切った実験的なアルバムでした。アルバムは1961年、ポップアルバムのチャートで2位を記録しています。
それ以降もカルテットは変拍子の曲を次々と作り出し、11/4拍子や13/4拍子の曲も作っています。
デズモンド、ライト、モレロが参加している最後のアルバムは『エニシング・ゴーズ』でした。これ以後、ジェリー・マリガンが加わります。
その後もカルテットは活動しましたが、2012年の誕生日前日、91歳で亡くなっています。
アルバム『タイム・アウト』ですが、テイク・ファイヴは以前にもチラッと聴いた事がありリズムを取ることができましたが、それ以外の9/8のトルコ風ブルーロンド等はリズムが取れませんでした。少し変拍子の曲でもリズムが取れるようになりたいと思いました。
さて、アルバムレビューはこの辺にして、「私とブックオフ」についてようやく語りたいと思います。
私が覚えてる中でブックオフにお世話になった最初の年齢は12の時、ゲーム『テイルズオブデスティニー』の攻略本を買ったのがファーストメモリーです。その時は馬橋のブックオフでした。まあ、テイルズオブデスティニー自体私が12の時は既に中古のゲームでしたが。
セカンドメモリーは13,4の時、今度は鉄拳タッグトーナメントの攻略本が欲しくなって、私の家の近所のブックオフ (今は違う店に)に行ったら無く、今度は市川大野のブックオフに行ってそこで見つかったのを覚えています。
そしてサードメモリーです。ビートルズの『アビー・ロード』を聞いて、それ以外のビートルズの歌も聴いてみたいとなって、松戸のブックオフに行ってビートルズのCDを買いました。
それ以降、近所のブックオフを中心に、色々な所にあるブックオフに行くようになりました。チャック・ベリーも、エルヴィス・プレスリーも、リトル・リチャードも、ジョニー・キャッシュも、当時最愛のバンド、トレメローズもブックオフに行ってCDを買って聴きました。
そして同じ所ばかり行くのでは無く、あくまで自宅周辺ではありますが、違う所にも足を運んで見てみるのも意外と面白いです。店舗の大きい小さい、ここ行ったらこれを見つけた・コンプリートできた、路線毎のブックオフの場所を調べて全てコンプリートさせた、などなど。
私が今までに行ったブックオフのリストをこのに載せたいと思います。(覚えてる限り、路線毎のためカブリは省略)
常磐線
柏沼南、16号柏、柏駅前、南柏、馬橋、松戸西口・東口、金町、亀有、綾瀬、足立加平インター (北綾瀬)、北千住 (閉店)、上野
総武線
稲毛、津田沼、ショップス市川 (下総中山)、本八幡 (閉店)、江戸川東小岩 (小岩)、亀戸東口、亀戸南、錦糸町、両国、秋葉原、飯田橋、代々木、新宿
山手線
西日暮里、大塚、池袋、目白 (閉店)、高田馬場北、高田馬場 (閉店)、渋谷、五反田
武蔵野線
南船橋、新浦安、市川大野
東京メトロ東西線
葛西、南葛西
都営地下鉄三田線
白金台 (閉店)
都営地下鉄新宿線
瑞江、江戸川大杉 (一之江)
東武スカイツリーライン
西新井、新田
それ以外
二十世紀が丘 (閉店)、古淵
合計で46店ものブックオフに行っていました。
そのうち、常磐線の松戸〜北千住と、山手線の大塚〜高田馬場はブックオフ続きでしたが、北千住並びに目白のブックオフが閉店になり、ブックオフ続きでは無くなっています。
現状では、総武線の小岩〜両国 (新小岩・平井にも確認、そして未だ足を運んでおらず)がブックオフ続きとなっています。
こうしてリストを挙げてみると、ここ2,3年くらい行っていない所が多かったです。
今まで放っておいてゴメンなさい。その内顔出させて頂きます。(なんつって)
というわけで、今日はどうでもいい人にはどうでもいいブックオフのお話でした。
400回目を下らない話で終わらしてゴメンなさい。
名久井翔太の音楽文章ラジオ、今回までご覧下さった皆様、今まで本当にありがとうございました。(こうして書くと終わるみたいになりますが、まだまだ終わりませんよ‼︎)
これからも、私の洋楽和訳のコーナー始め、下らない話にも目を向けて頂きますよう、よろしくお願い申し上げます。
では400回更新記念アニバーサリー、これにてお終いお終い。
また明日お目にかかりましょう。
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