今日の洋楽
今日はピー・ウィー・ハントでサムバディ・ストール・マイ・ギャルです。
レオ・ウッドの作曲です。失恋を機に作ったそうです。
「ホンワカパッパ」のトランペットでお馴染みの吉本新喜劇のテーマですね。誰しも聞いたことがあるかと。
ピー・ウィー・ハントことウォルター・ゲルハルト・ハントは1907年5月10日、オハイオ州マウント・ヘルシー生まれのトロンボーン奏者、ジャズバンドのリーダーです。
父親がバイオリン、母親がバンジョーを弾いていたのがキッカケで、音楽に興味を持ちます。オハイオ州立大学で電気工学を学びながら、ウォルター青年はバンジョーを弾いて、バンドを結成したりしていました。
後にトロンボーンに変わって、1928年、ジーン・ゴールドケット・オーケストラに入ります。このオーケストラにはピー・ウィー・ハント以前にもビックス・バイダーベックも入っています。
カサ・ロマ・オーケストラの発起人でもありましたが、1943年DJとして活動するために脱退します。1946年音楽業界に戻ります。
1948年「12番街のラグ」を出して、300万枚を売り出すヒットしています。今回の「サムバディ・ストール・マイ・ギャル」は1954年の録音です。
1979年6月22日、78歳で亡くなっています。
サムバディ・ストール・マイ・ギャルは1918年、前述したレオ・ウッドによって作られました。初録音は1918年のフローレンス・ミレットですが、最初にヒットしたのは、1923年のテッド・ウィームズ・オーケストラが、5週に渡って1位を記録したものです。
それ以外にも、ビックス・バイダーベック、キャブ・キャロウェイ、ファッツ・ウォーラー、カウント・ベイシー、ベニー・グッドマンも録音しています。
今回の和訳はキャブ・キャロウェイのものを載せます。
では和訳です。
Somebody stole my gal,
Somebody stole my pal,
Somebody came and took her away,
She didn't even say she was leavin',
誰かが僕の彼女を盗っちゃった。
誰かが僕の彼女を盗っちゃった。
誰かが来て彼女を盗っちゃった。
出てくと言わずに行っちゃった。
Her kisses I love so,
He's gettin' now I know
And gee, I know that she,
Would come to me
If she could see,
Her broken hearted lonesome pal,
Somebody stole my gal
僕はあの娘のキスが好きだった。
それをあいつが奪うんだ、分かるさ。
おや、僕は知ってた、
彼女が来るものだと。
彼女が知っていたならなあ、
心が壊れたパートナーがここにいるって。
誰かが僕の彼女を盗っちゃった。
こんな感じです。
タイトルの通りです。
先週暑い日もありましたが、だんだん寒くなって参りました。お風邪など引かれぬように。ホンマに油断もスキもあらへんわ〜。
ではまた。
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