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2016年10月27日木曜日

Manfred Mann - John Hardy

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、名久井翔太です。どうぞよろしく。

早速、洋楽和訳のコーナーでございます。

今日の洋楽

今日はマンフレッド・マンでジョン・ハーディーです。


昨日に引き続きこの歌の和訳をご覧頂くわけですが、ちょいとこの歌のWikipediaや他サイトの資料がありまして、これが興味深いのでここに紹介します。

この歌は、1893年当時に起きた殺人事件を基にして作られたと言います。

鉱山(Wikipediaではポッポ屋)で働いていたジョン・ハーディーは酒を飲んで酔っ払ってる所に、女が原因でトーマス・ドリューズという同僚と喧嘩になり、そのトーマス・ドリューズを殺してしまいます。

第1級の犯罪、つまり、最も重い犯罪と判決が下され、1894年1月19日、ジョン・ハーディーは絞首刑が執行されました。それを見るために、3000もの人々が出席したといいます。

そうして出来たのが「ジョン・ハーディー」という歌です。

古いフォークの歌の中に、「ジョン・ヘンリー」という歌もありますが、よくジョン・ハーディーと混合されます。

この歌の最初の録音は、1924年の女性ブルーグラスの歌手エヴァ・デイヴィスです。それ以降もレッドベリー始めマンフレッド・マンやカーター・ファミリー、ロニー・ドネガン、キングストン・トリオなどがカバーしています。

では和訳です。

John Hardy, he was a jealous man.
He carried a gun, so they say.
He killed a man all because of a girl
And they caught him the very next day
Yes they did,
They caught him the very next day

ジョン・ハーディーは嫉妬深い男、
奴は銃を持っていた、そして彼らは言う。
女が原因で男を殺したんだと。
彼らは奴を、まさに次の日に捕まえたんだ。
彼らは奴を、まさに次の日に捕まえたんだ。

They put poor John Hardy in a cell
He picked someone to go his bail
But there was no bail for a murdering man
And they flown John Hardy back in jail
Oh oh
They flown John Hardy back in jail

彼らは哀れなジョン・ハーディーを牢屋に入れた。
誰かに陳情してもらおうと思っていたが、
誰もその人殺しに陳情なんかしちゃくれなかった。
だからジョン・ハーディーは牢屋に戻された。
彼らはジョン・ハーディーを牢屋に戻した。

The pretty girl was a cause of this
The dress that she wore was blue
She'd come to the jail, and then felled down on her knee
And said: "Johnny I've been good to you. Yes I have. Johnny I've been good to you."

可愛い娘がい原因だった。
彼女は青いドレスに身を包み、
牢屋に来て、膝をついてうなだれた。
そして言った、「ジョニー、私は元気でいるわ。」

John Hardy, he was a jealous man
That nobody can deny
He killed the man just because of the girl
Now he's going to die
Oh oh
Now he's going to die

ジョン・ハーディーは嫉妬深い男、
誰も否定しなかった。
女が原因で男を殺したんだ。
そして今彼は死のうとしている。

こんな感じです。

昨日も話したのでどんな歌かは省略。

今日はこの辺でお時間です。

ではまた。

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