こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、名久井翔太です。どうぞよろしく。
ラジオのニュースで驚いた事を、述べたいと思います。
ずばり、コアラのニュースです。
コアラはオーストラリア出身の有袋類で、ユーカリの葉っぱを食べて暮らしてる、というので有名ですが、日本の動物園でコアラがいる所って何ヶ所あると思いますか?
何と、わずか8ヶ所なんですね。その8ヶ所で飼われているコアラの総数は、41頭だそうです。まあ、1980年代に、コアラが可愛いとブームになって、その時には80頭以上いたそうです。全盛期に比べると、現状はその半分くらいしかいない、という事になりますね。
驚いたのはそこからです。
コアラはユーカリの葉っぱしか食べ無いそうです。ユーカリの葉っぱだけしか食べないコアラの餌代、1年でいくらかかるでしょうか?
何と、6000万円かかるんですって。ある動物園の全部の動物の餌代は大体1億5000万円かかるそうですが、コアラだけで4割もかかるそうです。
更に驚いた事ですが、コアラはグルメなんですって。コアラが食べるのはユーカリの葉っぱ、それも新芽しか食べないそうです。ユーカリだけしかて600種類ありますが、この内、口にするのは14種類と、全体の2%しか見向きもしないそうです。
また、乾燥してるオーストラリアとは違って、日本は台風が多いので、広く分散させて生産されているのも驚きました。日本のコアラが口にするだけのためにですよ。
コアラの寿命にも触れていました。野生のコアラの寿命は平均して12~3年と言われていますが、なんと日本の動物園で飼われているコアラの中で、一番長生きしてるのが兵庫の動物園にいる20歳のコアラなんだそうです。人間に換算すると100歳です。
大阪のとある動物園では、餌代が高いことから、現在飼育しているコアラが死んだら、コアラの飼育はやめると発表してるそうです。だって6000万ですよ。コアラ飼う飼わないで大分差がありますね。
「誰も食べないから俺食べる」ってユーカリの葉っぱしか食べなくなったのは吉と出たか凶と出たのか。いずれにしても、動物を飼う事はお金がかかる、という事を改めて認識させられました。
では、洋楽和訳のコーナーです。
今日の洋楽
今日はジョニー・キャッシュで、アイ・スティル・ミス・サムワンです。
ジョニー・キャッシュと、甥のロイ・キャッシュ作曲です。1959年の「銃を街に持ち込むな」といい歌のB面曲です。シングル自体はビルボードホット100で1位を記録しています。
フラット&スクラッグス、エミルー・ハリス、スティーヴィー・ニックスがカバーしています。
では和訳です。
At my door the leaves are falling
A cold wild wind has come
Sweethearts walk by together
And I still miss someone
ドアの前では葉が落ちて、
冷たい風が吹いて来る。
恋人たちが通り過ぎて、
俺はまだ誰かが恋しい。
I go out on a party
And look for a little fun
But I find a darkened corner
because I still miss someone
パーティーに出て、
少しでも楽しもうとした。
だが暗い角を見つけてしまった、
まだ誰かが恋しいから。
Oh, no I never got over those blues eyes
I see them every where
I miss those arms that held me
When all the love was there
あのブルーな瞳から離れられない、
俺はそれをどこでも見てる。
俺を抱きしめてくれた腕が恋しい、
そこに愛があった時に。
I wonder if she's sorry
For leavin' what we'd begun
There's someone for me somewhere
And I still miss someone
彼女が申し訳ないと思っているだろうか、
始まった恋を不意にした事を。
俺には誰かがいるんだろうけど、
俺はまだ誰かが恋しい。
こんな感じです。
別れたあの人が忘れられない、という歌です。
今日はこの辺でお時間です。洋楽和訳のリクエスト募集中です。ある方は、コメント欄に記入よろしくお願いします。
ではまた。
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