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2017年5月24日水曜日

Jim Reeves - He'll have to go

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、名久井翔太です。どうぞよろしく。

今日の東京は、相変わらず蒸し暑い…と思っていたら、午後には雲が出て涼しくなって思いの外快適でした。仕事していてもあまり汗はかきませんでした。

明日・明後日と東京は雨です。傘のご準備をお忘れなく。

では、洋楽和訳のコーナー、久しぶりのRE-DISCOVER MUSICIANSです。

今日の洋楽

今日はジム・リーヴスで浮気はやめなよです。



ジョー・アリスン、オードリー・アリスン夫婦の作曲です。1959年のシングルで、ビルボードホット100で2位、オーストラリア・ノルウェー・ビルボードカントリーチャートで1位を記録しています。

ジム・リーヴスことジェームズ・トラヴィス・リーヴスは1923年8月20日、テキサス州ガロウェイ生まれのカントリーミュージシャンです。

ナッシュビル・サウンドという、鼻にかかったボーカルやスティールギターなどの古いカントリーミュージックと、ささやくようなリードボーカルにバックコーラスも加わった、昔と今のカントリーやポップミュージックを融合させたものを最初にやった人です。

8人兄弟の末っ子です。スポーツで奨学金を得て、テキサスの大学に通いますが、僅か6ヶ月で退学し、造船所で働いたり、野球選手になってセミプロリーグに出たりしました。

ラジオのアナウンサーとして活動してる時に歌を歌い始めます。ジミー・ロジャース(ハニーカムの方ではない)やムーン・マリカンといった古いカントリーミュージシャンや、ビング・クロスビーやフランク・シナトラなどのポップミュージックも聴きます。

1953年に、アボットレコードからシングル「ホワット・ワー・ユー・ドゥーイング」でデビューします。が、ヒットしませんでした。次のシングル「メキシカン・ジョー」がカントリーチャート1位、ビルボードホット100で23位というヒットです。

1954年に、ルイジアナ・ヘイライドという番組に、スリーピー・ラビーフの代演で演奏しました。

1957年に「4つの壁」というシングルが大ヒットしました。カントリーチャートで1位、ホット100で11位でした。今回紹介する「浮気はやめなよ」ほ1959年のヒット曲です。

人気絶頂だった1964年7月31日、ジム・リーヴスが操縦する飛行機が激しい雷雨に巻き込まれ、墜落して、亡くなりました。40歳でした。

では「浮気はやめなよ」の和訳です。

Put your sweet lips a little closer to the phone
Let's pretend that we're together all alone
I'll tell the man to turn the juke box way down low
And you can tell your friend there with you he'll have to go


受話器に、君の甘い唇を近づけて。

僕らは1人だってふりをしよう。

ジュークボックスの音を下げてもらおう。

君といる友達に伝えておいて、君は帰るべきだって。


Whisper to me tell me do you love me true
Or is he holding you the way I do
Though love is blind make up your mind I've got to know
Should I hang up or will you tell him he'll have to go


僕に囁いて、教えておくれ、僕を愛しているかって。

彼は僕と同じように君を抱いているのかい?

愛が盲目だったとしても、決心しておくれ、僕は知りたいんだ。

僕は電話を切るべき?それとも彼に、君は帰るべきだって言ってくれるかい?


You can't say the words I want to hear
While you're with another man
Do you want me answer yes or no
Darlin' I will understand


僕が聞きたい言葉を言ってはいけないよ、

他の男といる時は。

君は僕が欲しいのかい、はいかいいえで教えたおくれ。

ダーリン、僕は理解するよ。


Put your sweet lips a little closer to the phone
Let's pretend that we're together all alone
I'll tell the man to turn the juke box way down low
And you can tell your friend there with you he'll have to go


受話器に、君の甘い唇を近づけて。

僕らは1人だってふりをしよう。

ジュークボックスの音を下げてもらおう。

君といる友達に伝えておいて、君は帰るべきだって。


こんな感じです。

今日はこの辺でお時間です。洋楽和訳のリクエスト募集中です。ある方は、コメント欄に記入よろしくお願いします。

ではまた。

1 件のコメント:

  1. youtubeで偶然見つけ、時々聴いています。まさか浮気の歌とは思いませんでした。
    経験者なので、身につまされます。

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