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2020年6月9日火曜日

The Byrds - Everybody’s been burned

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、名久井翔太です。どうぞよろしく。

早速、今日のボブ・ディランのコーナーです。

今日のボブ・ディラン

6月9日(火)


~My friend
The ones that wheel and deal and whirl and twirl
And play games with each other in their sand-box world~

~ぼくの友だち
転向し、取り引きし、くるくる回り、目を回している者たち
そして自分たちの砂箱の世界の中でお互いにゲームに興じている~

「Last thoughts on Woody Guthrie」より

今日の洋楽

今日はザ・バーズで「燃えつくせ」です。



デヴィッド・クロスビー作曲です。1967年のアルバム『ヤンガー・ザン・イエスタデイ』収録曲です。

ボーカルもデヴィッド・クロスビーの今回の歌ですが、全体的に暗く、危ない雰囲気が漂います。

バーズ初期の頃は、オリジナルメンバー5人のなかでは年上ではあったものの、5人の中では小柄で可愛らしささえ感じられる印象があった、とネットでは言われています。YouTubeのライブ映像でも、可愛らしさの片鱗が見えると思われます。

CSN&Y期に入ると変貌を遂げますが、その時の片鱗もバーズの頃に伺えた、という事ですね。

絶望しか漂わない歌ですが、最後には「僕は君を愛するよ」と、彼女に救いの手を差し伸べる感じになっています。

では和訳です。

Everybody has been burned before
Everybody knows the pain
Anyone in this place can tell you to your face
Why you shouldn't try to love someone

みんなとっくの昔に燃え尽きたんだ、
みんな痛みってものを知ってる。
この場所にいる誰もが、君の正面に立って教えられる、
誰かを愛した方が良い、と。

Everybody knows it never works
Everybody knows and me
I know that door that shuts just before
You get to the dream you see

そんなの役に立たないって知ってる、
みんなも、僕も知ってる。
あのドアは、少し前に閉まったんだ。
そひて君は夢を見始める。

I know it all too well how to turn,how to run
How to hide behind a bitter wall of blue
But you die inside if you chose to hide
So I guess instead I'll love you

振り向く方法、逃げ出す方法は全部知りすぎている、
辛く青い壁の後ろに隠れる方法を。
でも君が隠れる事を選べば、君の心は死んでしまう。
だから、代わりに僕は君を愛するだろうね。

こんな感じです。

今日はこの辺でお時間です。洋楽和訳のリクエスト・感想ございましたらコメントくださいませ。

ではまた。

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