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2025年10月23日木曜日

Cissy Houston - After you

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、名久井翔太です。どうぞよろしく。

早速、今日の洋楽和訳のコーナーです。


今日の洋楽

今日はシシー・ヒューストンでアフター・ユーです。




ダグ・フランク、ダグ・ジェームズ作曲です。1978年のアルバム『シンク・イット・オーヴァー』収録曲です。

シシー・ヒューストンこと、エミリー・ドリンカード(Emily Drinkard)は、1933年9月30日、ニュージャージー州ニューアーク生まれの歌手です。

ホイットニー・ヒューストンの母親でもあり、ディオンヌ・ワーウィックディー・ディー・ワーウィックの叔母でもあります。また、スウィート・インスピレーションズのメンバーとしても、様々な歌手のバックシンガーとしても活動しており、キャリアは長いです。

兄弟姉妹のグループ「ザ・ドリンカード・シンガーズ」のメンバーとして1938年に活動を始めました。この時シシーことエミリーは僅か5歳です。様々な教会で歌っています。

後にシシーと、姪のディオンヌとディー・ディー、そして親友のドリス・トロイやシルヴィア・シェムウェルとザ・ゴスペレアーズ(ゴスペラーズじゃないよ)というグループを結成して、ドリフターズ等の様々なアーティストのバックコーラスを担当していました。メンバーの入れ替え等有りつつも、ディオンヌのヒット曲「ドント・メイク・ミー・オーヴァー」、ドリス・トロイのヒット曲「ジャスト・ワン・ルック」でコーラスを担当しています。後にこのグループはザ・スウィート・インスピレーションズに改名しています。

グループを脱退し、ソロ活動を始めます。1970年にはデビュー・アルバム『プレゼンティング・シシー・ヒューストン』をリリースしています。1978年にリリースしたシングル「シンク・イット・オーヴァー」が、R&Bチャートで32位、ダンスチャートで5位を記録するヒットとなりました。

1988年に娘ホイットニーとのデュエット曲「アイ・ノウ・ヒム・ソー・ウェル」がドイツ、オランダ、ベルギーでヒットしました。

1996年にゴスペルアルバム『フェイス・トゥ・フェイス』をリリースしました。翌年のグラミー賞で、最優秀トラディショナルゴスペルアルバム部門で初のグラミー賞を受賞しました。

2012年に娘のホイットニーが亡くなり、追悼として「明日に架ける橋」を歌いました。

2024年10月7日、アルツハイマー病の為91歳で亡くなりました。

新しい彼氏を求めようとするも、結局あの人が忘れられない彼女の歌です。

では和訳です。

Sometimes I tell myself I’m leavin'

And I’d like to think I could go

But it’s just my pride, that I’m deceiving

'Cause deep inside I really know


時々、自分に言い聞かせるの、行かなきゃって。

出発出来ると思っていた。

でもこれは私のプライド、私自身を騙してる、

心の奥底で、私は分かってる。


After you, who could there be

After you, what’s left for me

I’d be lost if you ever go

I’d just be broken in two

Oh, who could there be after you


あなたの後に、誰が来るの?

あなたがいなくて、何が残るの?

あなたが行ったら、私は迷う、

真っ二つに分かれるでしょう。

誰がいると言うの、あなたの後に?


Before you, I was always runnin'

My heart was always chasing someone new

But I could feel the change was coming

When my heart kept chasing, kept right on racing


あなたに会うまで、ずっと走っていた、

私の心は、常に新しい誰かを求めていた。

でも変化を感じる事が出来た、

私が心を追い求めて、競争していた時に。


After you, who could there be

After you, what’s left for me

I’d be lost if you ever go

I’d just be broken in two

Oh, who could there be after you


あなたの後に、誰が来るの?

あなたがいなくて、何が残るの?

あなたが行ったら、私は迷う、

真っ二つに分かれるでしょう。

誰がいると言うの、あなたの後に?


If I thought that someonе could take your place

I’d just be kiddin' mysеlf

Because I know what have to be the fool

To think that I could feel this way for someone else


誰かが代わりに来たらって考えていたとしたら、

私は自分自身に冗談を言うわ、

私は知ってるから、他の誰かにこの気持ちを抱く事が、

こんなにも馬鹿げてるって事を。


After you, who could there be

After you, what’s left for me

I’d be lost if you ever go

I’d just be broken in two

‘Cause who could there be after you

Who could there be after, after you


あなたの後に、誰が来るの?

あなたがいなくて、何が残るの?

あなたが行ったら、私は迷う、

真っ二つに分かれるでしょう。

だって誰がいると言うの、あなたの後に?


こんな感じです。

あなたのお名前何ァんて由来のコーナー、今回はEmily DrankardのEmilyの由来を紹介します。

Emily

ローマの姓「Aemilius」に由来し、「努力する」「勤勉な」という意味を持つ。

ドイツのハノーファー家出身の18世紀のイギリスの王女アメリアは、英語圏でエミリーとして知られていた。


という事で、Emilyと名付けられたこの方には、「努力する子になって欲しい」という願いが込められているのかもしれません。

今日はこの辺でお時間です。洋楽和訳のリクエスト・感想ございましたらコメントくださいませ。X(旧Twitter)も宜しくお願い致します。IDとかは上に書いてます。ブログフォローもお願い致します。

ではまた。

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