このブログを検索

2016年6月15日水曜日

Jim Croce - Time in a bottle

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、帰りにドキッとした名久井壮年です。どうぞよろしく。

仕事帰りに起きたことなんですが、私の前から小学校5、6年生ぐらいの女の子が2人ぐらい自転車で走っていました。

その2人のうち1人の自転車を抜いて言われたのが、「すっごい猫背」。

一瞬すごく慌てましたよ。かなりトーンが強めで言われたもんでびっくりして。そんなにはっきり言うか、と思いました。

多分前を走ってる女の子に言ったんだと思いますが、私も普段は猫背なもんで思わず背筋を伸ばして自転車で走ってました。猫背というから、直さずにはいられませんでした。

では後半の洋楽和訳のコーナー、最近あるCMで使われたことで反響を呼んでいる、あの歌です。

今日の洋楽

今日はジム・クロウチでタイム・イン・ア・ボトルです。


ジム・クロウチ自体日本で知られていないアーティストなので、このブログにはもってこいといった感じですが。

和訳を見る前に上のURLをクリックしてほしいんですが、最近TVで流れたSiriのCMです。

セサミストリートのクッキーモンスターがクッキーを焼く時の時間を計るのにiPhoneのSiriに呼びかけてタイマーセットというものですが、焼き上がりを待つ時の音楽が今日紹介するタイム・イン・ア・ボトルです。


ジム・クロウチは1943年1月10日、ペンシルベニア州フィラデルフィア生まれのイタリア系アメリカ人のフォークシンガーです。

1966年にアルバムを出してデビューしますが、しばらくは脚光を浴びる事もありませんでした。

1972年に「ジムに手を出すな」でシングルデビュー、そして翌1973年には「リロイ・ブラウンは悪い奴」で1位を記録しました。

ようやく売れてきた、と喜んでいた矢先に9月21日、ツアー中の飛行機が墜落し、30歳という若さでこの世を去りました。その翌日に「アイ・ガット・ア・ネーム」が発売され、1位を記録しました。

このタイム・イン・ア・ボトルはジムの死後に発売されました。

では和訳です。

If I could save time in a bottle
The first thing that I'd like to do
Is to save every day till eternity passes away
Just to spend them with you

もし僕が時間を瓶の中に取っておけたとして、
最初にやりたい事は、
僕が死ぬその時まで、
君と過ごす毎日を取っておきたい。

If I could make days last forever
If words could make wishes come true
I'd save every day like a treasure and then
Again, I would spend them with you

もし僕が日々を永遠に続かせることができるなら、
僕の言葉で君の夢が叶うなら、
僕は宝物のように毎日を守ろう、
そして君のために使おう。

But there never seems to be enough time
To do the things you want to do, once you find them
I've looked around enough to know
That you're the one I want to go through time with 

でも十分な時間もないみたいだ、
君のしたい事を全部やろうとするなら。
探し求めてわかった事は、
君と残りの人生を過ごしたいってこと。

If I had a box just for wishes
And dreams that had never come true
The box would be empty, except for the memory of how
They were answered by you

もし僕がお願いのために箱を持っていて、
叶わぬ夢を持っていたなら、
箱は空っぽ、でも君に応えた記憶が一つ。

But there never seems to be enough time
To do the things you want to do, once you find them
I've looked around enough to know
That you're the one I want to go through time with 

でも十分な時間もないみたいだ、
君のしたい事を全部やろうとするなら。
探し求めてわかった事は、
君と残りの人生を過ごしたいってこと。

こんな感じです。

切ないメロディーに淡々と乗せていく愛の言葉。

クッキーモンスターがまさかこの曲をプレイリストに入れるとは、渋い趣味をお持ちで。

今日はこの辺でお時間です。

ではまた。


0 件のコメント:

コメントを投稿