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2020年7月9日木曜日

Karla Bonoff - Never stop her heart

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、名久井翔太です。どうぞよろしく。

最近はジメジメして歩くとすぐ汗をかきますね。

これがだんだんと暑くなるのかと思うと、まだ油断が出来ないな、と思います。

せめて家では快適に過ごそうと思って先月からエアコンをつけてます。皆さんも無理はしないで生活してくださいね。

では、今日のボブ・ディランのコーナーです。

今日のボブ・ディラン

7月9日(木)



~You took my reality
And cast it to the wind
And I ain’t never gonna be the same again~

~きみはぼくの実態を奪って
風の中へと投げ捨ててしまった
ぼくはもう二度と同じようにはならないからね~

「Never gonna be the same again」より

今日の洋楽

今日はカーラ・ボノフで「静かに燃えて」です。



カーラ・ボノフ作曲です。1979年のアルバム『ささやく夜』収録曲です。

自由が欲しかった彼女が、どうやって手にしたのかを歌った歌です。

では和訳です。

Like a bird she was wounded

A prisoner he found

He kept her beside him on the ground

She wanted him to release her

But he didn't want her to fly

He had come to depend on seeing her cry


鳥のように彼女は傷を負っていた、

罪人を彼は見つけた。

地面に、彼は彼女を側にいさせた。

彼に解放してもらいたかった、

でも彼は彼女に行って欲しくなかった。

彼女の泣く顔を見るたびに安心するようになっていた。


He cut her wings

But she could still sing

He didn't see he could never stop her heart


彼は彼女の翼を切った、

でも彼女はまだ歌えていた、

彼女の心臓を止められない、という事を分かっていなかった。


Just like in a cage he kept her

But inside she grew strong

And in some ways it was nice

To have a place to belong

But freedom called in its own way

Soft moonlit nights in her thoughts

And the war raged on inside

That she always fought


籠に捕らわれた鳥のように、彼女を側にいさせた。

でもその中で彼女は強く育った。

居場所があるのは良い事、と彼女は思った。

でも自由なんてその中では限られてるもの。

彼女は柔らかい月夜を思い続け、

心の中での戦争で、彼女はいつも戦っていた。


He cut her wings

But she could still sing

He didn't see he could never stop her heart


彼は彼女の翼を切った、

でも彼女はまだ歌えていた、

彼女の心臓を止められない、という事を分かっていなかった。


Ah,the love that plays in the strangest ways

She felt his warm embrace like fire inside her

And when the day would break,it seemed

Her heart would shake

But she knew he had her soul at stake


恋はとても奇妙なもの。

心の中で炎が上がるように、彼の温かい抱擁を感じた。

夜が明ける時、彼女の心は震えるのでしょう。

でも彼女の魂は彼に恋に落ちたのを知っていた。


Like a bird she was wounded

A prisoner he found

But time was running out,he couldn't

Keep her down

So one day he released her

Thinking that she wouldn't go

But how she was able to fly

Was something he'd never know


鳥のように彼女は傷を負っていた、

罪人を彼は見つけた。

その時がやって来て、彼は手放す事になって、

ある日彼は彼女を解放した、

どうせ飛べやしない、と高をくくっていた。

でもどれだけ彼女が飛べたのか、

彼には分からなかった。


He cut her wings

But she could still sing

He didn't see he could never stop her heart


彼は彼女の翼を切った、

でも彼女はまだ歌えていた、

彼女の心臓を止められない、という事を分かっていなかった。


こんな感じです。

今日はこの辺でお時間です。洋楽和訳のリクエスト・感想ございましたらコメントくださいませ。

ではまた。

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