このブログを検索

2025年7月13日日曜日

Brenda Russell - Piano in the dark

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、名久井翔太です。どうぞよろしく。

早速、今日の洋楽和訳のコーナーです。

今日の洋楽

今日はブレンダ・ラッセルでピアノ・イン・ザ・ダークです。




ブレンダ・ラッセル、スコット・カトラー、ジェフ・ハル作曲です。1988年のシングルで全米6位を記録しました。また、同年発売のアルバム『ゲット・ヒア』収録曲です。

ブレンダ・ラッセルこと、ブレンダ・ゴードン(Brenda Gordon)は、1949年4月8日、ニューヨーク生まれのシンガーソングライターです。

今回の歌「ピアノ・イン・ザ・ダーク」がヒットして、グラミー賞3部門にノミネートされています。また、ソングライターとしてアレサ・フランクリンやドナ・サマー等に曲を提供しています。

12歳の頃に両親と共にカナダに移住して、1968年にザ・ティアラズというグループでシングル「ホエア・ダズ・アワー・ラヴ・ゴー」でデビューしましたが、ヒットしませんでした。1970年代にドクター・ミュージックというカナダのジャズグループに入り、そこでブライアン・ラッセルと出会い結婚しています。その頃に芸名を「ブレンダ・ラッセル」としています。

1972年にはニール・セダカのシングル「雨に微笑を」で夫婦揃ってバックボーカルとして参加しています。後に離婚して、ブレンダはロサンゼルスに拠点を移して活動しています。

1979年にデビュー・アルバム『ブレンダ・ラッセル』をA&Mレコードからリリースしています。このアルバムからのシングルカット「ソー・グッド、ソー・ライト」は全米30位を記録しています。

1980年にはアース・ウィンド&ファイアーのシングル「ユー」をデヴィッド・フォスター、モーリス・ホワイトと作曲して、ヒットさせています。1988年には自身最大のヒット作「ピアノ・イン・ザ・ダーク」、そしてその曲が収録されている『ゲット・ヒア』をリリースしています。

1991年にはヴォイセズ・ザット・ケアに参加して、「ヴォイセズ・ザット・ケア」がリリースされています。そのシングルにはピーター・セテラ、リトル・リチャード、マーク・ノップラー、セリーヌ・ディオン、ポインター・シスターズ、ポール・アンカら多数のアーティストが参加しています。

現在も活動を続けています。

彼との別れを惜しんで、ピアノの音色を聴いた瞬間に気持ちが溢れてしまう歌です。

では和訳です。

When I find myself watching the time

I never think about all the funny things you said

I feel like it's dead

Where is it leading me now


時計を見ている自分に気付いた時、

あなたがずっとおかしな事を言ってたって思わなかった。

終わってしまったようね、

どこに私を連れて行くのかしら。


I turn around in the still of the room

Knowing this is when I'm gonna make my move

Can't wait any longer

And I'm feeling stronger but oh


部屋の静けさの中で振り返った、

分かってる、ここを出て行く時だって。

もう待ちきれない、

自分が強くなったと思うわ。


Just as I walk through the door

I can feel your emotion

It's pullin' me back

Back to love you


ドアを出て行く時、

あなたの気持ちを感じる。

私を引き戻すの、

あなたがまだ好きだった頃に。


I know I'm caught up in the middle

I cry just a little

When I think of letting go

Oh no, gave up on the riddle

I cry just a little

When he plays piano in the dark


問題に行き詰まって、

ちょっと泣いてしまう、

あなたを手放す事を考えると。

謎が解けなくなって、

泣いてしまう、

暗闇で聴くあなたのピアノで。


He holds me close like a thief of the heart

He plays a melody

Born to tear me all apart

The silence is broken

And no words are spoken but oh


心を奪う泥棒のように、彼は私を強く抱きしめる。

彼はメロディーを奏でる、

私を引き裂く為に生まれたのよ。

静寂は破られど、

言葉を発することも無い。


Just as I walk through the door

I can feel your emotion

It's pullin' me back

Back to love you


でもドアを出て行く時、

あなたの気持ちを感じる。

私を引き戻すの、

あなたがまだ好きだった頃に。


I know I'm caught up in the middle

I cry just a little

When I think of letting go

Oh no, gave up on the riddle

I cry just a little

When he plays piano in the dark


問題に行き詰まって、

ちょっと泣いてしまう、

あなたを手放す事を考えると。

謎が解けなくなって、

泣いてしまう、

暗闇で聴くあなたのピアノで。


The silence is broken

And no words are spoken but oh


静寂は破られど、

言葉を発することも無い。


Just as I walk through the door

I can feel your emotion

It's pullin' me back

Back to love you


でもドアを出て行く時、

あなたの気持ちを感じる。

私を引き戻すの、

あなたがまだ好きだった頃に。


I know I'm caught up in the middle

I cry just a little

When I think of letting go

Oh no, gave up on the riddle

I cry just a little

When he plays piano in the dark


問題に行き詰まって、

ちょっと泣いてしまう、

あなたを手放す事を考えると。

謎が解けなくなって、

泣いてしまう、

暗闇で聴くあなたのピアノで。


こんな感じです。

今日の、あなたのお名前何ァんて由来のコーナー、今回はBrendaの由来を紹介します。

Brenda

古ノルド語で「火、松明、剣」を意味するBrandrがイギリスに持ち込まれた。


という事で、Brendaと名付けられたこの方は、「辺りを明るく照らす人になってほしい」という願いが込められているのかもしれません。

今日はこの辺でお時間です。洋楽和訳のリクエスト・感想ございましたらコメントくださいませ。X(旧Twitter)も宜しくお願い致します。IDとかは上に書いてます。

ではまた。

0 件のコメント:

コメントを投稿