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2025年10月16日木曜日

Millie Small - Sweet William

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、名久井翔太です。どうぞよろしく。

早速、今日の洋楽和訳のコーナーです。


今日の洋楽

今日はミリー・スモールでスウィート・ウィリアムです。




バディ・ケイ、フィル・スプリンガー作曲です。1964年のシングルで、全英30位を記録しました。

ミリセント・ドリー・メイ・スモール(Millicent Dolly May Small)は、1947年10月6日、ジャマイカのクラレンドン生まれの歌手です。スカの名曲「マイ・ボーイ・ロリポップ」の世界的ヒットで知られる歌手で、ハイテンションで可愛らしい歌唱が特徴的です。

12歳の時にタレントコンテストで優勝した事がきっかけで、歌手として活動を始めます。最初にオーウェン・グレイとコンビを組んでシングル「シュガー・プラム」を発表、続いてロイ・ロビンソンと組んでシングル「ウィール・ミート」「マリー」を発表します。

1963年にイギリスに渡り、フォンタナ・レコードよりシングル「ドント・ユー・ノウ」をリリースします。

1964年に発表した「マイ・ボーイ・ロリポップ」が瞬く間にヒットを出して、全英全米2位、さらにカナダで2位、オーストラリアで1位を記録する大ヒットとなりました。当時流行していたスカのスタイルを取り入れた他、レゲエの祖先の音楽でもあるブルー・ビートのスタイルで初めてヒット曲となった事で、ミリーはアメリカで「ブルー・ビート・ガール」で知られるようになりました。

その後「スウィート・ウィリアム」「シー・ユー・レイター・アリゲーター」「ブラッドショット・アイズ」をリリースしましたが、前述の「マイ・ボーイ・ロリポップ」と並ぶヒットにはなりませんでした。

1972までツアーやアルバムを発表した後、音楽活動から引退しました。2020年5月5日に、癌のため72歳で亡くなりました。

ウィリアムと私はいつも一緒よ、いつか彼と結婚するのよ、という歌です。

では和訳です。

I love sweet William

Yes, he's my boy!

And I'm his little doll

His favorite toy!


素敵なウィリアムが好きよ、

私の彼氏よ!

私は彼の可愛いお人形さん、

彼のお気に入りのおもちゃよ!


He brings me candy

And a-kisses too!

Because I'm stuck on him

And stick to him like glue!


彼はキャンディをくれて、

キスしてくれるの!

だって私彼にくっついてるの、

糊みたいにピッタリなのよ!


Oh, I need sweet William so

I'll never let him go

And I know

Our love will grow!


素敵なウィリアムが必要なのよ、

離したりしないわ。

私には分かるわ、

私達の愛は大きくなるって!


I love sweet William

Yes, he's my thrill!

And who will marry me?

Sweet William will!


素敵なウィリアムが好きよ、

彼は私のスリルよ!

誰が私と結婚してくれるの?

素敵なウィリアムよ!


I love sweet William

Yes, he's my boy!

And I'm his little doll

His favorite toy!


素敵なウィリアムが好きよ、

私の彼氏よ!

私は彼の可愛いお人形さん、

彼のお気に入りのおもちゃよ!


I love sweet William

Yes, he's my thrill!

And who will marry me?

Sweet William will!


素敵なウィリアムが好きよ、

彼は私のスリルよ!

誰が私と結婚してくれるの?

素敵なウィリアムよ!


こんな感じです。

あなたのお名前何ァんて由来のコーナー、今回はMillicent Dolly May SmallのMillicentを紹介します。

Millie

①古代ドイツ語のAmalaswinaに由来する。意味は「強い」「絶え間ない」「勇敢な」などである。

②526年から534年まで東ゴート王国(現イタリア)王国君主であり、息子アタラリックの摂政を務めたアマラスンタ(Amalasuintha)に由来する。

③古フランス語のMelisendeに由来し、労働を意味する「Amal」と、強さを意味する「swinth」が組み合わさった。


という事で、Millicentと名付けられたこの方には、「勇敢で強い女の子になって欲しい」という願いが込められているのかもしれません。

今日はこの辺でお時間です。洋楽和訳のリクエスト・感想ございましたらコメントくださいませ。X(旧Twitter)も宜しくお願い致します。IDとかは上に書いてます。ブログフォローもお願い致します。

ではまた。

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