早速、今日の洋楽です。
今日の洋楽
今日はピーターとゴードンで愛なき世界という曲でございます。
今までピーターとゴードンはハイ・ヌーンとエキゾダス・ソングの2曲を紹介しましたが、どれも隠れた名曲です。
今回の愛なき世界はピーターとゴードンの大ヒット作です。
なんたってLennon-McCartneyですからね。そう、初期のビートルズはビリー・J・クレイマーやフォーモスト、といった同郷のアーティストに曲を提供していたのです。ピーターとゴードンもご多分にもれずビートルズ側から曲を提供して貰ってました。その理由というのも、当時ポールは女優ジェーン・アッシャーと付き合ってましたが、ジェーン・アッシャーはピーターとゴードンのピーターの妹。その関係で提供して貰ってたんですね。
ただ、コンビがあまりにもLennon-McCartney名義の曲をヒットさせてしまったもので、いつもビートルズの影が付きまとうようになって、コンビはその状況に辟易します。シングルWomanで取られた措置が、勿論ポールは書きますが、変名を使う、という事です。WomanはBernard Webb名義で発売されましたが、物の見事に、ポールの曲だと見破られてしまいます。
そんなこんなでピーターとゴードンは沢山の協力を得られて、ヒット曲を出しますが、移りゆく音楽シーンの中でコンビもボードヴィル風の曲を出したりして試行錯誤を重ねますが、あえなく69年に解散してしまいます。
今夜も長くなりましたが、和訳です。
Please lock me away
And don't allow the day
Here inside, where I hide with my loneliness
I don't care what they say, I won't stay
In a world without love
鍵を閉じてくれ、
陽の光も見たく無い。
僕はここで孤独に過ごすから。
人が何を言っても良い、
愛の無い世界に留まるつもりは無いから。
Birds sing out of tune
And rain clouds hide the moon
I'm OK, here I stay with my loneliness
I don't care what they say, I won't stay
In a world without love
鳥は調子外れに歌うし、
雨雲は月を覆い隠す。
でも僕は大丈夫、孤独に過ごすから。
人が何を言っても良い、
愛の無い世界に留まるつもりは無いから。
So I wait, and in a while
I will see my true love smile
She may come, I know not when
When she does, I'll lose
So baby until then
そして僕は待つさ。しばらくしたら、
僕の恋人の微笑みを見られるだろう。
いつかは分からないけど、彼女は来る。
彼女は来たら僕は崩れてしまうだろう。
だからそれまで、
Lock me away
And don't allow the day
Here inside, where I hide with my loneliness
I don't care what they say, I won't stay
In a world without love
鍵をかけてくれ、
陽の光も見たくない。
僕はここで孤独に過ごすから。
人が何を言っても良い、
愛の無い世界に留まるつもりは無いから。
こんな感じです。
彼女に逢えなくて、あまりの寂しさに自分の世界に閉じこもりますが、なんとか立ち直ろうとしている男の歌です。
ではまた。
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