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2018年7月13日金曜日

Billy Joel - Laura

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、名久井翔太です。どうぞよろしく。

今日は13日の金曜日ですね。

皆様は今日、何か嫌な事はありましたか?

嫌な事があった方も、そうでない方も、この音楽文章ラジオをご覧頂いて、癒しになって貰えれば幸いでございます。

では洋楽和訳のコーナーです。

今日の洋楽

今日はビリー・ジョエルでローラです。西城秀樹じゃ無いですよ。笑



ビリー・ジョエル作曲です。1982年のアルバム『ナイロン・カーテン』収録曲です。

静かなピアノのイントロから、急にドラム・ベース・ギターも入る曲のアレンジには、このアルバムを買った高校生の時には妙に印象に残っていました。

ビリーが、「ジェームス」も関係あるのかもしれませんが、人物の名前をタイトルにつけているときは「特定の人物を指しているわけではない」という風にしています。

「Someone」だと語呂が合わないが、「Laura」にするとすんなりいく、そうです。

では和訳です。

Laura

Calls me

In the middle of the night

Passes on her

Painful information


ローラは、

電話をかけてくる、

真夜中に。

苦痛な出来事を、

電話で話すのさ。


Then these careless fingers

They get caught in her vice

Til they're bleeding

On my coffee table


そしてこの不用心な指が、

彼女の悪い誘いに捕まる。

俺のコーヒーテーブルの上で、

血を流すまで。


Living alone isn't all that

It's cracked up to be

I'm on her side

Why does she push the poison on me?


一人で暮らすのは、

そこまで苦しい事じゃない。

俺は彼女の味方なのに、

どうして俺は毒を押し付けられるんだ?


Laura

Has a very hard time

All her life has

Been one long disaster


ローラは、

辛い人生を送ってきた。

彼女の人生は、

長い天災のようだった。


Then she tells me

She suddenly believes she's seen

A very good sign

She'll be taking

Some aggressive action


そして彼女が言う、

突然、良い兆しが見えてきたと。

これからは、

積極的に事を起こすそうだ。


I fight her wars

While she's slamming her doors in my face

Failure to break was the only mistake

That she made


彼女が俺の目の前でドアをピシャリと閉める時、

俺は彼女と戦っている。

手を切る事は、彼女が犯した唯一の失敗だった。


Here I am

Feeling like a fucking fool

Do I react the way exactly

She intends me to?


俺はまるで、

途轍もなく馬鹿な奴だと思う。

俺は彼女が望むように、

行動しているのだろうか?


Everytime I think I'm off the hook

She makes me lose my cool

I'm her machine

And she can punch all the keys

And she can push any button 

I was programmed through


俺が苦難から逃げたと思う時、

彼女は俺を熱くさせる。

俺は彼女のマシーン、

彼女はどんなキーも打てるし、

どんなボタンも推せる。

俺はそのようにプログラムされた。


Laura

Calls me

When she needs a good fix

All her questions

Will get sympathetic answers


ローラは、

心の傷を癒して欲しい時に、

俺に電話する。

彼女の質問には、

同情する答えが返ってくる。


I should

Be so

Immunized

To all of her tricks

She's surviving

On her second chances


俺は、

彼女の罠に対する、

免疫力が無ければ、と思う。

この二度目のチャンスを、

彼女は生き延びてきた。


Sometimes I feel like this

Godfather deal is all wrong

How can she hold an umbilical chord

For so long?


俺は、このゴッドファーザー的な、

やり方が間違っていると思う時がある。

どうして、長い間、

へその緒を持っていられるんだろう?


I've done everything I can

What else am I supposed to do

I'm her machine

And she can punch all the keys

And she can push any button

I was programmed through


出来ることは全てした。

何をしろって言うんだ?

俺は彼女のマシーン、

彼女はどんなキーも打てるし、

どんなボタンも推せる。

俺はそのようにプログラムされた。


Laura

Loves me

Even if I don't care

That's my problem

That's her sacred absolution


ローラは、

俺を愛してる、

俺がその気持ちが無かったとしても。

それは俺の問題だ。

それは彼女の聖なる赦しなのだ。


If she had to

She would put herself in my chair

Even though I

Faced electrocution


もし俺が電気椅子の刑に処される事になろうとも、

彼女はよろこんで俺の身代わりになるだろう。


She always says

I'm the best friend that

She's ever had

How do you

Hang up on someone

Who needs you that bad?


いつも言っている、

俺は今まで出会った人の中で、

1番の親友だって。

そんなに必要とされている奴の、

電話をどうして切られる?

 
こんな感じです。

真夜中に電話がかかって来て、女友達に振り回されつつも、その女友達も尽くしてくれている男の歌です。

もどかしいですよね。

今日はこの辺でお時間です。洋楽和訳のリクエスト・感想ございましたらコメントくださいませ。

ではまた。

2 件のコメント:

  1. 検索で見つけました。混沌とした怒りをメロディと抑揚で表現したカッコいい曲ですね。大好きです

    返信削除
    返信
    1. もっちー様

      コメントありがとうございます。

      確かに途中で演奏が激しくなる所がありますよね。クラシックを習ってきたビリーならではのアレンジだと思います。

      削除