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2018年11月23日金曜日

Bob Dylan - One of us must know (Sooner or later)

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、名久井翔太です。どうぞよろしく。

早速、洋楽和訳のコーナーです。

今日の洋楽

今日はボブ・ディランでスーナー・オア・レイターです。

https://youtu.be/CrrYN18WXSw

ボブ・ディラン作曲です。1966年のシングルで、イギリスで33位を記録しました。また同年発売のアルバム『ブロンド・オン・ブロンド』収録曲です。

この歌の録音の時についたバックバンドは、ザ・ホークスというバンドで、後のザ・バンドです。メンバーには、ロビー・ロバートソン、リック・ダンコらがいました。

この歌もオリジナルの1966年のバージョンと、1976年のローリング・サンダー・レヴューとアレンジが違います。

私が買ったハッティズバーグでのライブを収めた2枚組のアルバムに、ボーナストラックとして収録されていました。この時のこの歌は、カンザス州ウィチタでのライブにて演奏されています。

オリジナルと聴き比べてみるうち、ウィチタでのライブの方が良いと思うようになりました。

では和訳です。

I didn't mean to treat you so bad
You shouldn't take it so personal
I didn't mean to make you so sad
You just happened to be there, that's all
When I saw you say goodbye to your friends and smile
I thought that it was well understood
That you'd be comin' back in a little while
I didn't know that you were sayin' goodbye for good.

君に酷く当たりたかった訳じゃない、
そんなに自分を責めないでくれ。
君を泣かせようとした訳じゃない、
君はただそこにいた、ただそれだけなんだ。
君が友達に「サヨナラ」って言って笑うのを見た時、
俺は十分分かってると思ってた、
君がすぐに戻ってくるって事を。
その「サヨナラ」が永遠のものだって知らなかった。

But sooner or later one of us must know
But you just did what you're supposed to do
Sooner or later one of us must know
That I really did try to get close to you.

でも遅かれ早かれ、俺たちの内の1人は知るべきなんだ、
君はしなきゃいけない事をやっただけだって。
遅かれ早かれ、俺たちの内の1人は知るべきなんだ、
俺が君ともっと仲良くなろうと頑張ってたって事を。

I couldn't see what you could show me
Your scarf had kept your mouth well hid
I couldn't see how you could know me
But you said you knew me and I believed you did
When you whispered in my ear
And asked me if I was leavin' with you or her
I didn't realize just what I did hear
I didn't realize how young you were.

君が俺に見せてくれたものが何だったのか分からなかった。
君のスカーフが、君の口をよく隠してたんだ。
君がどうして俺の事を知れたのか分からなかった。
でも君は俺を知ってるって言って、俺は信じてた。
君が俺の耳に囁いて、
君とあの娘、どっちを取るのか聞いた時、
俺は何が聞こえたのか分からなかった、
俺は、君がどれだけ若かったのか分からなかった。

But sooner or later one of us must know
But you just doing what you're supposed to do
Sooner or later one of us must know
That I really did try to get close to you.

でも遅かれ早かれ、俺たちの内の1人は知るべきなんだ、
君はしなきゃいけない事をやっただけだって。
遅かれ早かれ、俺たちの内の1人は知るべきなんだ、
俺が君ともっと仲良くなろうと頑張ってたって事を。

I couldn't see when it started snowin'
Your voice was all that I heard
I couldn't see where we were goin'
But you said you knew and I took your word
And then you told me later as I apologized
That you were just kiddin' me, you weren't really from the farm
And I told you, as you clawed out my eyes
That I never really meant to do you any harm.

雪が降り始めた時、何も見えなかった。
君の声だけが、俺には聞こえてた。
俺たちがどこに向かうのか分からなかった。
でも君は知ってるって言って、俺はその言葉を受け取った。
俺が謝った時、君は俺に言った、
君はただ俺をからかってた、本当は農場の生まれじゃないって。
そして俺は言った、君が俺の目を引っ掻いた時、
君を本当に傷つけようとした訳じゃ無いって。

But sooner or later one of us must know
But you just did what you're supposed to do
Sooner or later one of us must know
That I really did try to get close to you.

でも遅かれ早かれ、俺たちの内の1人は知るべきなんだ、
君はしなきゃいけない事をやっただけだって。
遅かれ早かれ、俺たちの内の1人は知るべきなんだ、
俺が君ともっと仲良くなろうと頑張ってたって事を。

こんな感じです。

男女の別離を歌った歌です。

今日はこの辺でお時間です。洋楽和訳のリクエスト・感想ございましたらコメントくださいませ。

ではまた。

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