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2022年7月31日日曜日

Billy Joel - Somewhere along the line

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、名久井翔太です。どうぞよろしく。

早速、今日の洋楽和訳のコーナーです。

今日の洋楽

今日はビリー・ジョエルで「小雨降るパリ」という歌です。



ビリー・ジョエル作曲です。1973年のアルバム『ピアノ・マン』収録曲です。

邦題の「小雨降るパリ」はおそらく最初の歌詞の一節から取られたと思われます。

楽しい事には地獄が待っている、という歌です。最後の一節は分かりづらかったと思われますが、要するに「いずれみんな年老いて行くんだぜ」という事を念頭において頂ければ分かりやすいと思います。

では和訳です。

Well it's a rainy night in Paris

And I'm sitting by the Seine

It's a pleasure to be soaking

In the European rain

Now my belly's full of fancy food and wine

But in the morning there'll be hell to pay

Somewhere along the line


今宵のパリは小雨、

セーヌ川の辺りで俺は座ってる。

ヨーロッパの雨に打たれるのは、

何と喜ばしい事か。

豪華な食事とワインで腹は満たされてる。

でも朝になれば地獄の支払いが待っている、

何処かのタイミングで。


Sweet Virginia Cigarette

Burning in my hand

Well you used to be a friend of mine

But now I understand

You've been eating up inside me for some time

But I know your gonna get me

Somewhere along the line


甘美な薫りを放つバージニアの紫煙が、

俺の手の中で燻られている。

お前はかつて俺の友だった。

だが俺も今は分かる。

時々、俺の内面をお前は食いつくしたんだ。

でも今は俺がお前に取り込まれようとしている、

何処かのタイミングで。


Somewhere along the line

Well I know it's just a matter of time

When the fun falls through and the rent comes due

Somewhere along the line


いずれ何処かのタイミング、

そうさ、時間の問題なのさ、

楽しい事が終われば、そのツケが回ってくる、

何処かのタイミングで。


Well, you know I love my woman

And I would not let her down

And I did my share of lovin'

When I used to get around

Now I'm satisfied that she is lookin' fine

But you pay for your satisfaction

Somewhere along the line


俺は彼女を愛してる、

落ち込ませたりなんかしないさ。

俺が彼女を口説く時は、

愛を必ず分かち合ったんだ。

彼女が別嬪だって事に俺は満足してる。

でも君はその快感のツケを払うんだぜ、

何処かのタイミングで。


Hey, it's good to be a young man

And to live the way you please

Yes, a young man is the king

Of every kingdom that he sees

There's an old and feeble man not far behind

But it surely will catch up to him

Somewhere along the line


なあ、若いってのは良いぜ、

自分の望むように生きられるんだから。

そうさ、若者はあらゆる国の王でもあるんだ。

年老いて弱々しい老人が、後ろに居るぜ。

いずれそいつに追いつくだろう、

何処かのタイミングで。


こんな感じです。

今日はこの辺でお時間です。洋楽和訳のリクエスト・感想ございましたらコメントくださいませ。

ではまた。

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