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2022年12月8日木曜日

The Beatles - Michelle

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、久しぶりの特集企画を開催する名久井翔太です。どうぞよろしく。

更新頻度がすっかり落ちてしまった音楽文章ラジオですが、まだまだやれまっせ、という所を見せたいと思い、今回からしばらく特集企画を開催したいと思います。

タイトルが人の名前だけのその名も、「人名ソング特集」です。そうだね。そのまんまだね。笑

人の名前だけのタイトルの曲に絞っています有名どころやマイナーなものもざっくばらんに紹介します。

あんたのお名前何ァんてェの、という訳で、今日の洋楽和訳のコーナーです。

今日の洋楽

人名ソング特集その1の今日は、ザ・ビートルズでミッシェルです。




ジョン・レノン、ポール・マッカートニー作曲です。1965年のアルバム『ラバー・ソウル』収録曲です。

歌詞にフランス語が出て来ます。(Sont des mots qui~の部分)これはポールの学生時代に他の学生がフランス語で歌うのを聴いたのがキッカケで、歌詞にフランス語を取り入れる事になったそうです。

ポール自体はフランス語が分からなかった為、ビートルズの前身、クオリーメンのメンバーだったアイヴァン・ヴォーンの奥さん、ジャン・ヴォーンにフランス語の歌詞を頼んだそうです。ちなみにヴォーン夫妻は両方とも教師で、夫のアイヴァンは心理学、妻のジャンは語学教師だったそうです。

オーヴァーランダーズ、ザ・スパイダースがカバーしています。

では和訳です。

Michelle, ma belle

These are words that go together well

My Michelle


ミッシェル、僕の恋人、

この言葉で僕らは上手くいくんだ、

僕のミッシェル。


Michelle, ma belle

Sont des mots qui vont très bien ensemble

Très bien ensemble


ミッシェル、僕の恋人、

この言葉で僕らは上手くいくんだ、

僕のミッシェル。


I love you, I love you, I love you

That's all I want to say

Until I find a way

I will say the only words I know that

You'll understand


君を愛してる、

それが言いたかったんだ。

他のやり方が見つかるまで、

この言葉を君に伝え続けるよ。


Michelle, ma belle

Sont des mots qui vont très bien ensemble

Très bien ensemble


ミッシェル、僕の恋人、

この言葉で僕らは上手くいくんだ、

僕のミッシェル。


I need to, I need to, I need to

I need to make you see

Oh, what you mean to me

Until I do I'm hoping you will

Know what I mean


どうしても君に分かって欲しいんだ、

君は僕にとってどんな存在なのかを。

それまで、その意味を君が分かってくれるのを祈ってるよ。


I love you


愛してるよ。


I want you, I want you, I want you

I think you know by now

I'll get to you somehow

Until I do I'm telling you so

You'll understand


君が欲しいんだ、

分かってくれたと思う。

何としても君に近づきたい。

それまで、君に伝え続けるよ、

君も分かってるくれるはず。


Michelle, ma belle

Sont des mots qui vont très bien ensemble

Très bien ensemble


ミッシェル、僕の恋人、

この言葉で僕らは上手くいくんだ、

僕のミッシェル。


And I will say the only words I know

That you'll understand, my Michelle


君に分かってもらえるまで、この言葉を伝え続けるよ。

僕のミッシェル。


こんな感じです。

今日はこの辺でお時間です。洋楽和訳のリクエスト・感想ございましたらコメントくださいませ。

ではまた。

1 件のコメント:

  1. 1966年頃に日本のヒットパレードで随分かかった曲です.
    馬鹿みたいに単純な曲ですが,その単純さが堪らなく訴えかけます,
    フランスには2回に分けて5年間くらい住みましたが
    ある時に酔っ払って友人がこの曲のフランス語のところを
    鼻歌みたいに歌っていたのを懐かしく思い出します.
    "These are words that go together well"は,単に語呂がいいという意味です.
    Michelle と ma belle は,両方とも m で始まり,両方とも elle で終わり,
    m の頭韻と,elle の脚韻で,耳障りががいいわけです.
    フランス語も同じで,それ以上の意味ではありません.

    イギリス人歌手でフランス語が上手なのは,Mick Jagger です.
    現在フランスに住んでいることもあって,時々フランスのTVで出てきて
    フランス語で話します.最近ではcharlesが王になってフランスに来たときの
    パーティでフランス語でインタビューに応えていました.
    Marianne Faithful も恐らくフランス語が上手でしょうね.
    フランスで絶対的な人気があります.
    それから,soft machine のRobert Wyatt.これはフランスに住んでいたから
    フランス語ができるというレベルとまったく違う次元の
    インテリのフランス語を話します.話の内容も凄いです.

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