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2024年1月28日日曜日

Procol Harum - Pilgrim’s progress

こんばんは、名久井翔太です。

さて、今日2回目の洋楽和訳のコーナーです。

今日の洋楽

今日はプロコル・ハルムで「巡礼者の道」という歌です。



キース・リード、マシュー・フィッシャー作曲です。1969年のアルバム『ア・ソルティ・ドッグ』収録曲です。

プロコル・ハルムのリードボーカルはピアノのゲイリー・ブルッカーが大抵取っていますが、この曲はオルガンのマシュー・フィッシャーが取っています。

歌を作ろうと考えを巡らせて、今までの自分の弱さや悩みと向き合った結果、それは次の世代に語り伝える言葉だっていう事に気づいた歌です。

故・高橋幸宏氏がムーンライダーズの鈴木慶一氏と組んだユニット「ザ・ビートニクス」がカバーしています。そのセンスには脱帽します。

では和訳です。

I sat me down to write a simple story

Which maybe in the end became a song

In trying to find the words which might begin it

I found these were the thoughts I brought along


僕は座って、簡単な話を書こうとした、

そしてそれが最後には歌になった。

何かが生まれようとしている言葉を探す内に、

それは僕自身が考えついた物だと気づく。


At first I took my weight to be an anchor

And gathered up my fears to guide me round

But then I clearly saw my own delusion

And found my struggles further bogged me down


最初、僕は自分の重さを支えとして、

導いてもらう為に、自分の悲しみをかき集めた。

でも僕は思い違いをしてた事がハッキリと分かって、

そしてもがき苦しんでもさらに泥沼にハマる事に気づいた。


In starting out I thought to go exploring

And set my foot upon the nearest road

In vain I looked to find the promised turning

But only saw how far I was from home


手始めに、冒険に出ようと考えて、

一番近い道に踏み出そうとした。

空虚の中で、約束された別れ道を見つけようとした。

でも分かったのは、家からどれだけ遠く離れたのか、だった。


In searching I forsook the paths of learning

And sought instead to find some pirate's gold

In fighting I did hurt those dearest to me

And still no hidden truths could I unfold


探す中で、学びの道を無視して、

海賊の黄金の宝を代わりに見つけようとした。

戦いの中で、親しい人たちを傷つけてしまって、

未だ隠された真実を見抜けていない。


I sat me down to write a simple story

Which maybe in the end became a song

The words have all been writ by one before me

We're taking turns in trying to pass them on

Oh, we're taking turns in trying to pass them on


僕は座って、簡単な話を書こうとした、

そしてそれが最後には歌になった。

言葉は、僕よりも前に全て書かれた物なんだ。

だから、僕らはそれらを伝えて行くんだ。

そうさ、僕らは言葉を伝えて行くんだ。


こんな感じです。

今日はこの辺でお時間です。洋楽和訳のリクエスト・感想ございましたらコメントくださいませ。

ではまた。

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