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2025年8月17日日曜日

Billy Joel - Turn the lights back on

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、名久井翔太です。どうぞよろしく。

早速、今日の洋楽和訳のコーナーです。

今日の洋楽

今日はビリー・ジョエルでターン・ザ・ライツ・バック・オンです。



ビリー・ジョエル、フレディ・ウェクスラー、アーサー・ベーコン、ウェイン・ヘクター作曲です。2024年のシングルで、ホット100で62位、アメリカのアダルトコンテンポラリチャートで7位を記録しました。

2024年に突如発表された新曲です。1993年のアルバム『リヴァー・オブ・ドリームズ』以降、「作曲が苦痛になってしまった」事から新曲作りから離れていましたが、フレディ・ウェクスラーからこの曲を聴かされた時に「自然と歌詞が出て来た」そうです。

この曲のMVに、20代の頃、40代の頃、そして現在のビリーがそれぞれ出てきます。新曲のMVに若いビリーが出て来た時は驚きましたが、これはAIを駆使しているそうです。それでも自然に見えるんですよね。

昔のパートナーとの関係を修復しようとしている歌詞ですが、この曲を聴いた私含めたビリーのファンとしては、ファンみんなに向けられたものではないかという意見も有ります。私もそう思います。

では和訳です。

Please open the door

Nothing is different, we've been here before

Pacing these halls

Trying to talk over the silence


ドアを開けてくれ、

何も違わない、僕らは以前ここに居た。

ホールを行ったり来たりして、

話してこの沈黙を破ろうとした。


And pride sticks out its tongue

Laughs at the portrait that we've become

Stuck in a frame, unable to change

I was wrong


そしてプライドが舌へまとわりつき、

僕らの今の写真を見て嘲り笑う。

縁に囲まれて、変わる事も出来ない。

僕は間違っていた。


I'm late, but I'm here right now

Though I used to be romantic

I forgot somehow

Time can make you blind

But I see you now

As we're laying in the darkness

Did I wait too long

To turn the lights back on?


遅れてしまったが、僕はここに居る。

昔はロマンチックで居たのに、

何故か忘れてしまった。

時が君を盲目にさせるんだ。

でも僕は君が見える、暗闇の中横たわってる時に。

灯りを再び点けるのに、僕は待ち過ぎたんだろうか?


Here, stuck on a hill

Outsiders inside the home that we built

The cold settles in

It's been a long winter of indifference


丘の上で立ち止まり、

僕らが建てた家にはよそ者が棲みつき、

寒さが留まる。

長い無関心の冬が訪れてたんだ。


And maybe you love me, maybe you don't

Maybe you'll learn to, maybe you won't

You've had enough, but I won't give up

On you


君は僕を愛するかもしれないし、そうじゃないかもしれない。

君は習うかもしれないし、そうじゃないかもしれない。

君は十分だと思うけど、僕は諦めない。


I'm late, but I'm here right now

And I'm tryin' to find the magic

That we lost somehow

Maybe I was blind

But I see you now

As we're laying in the darkness

Did I wait too long

To turn the lights back on?


遅れてしまったが、僕はここにいる、

そして僕は魔法を思い出そうとしている、

いつの間にか忘れた魔法を。

僕は盲目だったんだろう、

でも今君が見える、

暗闇の中で横たわると。

僕は待ち過ぎたんだろうか、

再び灯りを灯すのに?


I'm late, but I'm here right now

Is there still time for forgiveness?

Won't you tell me how?

I can't read your mind

But I see you now

As we're layin' in the darkness

Did I wait too long

To turn the lights back on?


遅れてしまったが、僕はここに居る、

まだ償いの時間はあるだろうか?

償う方法を教えてくれないか?

君の考えが分からない、

でも今君が見える、

暗闇の中で横たわると。

僕は待ち過ぎたんだろうか、

再び灯りを灯すのに?


I'm here right now

Yes, I'm here right now

Looking for forgiveness

I can see as we're laying in the darkness

Yeah, as we're laying in the darkness

Did I wait too long

To turn the lights back on?


僕はここに居る、

そう、僕はここに居る、

許しを請おうとして。

僕らが暗闇で横たわると僕は見える。

そう、僕らが暗闇で横たわって、

僕は待ち過ぎたんだろうか、

再び灯りを灯すのに?


こんな感じです。

あなたのお名前何ァんて由来のコーナー、今回はWilliam Martin Joelの苗字Joelを紹介します。

Williamは「意思の強いみんなを守る人」、Martinは「マルティスやマルティンのように優しく寛大で実り多い人生でありますように」という意味でしたね。

Joel

ヘブライ語名יוֹאֵל (Yoʾel) に由来し、「ヤハウェは神である」という意味を持つ。ヘブライ語の神を指すיוֹ (yo) とאֵל (ʾel) という要素から成っている。

ヨエルは旧約聖書の十二小預言者の一人であり、イナゴの大発生を記したヨエル書の著者である。イングランドでは、宗教改革後に初めてキリスト教名として用いられた。


という事で、William Martin Joelという方の名前は、「意思が強くみんなを守り、優しく寛大で実り多い人生を過ごし、神様の加護がありますように」という願いが込められている事でしょう。

今日はこの辺でお時間です。洋楽和訳のリクエスト・感想ございましたらコメントくださいませ。X(旧Twitter)も宜しくお願い致します。IDとかは上に書いてます。

ではまた。

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