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2015年6月30日火曜日

Carl Perkins - Blue suede shoes

こんばんは、名久井翔太です。

今日で今年の折り返し地点ですね、2月に旅行に行ったかと思ったら、もう4ヶ月も経ってるんですから。

早いですね、時の流れるのは。

では今日の洋楽和訳です。

今日の洋楽

今日はロカビリーの御大、カール・パーキンスのブルー・スエード・シューズです。


1932年テネシー州で生まれました。

世界恐慌の煽りを受けたのか、当時のアメリカ南部は比較的貧困な家庭が多く、子供も働いてお金を稼ぐという時代でした。

カールは白人ですが、周りは黒人の家庭ばかりで、幼少期は白人のカントリーと黒人のブルースを聴いて育ちました。ギターのテクニックは、カントリーシンガーでマンドリン奏者のビル・モンローと、ブルースギタリストのジョン・リー・フッカーのプレイからヒントを得ています。カール本人も、リズムを落とすとブルースだ、と言っています。

そして兄弟と友人1人を連れてサンレコードからデビューします。初めの二枚のシングルはカントリーですが、3枚目のブルースエードシューズからロカビリーに転向します。

ブルースエードシューズはヒットして、テレビ出演の話もありましたが、収録に向かう途中に事故に遭い、売れるチャンスを逃します。

サンレコードでは他にもMatchbox, Everybody's trying to be my baby, Honey don'tを録音しました。この3曲はビートルズがカバーしています。

サンレコードを離れてからは、不遇の時代を過ごしますが、ロカビリーの帝王として、1980年代に、ビートルズのジョージとリンゴ、エリック・クラプトン、デイヴ・エドモンズといった大御所ミュージシャンと公開セッションをします。

そして1998年に他界しました。本人は家族とも過ごす時間が多かったから、幸せだったと言っています。

このブルースエードシューズ、エルヴィスがカバーして本家よりもヒットさせました。エルヴィス以外にもエディ・コクランもカバーしてます。

では和訳です。

Well, it's one for the money, two for the show
Three to get ready now go cat go
さあ、1に金の為、2にショーの為、
3で準備だ、さあ行こうぜ。

But don't you, step on my blue suede shoes
You Can do anything
But lay off of my blue suede shoes
でも俺のブルースエードシューズを踏むんじゃないぜ。
何してもいいが、俺のブルースエードシューズだけは踏むなよ。

You can knock me down, step on my face
Slander my name all over the place
俺を倒してもいい、顔を踏んでもいい。
俺の名前を悪く言ったって構わない。

Do anything that you wanna do
But uh uh honey lay off of my shoes
お前がしたい事すりゃいい、
でも俺の靴から離れるんだ。

But don't you, step on my blue suede shoes
You can do anything
But lay off of my blue suede shoes
でも俺のブルースエードシューズを踏むんじゃないぜ。
何してもいいが、俺のブルースエードシューズだけは踏むなよ。

You can burn my house, you can steal my car
Drink my liquor from an old fruit jar
俺の家を燃やしても、車盗んだっていい。
古い酒樽から酒をかっぱらったっていい。

Do anything that you wanna do
But uh uh honey lay off of my shoes
お前がしたい事すりゃいい、
でも俺の靴から離れるんだ。

But don't you, step on my blue suede shoes
Well, you can do anything
But lay off of my blue suede shoes
でも俺のブルースエードシューズを踏むんじゃないぜ。
何してもいいが、俺のブルースエードシューズだけは踏むなよ。

Well, it's one for the money, two for the show
Three to get ready, now go cat go
さあ、1で金の為、2にショーの為、
3で準備だ、さあ行こうぜ。

But don't you, step on my blue suede shoes
You can do anything
But lay off of my blue suede shoes
でも俺のブルースエードシューズを踏むんじゃないぜ。
何してもいいが、俺のブルースエードシューズだけは踏むなよ。

こんな感じです。

元々、この曲の歌詞One for the money から始まる部分は、アメリカの古い民謡から取られたそうです。

ロカビリーの名曲、ブルースエードシューズを紹介いたしました。

ではまた。


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