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2016年4月27日水曜日

Bread - If

こんばんは。古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、あと2週間で23になる名久井翔太です。どうぞよろしく。

バート・バカラックやスティーブ・ウィンウッドと同じ誕生日だというのは何度かネタにしています。その方々と同じ誕生日というのは嬉しいですね。

では後半の洋楽和訳コーナーです。

今日の洋楽

今日は、ブレッドというソフトロックのバントでイフという曲です。


ブレッドはロサンゼルスでスタジオミュージシャンやソングライター、アレンジャーとして多岐に渡って音楽に関わっていたデヴィッド・ゲイツ (David Gates)ジェームズ・グリフィン (James Griffin)ロブ・ロイヤー (Robb Royer)の3人で結成されたバンドです。3人ともマルチプレイヤーという実力派のバンド。

1969年に、現在はワーナー・ミュージックの傘下になっているエレクトラというレーベルからデビューします。

このイフという曲は1974年のヒット曲です。特徴的なのがエレキギターの「ワウワウ」という音です。

エレキギターでワウワウといえば、ワウペダルを思い浮かべる人も多いでしょう。でも、この曲で出てるワウワウという音は、フェンダー・テレキャスターをモーグ・シンセサイザーという音声合成を行う機械に繋いで出しています。

(因みにワウペダルは、車のアクセルのように踏んでワウワウという音を出すギターのエフェクターの一種です。)

ストリングスやアコースティックギターの音だけだとありきたりな面がありますが、このワウワウという音が加わって幻想的に聴こえます。

では和訳です。

If a picture paints a thousand words
Then why can't I paint you?
The words will never show 
The you I've come to know

もし写真が千の言葉を描くとしたら、
どうして君を描けないんだろう。
言葉は僕が知った君まで
表すことは出来ない。

If a face could launch a thousand ships
Then where am I to go?
There's no one home but you
You're all that's left me too

もし顔が千の船を送り出せるのなら、
僕はどこへ行けばいいのだろう。
僕には君一人だけ、
僕に残された全てなんだ。

And when my love for life is running dry
You come and pour yourself on me

僕の人生への愛が消えかける時、
君は僕の所へ来て、自分を輝かせていたね。

If a man could be two places at one time
I'd be with you
Tomorrow and today
Beside you all the way

もし男が二つの場所を選ぶ事が出来るのなら、君の所にいるだろう。
今日も明日も、
君と共にいるよ。

If the world should stop revolving
Spinning slowly down to die
I'd spend the end with you
And when the world was through

もし地球が回らなくなり破滅を迎えるなら、
君と終わりを迎えたい。
そして世界が終わるなら、

Then one by one the stars would all go out
Then you and I would simply fly away

少しずつ、夜空の星は見えなくなり、
そして君と僕はあっさりと消えていくだろう。

こんな感じです。

絶望の淵から助けられた男が、もし世界の終わりを迎えたとしても最期は君といたい、という歌です。

さて、ここからはちょっと予告。

後何回かは数えてないですが、もうちょっとで300記事達成でございます。何をやるかは追々決めていきます。しかし早いですね。約1年で200記事書いちゃうなんて。

今日はこの辺で。木曜日・金曜日と休みです。

ではまた。

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