さて、本日1回目は洋楽和訳のコーナーは後回し。先月の加橋かつみさんに引き続き、タイガースのメンバー、森本太郎さんのライブを見に行きました。1回目はそのライブレポートでございます。
森本太郎さんはタイガース解散後は1971年から約1年半「タローとアルファベッツ」、1973年から約2年「森本太郎とスーパースター」というバンドで活動していました。スーパースター解散後は芸能プロダクションの音楽プロデューサーとして西城秀樹さんや河合奈保子さんのプロデュースをしています。
1980年代はタイガースの同窓会に参加したり、グループサウンズ時代の盟友をたくさん集めて結成した「タイガースメモリアルクラブバンド」の中心メンバーであったりしていました。
「森本太郎とスーパースター」は、1999年に再結成して以来、月1のライブを中心にして活動を続けています。
スーパースターのメンバーの皆さんは以下の通りです。
•森本太郎 (g)
•速水清司 (g)
•清水仁 (b)
•遠山裕 (k)
•村田勝美 (d)
速水清司さんは病気療養中のためお休みでした。ギター中心の歌ではキーボードの遠山裕さんがギターを担当しておられました。
タローさんと遠山裕さんのギターはそれぞれギブソンのSGという赤いギターでした。有名なESタイプのボディーですが、カッタウェイの突端部分がシャープになっているエレキギターです。
タローさんは色々なギターを使うのを覚えています。タイガース初期はトッポさんと同じエピフォン・カジノ、後期になると、映画ではフェンダー・テレキャスターを使う場面もあったり、ライブではギブソンSGも使っていました。
ギブソンSGはタイガース後期の他、1981年の日劇ウエスタン・カーニバルの最後のコンサート、2013年のタイガース再結成のライブで使っていました。
他にも、過去Youtubeで見た映像では、1982年のタイガース同窓会ではフェンダー・ストラトキャスター、1989年の紅白、そしてタイガースマニアでテレビ出演した時には赤のギブソンES-335を使っていました。
場所は銀座タクトというライブハウス。銀座三越の側にあります。
前回の加橋かつみさんの時は半分以上が席が空いてましたが、今回の森本太郎さんのライブはほぼ満席。個人的には盛り上がりはタローさんの方がいいですが、トッポさんの方がじっくりと静かにライブを聴けたという点で良かったです。
ライブが始まる前、なんとタローさんが客席を歩いてくるではありませんか。
今回もサインを…と思ったんですが、周りのお客さんの相手で忙しいようで、残念ながら貰えず。
そして19:15。ライブが開始しました。トッポさん同様、1部2部に分かれていました。
今回は最初から観られたので全曲聴けました。曲順は以下の通りです。
1部
深愛 (森本太郎とスーパースターオリジナル)
Words
MC (Birthday 4人)
A World Without Love
To Love Somebody
Wonderful Tonight
MC (ミスを受けて)
Balla Balla
All My Loving
Long Train Runnin'
Lady Madonna
Black Night
この日はお客さんの中で還暦を迎えた人が4人もいました。タローさんは、瞳みのるさんが先日古稀を迎えた事を話していました。11月はタローさんも古稀、来年1月には岸部一徳さんが古稀、再来年、つまり2018年2月はトッポさん、同年6月にはジュリーさんも古稀を迎えます。その時には話には出ていませんでしたが、シローさんも2019年6月に古稀を迎えます。シローさん、少しでも元気になるといいんですが。
他のスーパースターのメンバーは還暦を迎えられた人もいますが、まだまだ古稀には程遠いと話していました。キーボードの遠山裕さんはまだ還暦ですらない、1番お若いメンバーです。
エリック・クラプトンのWonderful Tonightでは冒頭部分でミスり、なんと2回もやり直す事に。タローさん、「ミスするとハマり続ける」と話していました。タイガース時代、ジュリーさんがステージでミスをして、タローさんに土下座もなさったそうです。「あの沢田研二が僕に土下座を」と、本同僚だっただけに少し誇らしげでした。
2部でやった曲は以下の通りです。
僕のマリー
銀河のロマンス
風は知らない
MC
朝焼けのカンタータ
青い鳥
君だけに愛を
シーサイドバウンド
色つきの女でいてくれよ
JSTロックンロール (スーパースターオリジナル)
Kiss (スーパースターオリジナル)
シーシーシー
1部は洋楽中心に、2部はタイガースとスーパースターオリジナルの曲中心でした。
中でも朝焼けのカンタータは聴いたことがなかったので聴けて良かったです。メロディが美しい歌でした。
やはりシーサイドバウンドと君だけに愛を、この2曲は観客の盛り上がりも最高潮。トッポさんの時もシーサイドバウンドはやられていましたが、やはりお客さんも踊っていました。
2部のMCでは、どこの曲でミスったかは忘れてしまいましたが、ベースの清水仁さんがタローさんに、「懺悔はいいから練習してください」と話していたのは覚えています。
というか、タローさんと清水仁さんの掛け合いが全般通じて面白かったです。良くタローさんは「京都の公家出身」、清水仁さんは「大阪商人の出」と話していますが、やはりここでもそのネタが出ました。スーパースター鉄板の掛け合いでした。
今回も洋楽のタイトルが紹介されなくても(いや、紹介されてたかな…)、あっこの歌だなと分かるものもあって面白いライブでした。
また、機会があれば行きたいです。
という訳で本日1回目の更新は森本太郎さんのライブレポートでした。
ではまた夜に。
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