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2016年12月13日火曜日

Billy Joel - Nocturne

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、名久井翔太です。どうぞよろしく。

昨日の宣言通り、ビリー・ジョエルのデビュー・アルバム『コールド・スプリング・ハーバー』のインストゥルメンタル曲の紹介です。なので、今日は和訳ではございません。

今日の洋楽

『コールド・スプリング・ハーバー』9曲目のノクターンという曲です。




さて、改めて、『コールド・スプリング・ハーバー』の曲の内容をおさらいしたいと思います。

1.シーズ・ガット・ア・ウェイ 
彼女には何故だか分からないけど、元気をもらっている。

2. ユー・キャン・メイク・ミー・フリー
君は僕を自由にできる。君がその気じゃなくても僕は待つよ。

3. エヴリバディ・ラヴズ・ユー・ナウ
みんな君の思い通り、さぞかし気分のいいことだろうね。みんな君が好きだから。

4. ホワイ・ジュディ・ホワイ
僕が間違っていたよ、ジュディ。僕は君にそばにいてほしいんだ。

5. フォーリング・オブ・ザ・レイン
おさげの髪の女の子も、いつかはいなくなってしまう。それでも男は家に篭って、雨の降るのも聞こえなかった。

6. ターン・アラウンド
過去に何か辛いことがあっても、振り向いて僕のところへ帰っておいでよ。

7. ユー・ルック・ソー・グッド・トゥ・ミー
君はとても綺麗だよ、まるで天国にいるみたい。

8. トゥモロー・イズ・トゥデイ
もう人生に希望が持てなくなった、明日が今日と同じなら、僕は川に飛び込んで死んでしまおう。

9. ノクターン

10. ゴット・トゥ・ビギン・アゲイン
こうなることが予言されていたとしても、何をしたらいいのか分からない。だけど僕はまた行かなくちゃ。

今回のノクターンは、人生に希望がもてなくなった「トゥモロー・イズ・トゥデイ」と、どうしたらいいのか分からないけどまた始めなくちゃ、という「ゴット・トゥ・ビギン・アゲイン」の間の曲です。

ノクターンは、和名「夜想曲」というものです。ショパンの「ノクターン 第2番」というのが有名ですね。ある動画の感想を見ると、「これを聴くと怖いのか落ち着くのか分からなくなる」というコメントがありました。

ビリー・ジョエルのノクターンは、最初のパートとかは比較的テンポの変化も無く、静かな感じです。

途中のパートでは、急にテンポが早くなり、まるで今までの気持ちを全部叩きつけるようにして、それまで静かな感じだった曲にアクセントを加えていて、曲を盛り上げています。

ビリー・ジョエルは、高校生の時からバンドに所属してもっぱら音楽生活を送っていました。高校の卒業式なんて、だいぶ後になってから受け取ったというぐらいでしたからね。

最初のハッスルズというバンドも解散、続くアッティラも解散して、もう頼りになるのは自分しかいないと、孤軍奮闘状態で音楽を続けていました。音楽で売れるために、高校なんてまともに行かなかったといいます。

とはいえ、やはりビリー本人もまだ売れないし、精神的にも参っていたようです。そこへ来た『コールド・スプリング・ハーバー』。今までの気持ちをここにぶつけようとしたんだと思います。

トゥモロー・イズ・トゥデイでは川に身投げする記述があり、ゴット・トゥ・ビギン・アゲインでは朝起きて、何をしたらいいのか分からない。

ノクターンは夜に寝て、今まで起きたゴタゴタやモヤモヤが夢の中に出て来て、不安の中で彷徨う男、という感じで作って、あの曲になったと思います。

私はコールド・スプリング・ハーバーは、中学三年の時に買った人生で最初に自分のお金で買ったアルバムですが、その時には、このノクターンがどんな意味を持って、ビリーがどんな気持ちでこの曲に仕上げたのかは分かりませんが、こうして23になって、ビリーの色んなことも少しわかるようになって、こんな事も書けるようになって来ました。

という訳で、ビリー・ジョエルのデビュー・アルバム『コールド・スプリング・ハーバー』、これにてレビュー完結!

今日はこの辺でお時間です。洋楽和訳のリクエスト、募集中でございます。ある方は、コメント欄に記入よろしくお願いします。

ではまた。

2 件のコメント:

  1. 名久井さん
    るもんっくすです、お待たせしました\(^-^)/
    記事、拝見していますよ♪ノクターン良いですね。
    話を変えますが(笑)
    私は先日オールショパンのコンサートを観賞してきました。ショパンの雨だれ好きなんですよ。良かったです。お家のようなサロン形式だったので窓から夕やけの茜色(笑)が差してきて、視覚的にも楽しめました。音ってその場の空気が変わるのを感じれるから良いですね。
    ありがとうございます。

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    1. るもんっくす様 いつもコメントありがとうございます。

      先程YouTubeでショパンの雨だれを聞きました。最初は変ニ長調だったのが途中からホ長調に転調したり、テンポが変わったり、して、ただ雨が降っている、というだけではないイメージを持ちました。クラシック曲の面白味はそういう所にもあるものだと思いました。

      それに夕焼けの光が差し込んで来ましたか。まさに、音楽を目で楽しまれて、有意義なひと時を過ごされたと思います。

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