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2018年7月7日土曜日

The Beatles - Norwegian wood

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、名久井翔太です。どうぞよろしく。

今日は7月7日、七夕です。

七夕といえば、彦星と織姫の話が有名ですね。働き者の2人が結婚して幸せになったものの、働くなってしまった事に天帝が腹を立て、2人は天の川を隔てて離されてしまいますが、年に一度だけ、天帝は2人が会う事を許します。

所が、雨が降ると天の川の水かさが増して、2人はその日は会えず、また1年待つ、という悲しい伝説があります。

今日の東京も曇りでした。雨とはいえないものの、晴れに比べれば天気は悪いですよね。

私が生まれてこのかた、七夕の日は天気が悪い、という風に思います。あまりにも天気が良かった試しがないです。

運命というのは酷いものですね。

いっそのこと日本の天の川ではなく、アメリカのMilky wayで会うのはいかがでしょうか。なんつって。笑

では、洋楽和訳のコーナーです。

今日の洋楽

今日はビートルズで「ノルウェーの森」という歌です。




ジョン・レノン、ポール・マッカートニー作曲です。1965年のアルバム『ラバー・ソウル』収録曲です。

この歌はジョージ・ハリスンがシタールを弾いていますが、レコード化されたポップミュージックでシタールが使われたのは、この歌が初めてです。

歌詞はほとんどジョン・レノンが作っていますが、最後の火をつける場面の歌詞は、ポール・マッカートニーが書いたと言われています。

では和訳です。

I once had a girl

Or should I say

She once had me


俺には女がいた。

いや、言い方を変えよう。

彼女には俺がいた。


She showed me her room

Isn't it good

Norwegian wood


部屋を見せてくれた。

「いいでしょ?

このノルウェー材の部屋。」


She asked me to stay

And she told me to sit anywhere

So I looked around

And I noticed there wasn't a chair


彼女は言った、「泊まっていかない?

どこでも座ってていいわよ。」と。

そして俺は辺りを見たが、

椅子すら無かった。


I sat on a rug

Biding my time

Drinking her wine


だから俺は絨毯に座り、

ワインを飲みながら、

時期を待った。


We talked until two

And then she said

"It's time for bed"


2時になるまで話した。

そして彼女が言った。

「もう寝る時間ね。」


She told me she worked in the morning

And started to laugh

I told her I didn't

And crawled off to sleep in the bath


「朝から仕事があるのよ」と言って、

笑い始めた。

俺は仕事は無いって言った、

そして風呂に転がり込み、そこで寝たさ。


And when I awoke

I was alone

This bird had flown


そして朝起きると、

俺は一人。

あの小鳥は飛んで行っちまった。


So I lit a fire

Isn't it good

Norwegian wood


だから俺は火をつけた。

悪く無いな、

このノルウェー材の部屋は。


こんな感じです。


彼女の部屋に招かれ、よろしくできると思っていたら、風呂で寝かせられた男の歌です。


今日はこの辺でお時間です。洋楽和訳のリクエスト・感想ございましたらコメントくださいませ。


ではまた。

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