このブログを検索

2018年9月4日火曜日

Bob Dylan - Positively 4th Street

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、名久井翔太です。どうぞよろしく。

早速、洋楽和訳のコーナーです。

今日の洋楽

今日はボブ・ディランで「寂しき4番街」です。



ボブ・ディラン作曲です。1965年のシングルで、ホット100で7位を記録しました。

この前のシングルが「ライク・ア・ローリング・ストーン」です。この歌はどのアルバムにも収録されていません。

邦題が「寂しき4番街」とありますが、そのような単語は一切出てきません。

この歌は最近『サイド・トラックス』というアルバムを買い、初めて聴きましたが、あっという間に大好きになりました。

では和訳です。

You got a lotta nerve

To say you are my friend

When I was down you just stood there grinning

You got a lotta nerve

To say you got a helping hand to lend

You just want to be on the side that's winning


俺はお前の友達だって、

随分な事言ってくれるじゃねえか。

俺が落ち込んでも、そこで立ってニヤニヤしてただけだろ。

お前が俺に手を貸してくれるって、

随分な事言ってくれるじゃねえか。

ただ優位な立場に立ちたいだけだろ。


You say I let you down

You know it's not like that

If you're so hurt why then don't you show it

You say you lost your faith

But that's not where it's at

You had no faith to lose and you know it


俺に落ち込まされた、って言うけど、

そういう訳じゃ無いって分かってるだろ。

そんなに傷ついたんなら、証明してみろよ。

お前は信念を失った、って言うけど、

そんなもの無いだろ。

お前に失うような信念なんてないの知ってんだろ。


I know the reason

That you talk behind my back

I used to be among the crowd you're in with

Do you take me for such a fool

To think I'd make contact

With the one who tries to hide what he don't know to begin with


お前がこそこそと話してた理由なんて知ってんだよ。

お前がいた群衆に俺もいたからな。

何を始めたら良いか、

分からないのを隠そうとする奴と、

俺がつるむような奴だって思ってんのか?


You see me on the street

You always act surprised

You say, "How are you? Good luck"

But you don't mean it

When you know as well as me

You'd rather see me paralyzed

Why don't you just come out once and scream it


俺を街で見かけちゃ、

いつも驚いたふりするけど、

「元気?」「頑張ってね」。

上部だけの言葉じゃねえか。

俺もお前も知ってるのは、

俺が麻痺して倒れてるのを見たがってるって事。

外に出て、叫んでみれば良いじゃねえかよ。


No, I do not feel that good

When I see the heartbreaks you embrace

If I was a master thief perhaps I'd rob them

And now I know you're dissatisfied

With your position and your place

Don't you understand it's not my problem


いや、気分は良くねえな。

お前がほかの傷ついた奴を癒してるのを見ると。

俺が泥棒だったら、俺はそいつらから奪ってやる。

お前は、今の自分の身分や居るところに不満がってるようだが、

そんなの俺の知ったこっちゃねえんだよ。


I wish that for just one time

You could stand inside my shoes

And just for that one moment I could be you

Yes I wish that for just one time

You could stand inside my shoes

You'd know what a drag it is to see you


お前が俺の靴を履いて立ってみれば良いんだよ。

俺だってお前の立場に立ってみてえよ。

そうさ、たった一度、俺の立場に立ってみろよ。

お前に会うのがだるいって分かるだろ。


こんな感じです。

この歌は、エレキギターに持ち変えた時にブーイングをしたフォークファンに対しての絶縁状、という歌らしいです。

世の中にこんな歌があるのか、と思いました。こんな歌作ってみたいものです。笑

今日はこの辺でお時間です。洋楽和訳のリクエスト・感想ございましたらコメントくださいませ。

ではまた。

0 件のコメント:

コメントを投稿