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2019年3月27日水曜日

Dave Dudley - Six days on the road

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、名久井翔太です。どうぞよろしく。

早速、洋楽和訳のコーナーです。

今日の洋楽

今日はデイヴ・ダドリーでシックス・デイズ・オン・ザ・ロードです。



アール・グリーン、カール・モントゴメリー作曲です。1963年のシングルで、カントリーチャート3位を記録しました。

デイヴ・ダドリーこと、デイヴィッド・ダーウィン・ペドルースカ(David Darwin Pedruska)は1928年5月3日、ウィスコンシン州スペンサー生まれのカントリーシンガーです。


代表曲「シックス・デイズ・オン・ザ・ロード」を始め、トラック運転手の内情を歌った歌を数多く出しています。


セミプロの野球選手として活動していましたが、腕の負傷でカントリー・シンガーに転向しました。1959年にナショナル・レコーディング・コーポレーションからシングル「ホエアズ・ゼアズ・ア・ウィル」でデビューします。


その後ゴールデン・レコーズに移籍し、1963年に「シックス・デイズ・オン・ザ・ロード」がカントリーチャート2位を記録し、100万枚を売り上げ、ゴールド・ディスクに輝きました。

マーキュリー・レコードに移ってもなお、デイヴ・ダドリーはシングルを、チャート上位に送り続ける活躍を見せました。


精力的にコンサートにも出て、ヨーロッパでも人気を得ましたが、2003年12月22日に、心臓発作の為75歳で亡くなりました。


この歌は元バーズのクリス・ヒルマン、マイケル・クラーク、グラム・パーソンズらが在籍していたフライング・ブリトー・ブラザーズのバージョンで知りました。テレビ出演の映像がありましてそれを観ましたが、初期のカントリーロックに見られる荒削りな部分がたまらなく魅力的です。

では和訳です。

Well, I pulled out of Pittsburgh, a-rolling down that Eastern Seaboard

I got my diesel wound up and she's a-running like a-never before

There's a speed zone ahead, but all right

I don't see a cop in sight

Six days on the road and I'm a-gonna make it home tonight


ピッツバーグを出て、東の海岸沿いを走ってる。

このディーゼルを巻き上げたぜ、見た事ない走りしてくれるぜ。

速度制限に入ったが、大丈夫さ、サツなんていないから。

俺は6日も走ってる、今夜家に着いてやる。

 

I got me ten forward gears and a georgia overdrive

I'm taking little white pills and my eyes are opened wide

I just passed a Jimmy in a white

I been a-passing everything in sight

Six days on the road and I'm a-gonna make it home tonight


10もギアを上げて、ジョージアなんかオーバードライブですっ飛ばしたさ。

白い薬も飲んで、目を大きく開けてるぜ。

ホワイトのジミーも抜いた。

視界に入ったものは追い抜いてやったぜ。

俺は6日も走ってる、今夜家に着いてやる。

 

Well, it seems like some month since I kissed my baby goodbye

I could have a lot of women but I'm not a-like a-some other guys

I could find one to hold me tight

But I could never make believe it's all right

Six days on the road and I'm a-gonna make it home tonight


俺のベイビーにサヨナラのキスをして1ヶ月か。

色んな女をモノにもできるが、俺はそんな男じゃない。

誰かと寝る事も出来る、

でもそれで大丈夫には出来ないぜ。

俺は6日も走ってる、今夜家に着いてやる。


I.C.C. is a-checking on down the line

Well, I'm a little overweight and my log book's way behind

But nothing bothers me tonight

I can dodge all the scales all right

Six days on the road and I'm a-gonna make it home tonight


州際通商委員会が道路で検問してるぜ。

ちょっと荷物を積み過ぎた、工程日誌もずっと書いてない。

でも何も問題ない。

どうにでもごまかせる。

俺は6日も走ってる、今夜家に着いてやる。


Well, my rig's a little old but that don't mean she's slow

There's a flame from her stack and that smoke's up-blowing black as coal

My hometown's a-coming in sight

If you think I'm happy, you're right!

Six days on the road and I'm a-gonna make it home tonight


俺のトラックは少し古びてる、でも遅くは無いんだぜ。

煙突から炎を吐き、煙が炭のように黒く吹いていく。

俺の故郷が見えてきた、

俺がハッピーだって思うなら、大正解だ。

俺は6日も走ってる、今夜家に着いてやる。


こんな感じです。


トラック運転手が家路に向かって走り続ける、という歌です。


歌詞中のホワイトのジミーとは、GMCの小トラクターで、カラーがホワイトのものです。


今日はこの辺でお時間です。洋楽和訳のリクエスト・感想ございましたらコメントくださいませ。


ではまた。

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