今日の洋楽
今日はザ・クリケッツでサムワン・サムワンです。
このブログではバディ・ホリーやボビー・フラー・フォーの記事で度々名前が出ていますが、まだきちんと紹介をしてなかったので今回紹介します。
クリケッツはバディ・ホリーがいた事で知られるバンドですが、実はこのバンド、いろいろと今日のバンドの基礎を作ったと言われているバンドでもあります。
というのも、1950年代の音楽シーンにおいて、バンドといえばクラシック隊、そしてジャズバンドという大人数で構成されたものが一般的でした。
クリケッツのメンバー構成はバディ・ホリーとニキ・サリヴァンがギター、ジョー・B・モールディンがベース、そしてジェリー・アリスンがドラムスというもの。人数も4人。現在のロックバンドでは当たり前の様になりましたが、当時においてはこの様な少人数のバンドは斬新なものとみなされていました。
バディ・ホリーの歌い方というか声が似ているビートルズのジョン・レノンも、ビートルズとして活動するにあたって目標としたのが他でもないクリケッツだったのです。
まずメンバー構成。ジョン・レノンとジョージ・ハリスンがギター、ポール・マッカートニーはベース、そしてリンゴ・スターはドラムス。まさにクリケッツそのものです。
そしてバンド名。クリケットはコオロギ、ビートルはカブトムシ。そう、虫の名前をバンドの名前にしたところまでもクリケッツを手本にしたのです。
この様に、クリケッツは後続のバンドにも多大なる影響を与えた最初のバンドとして知られています。
クリケッツは残念ながら1959年、バディの飛行機事故死により爆発的に大ヒットを記録してないですが、たくさんのグループがこぞってカバーしたり、その後もジェリー・アリスンと、バディの盟友ソニー・カーティスらがバンドを率いています。
今回紹介するサムワン・サムワンは、バディの死後発表された新クリケッツの最初のアルバムからです。後にトレメローズがカバーしてヒットを出しています。
では和訳です。
Someone (Loves you)
Someone (Loves you)
Someone who really loves you (Someone)
When someone really loves you (Someone)
That's when your life begins
誰かが (君を愛してる)
Someone who really loves you (Someone)
When someone really loves you (Someone)
That's when your life begins
誰かが (君を愛してる)
誰かが (君を愛してる)
君を愛してくれる誰か (君を愛してる)
誰かが君を愛してる時 (君を愛してる)
その時こそ君の人生は始まる。
Once I was loved by no one
No one depended on me
Once I was loved by no one
But, oh, how wrong can it be
Once I was loved by no one
No one depended on me
Once I was loved by no one
But, oh, how wrong can it be
僕は誰からも愛されなかった。
誰にも頼られる事もなかった。
僕は誰からも愛されなかった。
でも、それがどれほど間違っていたのだろう。
Someone (Loves you)
Someone (Loves you)
Someone who really loves you (Someone)
When someone really loves you (Someone)
That's when your life begins
A heart can be easily broken
A heart can even stand still
A heart can be easily broken
But I know that mine never will
心は簡単に砕ける。
Someone who really loves you (Someone)
When someone really loves you (Someone)
That's when your life begins
誰かが (君を愛してる)
誰かが (君を愛してる)
君を愛してくれる誰か (君を愛してる)
誰かが君を愛してる時 (君を愛してる)
その時こそ君の人生は始まる。
A heart can be easily broken
A heart can even stand still
A heart can be easily broken
But I know that mine never will
心は簡単に砕ける。
心は進路を容易く見失う。
心は簡単に砕けてしまうんだ。
でも僕の心はそれほど弱くは無い。
Once all the stars were shining
Now it's so easy to see
Once all the stars were shining
But now they're shining for me
かつて星が輝いていた。
Once all the stars were shining
Now it's so easy to see
Once all the stars were shining
But now they're shining for me
かつて星が輝いていた。
ほら、君も良く見えるだろう。
かつて星が輝いていた。
まるで僕のために輝いているようだ。
Someone (Loves you)
Someone (Loves you)
Someone who really loves you (Someone)
When someone really loves you (Someone)
That's when your life begins
That's when your life begins
That's when your life begins
Someone who really loves you (Someone)
When someone really loves you (Someone)
That's when your life begins
誰かが (君を愛してる)
誰かが (君を愛してる)
君を愛してくれる誰か (君を愛してる)
誰かが君を愛してる時 (君を愛してる)
その時こそ君の人生は始まる。
That's when your life begins
That's when your life begins
その時こそ君の人生は始まる。
その時こそ君の人生は始まる。
こんな感じです。
たらればの話は良くありますが、バディ・ホリーがもし生きていたら、絶対に歌っているであろう歌だと思います。
ではまた。
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