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2017年10月29日日曜日

Billy Joel - Summer, Highland Falls

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、名久井翔太です。どうぞよろしく。

今日は降りしきる雨の中、西新井のブックオフまでドライブしました。

エルトン・ジョンの『ピアニストを撃つな』をゲットしました。

1. ダニエル Daniel
2. 僕には先生が必要 Teacher, I need you
3. にわとこのワイン Elderberry wine
4.  ベイビーと僕のためのブルース Blues for my baby and me
5. ミッドナイト・クリーパー Midnight creeper
6. 罪人にあわれみを Have mercy on the criminal
7. ティーン・エイジャーのアイドル I’m going to be a teenage idol
8. テキサスのラヴ・ソング Texan love Song
9. クロコダイル・ロック Crocodile Rock
10. ハイ・フライング・バード High flying bird
11. スクリュー・ユー Screw you
12. いたずらジャック Jack rabbit
13. 帰っておいで、僕のところに Whenever you’re ready (We’ll go steady again)
14. スカイライン・ピジョン Skyline pigeon

ジャケットは外国の映画館よろしく、『ピアニストを撃つな』上映する、という写真になっています。

このアルバムからヒットしたのが兄弟愛を歌った「ダニエル」、シンプルなロックンロール「クロコダイル・ロック」の2曲です。

ロックなチューンは「にわとこのワイン」「ミッドナイト・クリーパー」、バラード曲は「テキサスのラヴ・ソング」「ベイビーと僕のためのブルース」などです。

「ミッドナイト・クリーパー」はギターのカッティングやホーン・セクションも入って、ブラスロックみたいな感じです。

「ハイ・フライング・バード」もシングルカットしても良い出来だと思います。

11から14はボーナストラックです。14のスカイライン・ピジョンは再録音バージョンです。

機会がありましたらお買い求めください。

では洋楽和訳のコーナーです。

今日の洋楽

今日はビリー・ジョエルで、「夏、ハイランド・フォールズにて」です。



ビリー・ジョエル作曲です。1976年アルバム『ニューヨーク物語』収録です。

ハイランド・フォールズは、ニューヨーク州オレンジ郡にある、ニューヨークから見るとハドソン川の対岸の北にある町の様です。

夏の暑さが、ビリーのピアノの旋律で涼しくさせてくれるような気がします。公園の緑が見られるお洒落なレストランで聴くと良い感じです。なんてのは個人的な見解です。笑

では和訳です。

They say that these are not the best of times
But they're the only times I've ever known
And I believe there is a time for meditation
In cathedrals of our own
Now I have seen that sad surrender in my lover's eyes
And I can only stand apart and sympathize
For we are always what our situations hand us
It's either sadness or euphoria

今の時代は最高の時代では無いって言うけど、
僕はこんな時代しか知らないんだ。
僕らの大聖堂で瞑想に耽る時間があると信じてる。
悲しき降伏を恋人の目の中に見た。
僕はただ立ち尽くして同情するだけだった。
僕らは常に、状況によって左右される存在なんだ。
それは悲しみでも一瞬の幸せでもある。

So we'll argue and we'll compromise
And realize that nothing's ever changed
For all our mutual experience
Our separate conclusions are the same
Now we are forced to recognize our inhumanity
Our reason coexists with our insanity
But we choose between reality and madness
It's either sadness or euphoria

だから僕らは口論して妥協して、
何にも状況が変わっていないって気付くんだ。
互いの経験も互いの結論も、
みんな一緒なんだ。
僕らは自分の残忍さを認めないといけない。
僕らの理性は、狂気と共存しているから。
でも僕らは真実と狂気を選ぼうとしても、
それは悲しみか一瞬の幸せでしかない。

How thoughtlessly we dissipate our energies
Perhaps we don't fulfill each other's fantasies
And as we stand upon the ledges of our lives
With our respective similarities
It's either sadness or euphoria

どれだけ考えようともせずに、僕らは力を擦り減らすだけなのさ。
僕らは互いの幻想を満たすことなど出来はしないだろう。
似ている所を見つけたとしても、
僕らは人生の崖っぷちに立ち尽くす。
それは悲しみか一瞬の幸せでしかない。

こんな感じです。

お洒落なメロディですが、「結局俺たちは流されるままに生きてるだけなんだ」という歌です。

今日はこの辺でお時間です。洋楽和訳のリクエストございましたらコメントくださいませ。

ではまた。

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