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2020年8月17日月曜日

Gene Clark - Hear the wind

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、名久井翔太です。どうぞよろしく。

連日の猛暑の日々、皆様仕事やそれ以外の何かでお疲れの事でしょう。


今日は皆様に、とっておきのヒーリングミュージックをお届けしたいと思います。

その前に、今日のボブ・ディランのコーナーです。

今日のボブ・ディラン

8月17日(月)



~And you want somebody you don’t have to speak to
Won’t you come see me, Queen Jane?~

~喋る必要もない相手が誰か欲しくなったら
ぼくに会いにやってきませんか、ジェーン女王?~

「Queen Jane approximately」より

今日の洋楽

今日はジーン・クラークで「風のささやき」という歌です。



ジーン・クラーク作曲です。1976年のアルバム『ツー・サイズ・オブ・エヴリー・ストーリー』収録曲です。

カントリー・バラードの名曲だと思います。ここ最近初めて聴きましたが、何回か聴いていくうちにこの曲にハマってしまいました。スティールギターの心地良さ、ジーン・クラークのボーカルの木訥さ、全体的に癒されるなぁと実感します。

悲しみに暮れる「君」を慰める歌です。

では和訳です。

Look around little darlin 

Do you know who I am

I'm as much your reflection 

As I am my own man


周りを見回してみて、

僕が誰だか分かるかい?

僕は君の分身みたいなものさ、

僕が僕自身であるように。


You need not to defend love 

Life’s the house where we live

We cannot see tomorrow 

Only feel what we give


愛を守る必要なんてないよ、

人生ってのは、僕らが住む家なんだ。

僕らは明日を見る事はできない、

僕らが与える物だけを感じられるんだ。


Put your head on my shoulder 

Dry the tears from your eye

Watch the sun's fading ember 

Hear the wind as she cries


君の頭を僕の肩にうずめなよ、

涙も乾かして。

夕焼けを眺めて、

泣くような風の囁きを聞いて。


We talk and hear about lonliness

The cold blue hunger of the soul

But if this world has redemptiveness

Why ever should we be somewhere

Where there's nowhere to go


僕らは寂しさについて話を聞いて、お互い話もした、

冷たく落ち込むような魂の飢えについて。

でもこの世界に救済というものがあるなら、

どうしてどこにも行くあてが無いのに、

どこかに居なきゃいけないんだろう。


Put your head on my shoulder 

Dry the tears from your eye

Watch the sun's fading ember 

Hear the wind as she cries

Hear the wind as she cries


君の頭を僕の肩にうずめなよ、

涙も乾かして。

夕焼けを眺めて、

泣くような風の囁きを聞いて。

泣くような風の囁きを聞いて。


こんな感じです。

今日はこの辺でお時間です。洋楽和訳のリクエスト・感想ございましたらコメントくださいませ。

ではまた。

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