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2017年12月18日月曜日

Chuck Berry - Downbound train

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、名久井翔太です。どうぞよろしく。

早速、洋楽和訳のコーナーです。

今日の洋楽

今日はチャック・ベリーでダウンバウンド・トレインです。




チャック・ベリー作曲です。1955年のシングル「ノー・マネー・ダウン」のB面曲でした。また、1956年のアルバム『アフター・スクール・セッション』収録曲です。

フェードインとフェードアウトを両方取り入れた曲です。

では和訳です。

A stranger lying on a bar room floor 

Had drank so much he could drink no more

So he fell asleep with a troubled brain 

To dream that he rode on that downbound train


旅人が酒場の廊下で横たわってた、

たくさん飲んでいて、これ以上飲めなかった。

だからガンガンする頭で眠りについた、

下りの列車に乗ってる夢を見て。


The engine with blood was sweaty and damp 

And brilliantly lit with a brimstone lamp

And imps for fuel were shovelling bones 

While the furnace rang with a thousand groans


血のエンジンは汗をかき蒸気を上げていて、

硫黄のランプは明るく灯されていた。

悪魔の子の燃料はシャベル一杯の骨だった、

かまどがたくさん悲鳴を上げていた時。


The boiler was filled with lager beer 

The devil himself was the engineer


ボイラー技士はラガービールで酔っていた。

悪魔がエンジニアだった。


The passengers were most a motley crew

Some were foreigners and others he knew

Rich men in broadcloth, beggars in rags 

Handsome young ladies and wicked old hags


客はほとんどが胡散臭い奴らだった。

何人かは外国人、何人かは彼が知ってた奴がいた。

高い客はラシャに身を包み、物乞いの奴らはボロ切れを着ている。

綺麗な若い女に、醜いババアもいた。


As the train rushed on at a terrible pace 

Sulphuric fumes scorched their hands and face

Wider and wider the country grew 

Faster and faster the engine flew

Louder and louder the thunder crashed 

Brighter and brighter the lighting flashed


列車がとんでもない所に向かう時、

硫黄の煙が奴らの手や顔を焦がした。

もっと広く国が大きく見えたら、

もっと速くエンジンが動いた。

もっとうるさく雷が鳴って、

もっと明るく稲光が光った。


Hotter and hotter the air became 

Till their clothes were burned 

And they were screaming with pain

Then out of the distance there came a yell 

Ha ha said the devil we're nearing home


空気はもっと熱くなった、

奴らの服が燃え上がるまで。

奴らは痛みで叫んでいた。

そして遠い所から悲鳴が聞こえた。

「ハハハハ」と悪魔が言った、俺たちは家に近づいてくるんだ。


Oh how the passengers shrieked with pain 

And begged old Satan to stop that train 


乗客はどれだけ痛みで悲鳴を上げたんだろう。

そしてどれだけ悪魔サタンに列車を止めるように頼んだんだろう。


The stranger awoke with an anguished cry 

His clothes wet with sweat and his hair standing high

He fell on his knees on the bar room floor 

And prayed a prayer like never before


旅人が悲痛な叫びで目を覚ました。

服は汗で濡れて、髪は逆立っていた。

酒場の床で跪き、

今までした事ないくらいに祈りを捧げた。


And the prayers and vows were not in vain 

For he never rode that downbound train


祈りや誓いは虚しく消える事は無かった、

あの下りの列車には二度と乗らなかったから。


こんな感じです。


泥酔した男が悪夢を見た歌です。


今日はこの辺でお時間です。洋楽和訳のリクエストございましたらコメントくださいませ。


ではまた。

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