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2018年3月6日火曜日

Charlie Rich - There won’t be anymore

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間ですがやって参りました。進行は、名久井翔太です。怒宇像夜露死苦。笑。

早速、洋楽和訳のコーナーです。

今日の洋楽

今日はチャーリー・リッチで、ゼア・ウォント・ビー・エニモアです。



チャーリー・リッチ作曲です。1973年のシングルで、カントリーチャート1位、ホット100でトップ20位を記録しています。

チャーリー・リッチこと、チャールズ・アラン・リッチは1932年12月14日、アーカンソー州コルト生まれのピアニスト・シンガーです。1970年代後半になると銀髪が目立つようになったため、「シルバー・フォックス」の異名を持ちます。

両親の影響で自身も音楽始めるようになります。元々はフットボールの推薦でアーカンソー州の大学に入りますが、怪我をしてしまい、別の大学の音楽の学部に入ります。

大学を辞め、空軍に所属している時に、「ベルベットーンズ」というバンドを結成し、そのバンドの女性ボーカル、マーガレット・アン・グリーンと出会い、1952年に結婚します。

1956年に除隊した後、メンフィスのサン・レコードにデモテープを送り続けますが、サム・フィリップスから「ジャズ過ぎる」、ジェリー・リー・ルイスから「ワルになったら戻って来いよ」と言われます。が、サン・レコードのスタジオミュージシャンになります。

1960年にサン・レコードの子会社、インターナショナル・レコードから「ロンリー・ウィークエンズ」でシングルデビューします。ホット100で22位を記録するヒットになります。

しかし、中々「ロンリー・ウィークエンズ」を超えるヒットが出せず、サン・レコードをやめ、RCAの子会社、グルーヴ・レコードに移籍します。しかしそこでもヒットが出せず、1965年にスマッシュ・レコードに移籍します。そこでの第一弾シングル「モヘア・サム」がホット100で21位を記録するヒットになります。

スマッシュ・レコード時代も、「モヘア・サム」以上のヒットが出せず、またもやレコード会社を移籍する羽目になります。今度はエピック・レコードに移籍しますが、そこからチャーリーに転機が訪れます。

1970年代初頭から、「カントリーポリタン」というナッシュビル・サウンドを洗練させた音楽でヒットが出るようになりますが、チャーリーもその路線に変更して、1972年に「アイ・テイク・イット・オン・ホーム」がカントリーチャートで6位というスマッシュヒットが出ます。

続く「愛の扉」はカントリーチャート1位、「ザ・モスト・ビューティフル・ガール」はカントリーチャート、ホット100両方で1位を記録する大ヒットを連発します。

ヒットを連発していた1970年代中盤に、骨折と酒癖の悪化でスランプになりますが、1977年に「ローリング・ウィズ・ザ・フロー」がヒットします。

1980年代は表舞台から姿を消して、散発的にコンサートを行うのみになります。

休暇に息子のコンサートを見に夫妻でドライブして、コンサートを見た後にかなり強い咳をして、医者から抗生物質を打った後に、ルイジアナ州のモーテルで泊まりましたが、その時眠っている間に、肺血栓塞栓症で1995年7月25日に62歳で亡くなりました。

今回のゼア・ウォント・ビー・エニモアは1973年のシングルですが、1960年代に録音されました。1960年代のいつかは不明です。

では和訳です。

Don't wait for the postman,

If you're lookin for a letter from me.

There won't be anymore!

There won't be anymore!


郵便屋さんを待たないで、

僕からの手紙を待っていたのなら。

そこにはもう届かないよ。

そこにはもう届かないよ。


And don't sit by your telephone,

If you're waitin on a call from me.

There won't be anymore!

There won't be anymore!


電話の側で座ったりしないで、

僕の連絡を待っているのなら。

もう鳴ったりはしないよ。

もう鳴ったりはしないよ。


Don't think of the love we had

Till you turned bad

And broke my loving heart in two.


僕たちの育んで来た愛の事は考えないで。

君が悪くさせて、

僕の愛する心を二つに引き裂いたんだ。


And when your heart is breakin',

And you need some lovin from me,

There won't be anymore!

There won't be anymore!


君の心が痛んで、

僕の愛が欲しくなったら、

そこにはもう無いよ。

そこにはもう無いよ。


Don't think of the love we had.

Till you turned bad,

And broke my loving heart in two


僕たちの育んで来た愛の事は考えないで。

君が悪くさせて、

僕の愛する心を二つに引き裂いたんだ。


And when your heart is breakin',

And you need some lovin from me,

There won't be anymore!

There won't be anymore!

It won't be like before.

There just won't be anymore!


君の心が痛んで、

僕の愛が欲しくなったら、

そこにはもう無いよ。

そこにはもう無いよ。

前と同じじゃ無いよ。

そこにはもう無いよ。


こんな感じです。

昔みたいに僕から連絡とかはもう来ないよ、と言っている男の歌です。

今日はこの辺でお時間です。洋楽和訳のリクエストございましたらコメントくださいませ。

ではまた。

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