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2019年9月30日月曜日

Elton John - This song has no title

こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、名久井翔太です。どうぞよろしく。

早速、洋楽和訳のコーナーです。

今日の洋楽

今日はエルトン・ジョンで「こんな歌にタイトルはいらない」です。



エルトン・ジョン、バーニー・トウピン作曲です。1973年のアルバム『黄昏のレンガ路』収録曲です。

「こんな歌にタイトルはいらない」って、また捻った邦題ですね。ほんと、邦題だけに、やりたい放題、なんちゃって。

静かに始まり、サビの所でピアノだけじゃなくエレクトーンの音が入り、力強さを感じさせます。

では和訳です。

Tune me in to the wild side of life

I'm an innocent young child sharp as a knife

Take me to the garretts where the artists have died

Show me the courtrooms where the judges have lied


僕にワクワクする生活を送らせてほしい。

僕は純粋な子供、ナイフのように鋭いんだ。

芸術家が死んでいった屋根裏部屋に連れて行って。

裁判官が嘘の判決を下した法廷を見せてほしい。


Let me drink deeply from the water and the wine

Light coloured candles in dark dreary mines

Look in the mirror and stare at myself

And wonder if that's really me on the shelf


水やワインをラッパ飲みさせて欲しい。

暗くてつまらない鉱山に、色とりどりのロウソクを灯そう。

鏡を見て、自分を見つめる。

そして棚に居るのは本当に自分なのかと疑うんだ。


And each day I learn just a little bit more

I don't know why but I do know what for

If we're all going somewhere let's get there soon

Oh this song's got no title just words and a tune


そして毎日、僕は少しずつ色んな物を学んでいく。

何でだかは分からないけど、何の為かは分かる。

何処かに行くなら、早く行こうよ。

この歌にタイトルはない、ただ歌と歌詞があるだけさ。


Take me down alleys where the murders are done

In a vast high powered rocket to the core of the sun

Want to read books in the studies of men

Born on the breeze and die on the wind


殺人がなされた裏路地に連れて行って。

膨大な力を持って、太陽の核に向かっているロケットの中の。

人間の学ぶ事を記した本を読みたい。

そよ風に乗って生まれて、風に乗って死ぬんだ。


If I was an artist who paints with his eyes

I'd study my subject and silently cry

Cry for my darkness to come down on me

For confusion to carry on turning the wheel


僕がその目で絵を描く芸術家だったら、

その教科を学んで、静かに泣くんだ。

僕に降りかかる闇に泣くんだ、

常に回り続ける車輪の混乱の中で。


And each day I learn just a little bit more

I don't know why but I do know what for

If we're all going somewhere let's get there soon

Oh this song's got no title just words and a tune


そして毎日、僕は少しずつ色んな物を学んでいく。

何でだかは分からないけど、何の為かは分かる。

何処かに行くなら、早く行こうよ。

この歌にタイトルはない、ただ歌と歌詞があるだけさ。


こんな感じです。

今までやったことない事をしてみたい男の歌です。

ちゃんとテーマがあるのに、「タイトルなんてない」って捻くれてますね。

今日はこの辺でお時間です。洋楽和訳のリクエスト・感想ございましたらコメントくださいませ。

ではまた。

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