こんばんは、古い音楽をお届けする音楽文章ラジオのお時間がやって参りました。進行は、名久井翔太です。どうぞよろしく。
さて、昨日から始まった今日のボブ・ディランですが、最初の曲が何なのかという事で、前に書いたと思います。
「一曲目だからみんなも何処かで聞いた事がある曲」なのか「私も全然知らない曲」なのかで予想をしたと思います。昨日の日めくりを見て、「ほう、そう来たか」と思いました。
それは、「ライク・ア・ローリング・ストーン」「風に吹かれて」のように最近のテレビやラジオで聴くことは無いにしても、ボブ・ディランの曲の中ではそこそこ知名度がある、という事ですね。
「いつまでも若く」は1970年代の曲ですが、この曲が入ってるアルバム『プラネット・ウェイブス』が共演の多かったザ・バンドとの共演盤になります。10年くらい前に、この歌を題材にして絵本が出版されたくらいですし、ジョーン・バエズもカバーしました。
だから…結果としては、どっちつかず。笑
さすがボブ・ディラン。日めくりカレンダーでも一筋縄ではいかないですねぇ。
さて、今日のボブ・ディランは何でしょうか。
今日のボブ・ディラン
1月2日(木)
~Yes, for telling all those lies, Now you must provide some answers~
~そうだよ、これだけたくさんの嘘をついたのだから、あなたは今何らかの答を用意しなければならない~ 訳・中川五郎
「Nothing was delivered (なにもはなされなかった)」より
では、洋楽和訳のコーナーです。
今日の洋楽
今日はザ・キンクスでオール・デイ・アンド・オール・オブ・ザ・ナイトです。
レイ・デイヴィス作曲です。1964年のシングルで、イギリスのチャートで2位を記録しました。
前作「ユー・リアリー・ガット・ミー」に続く、キンクス節のリフが効いた一曲です。
さて、この歌で有名なのは、「似ている」という事です。
ザ・ドアーズの「ハロー・アイ・ラヴ・ユー」という曲のリフが、この歌のリフ丸パクリだ、とよく言われます。
キンクスの方は、F-G-G-F-F-B♭-B♭-B♭-Gとなりますが、ドアーズは最初がGに上がって、後の進行は同じです。
ぜひぜひ聴いてみてください。
では和訳です。
I'm not content to be with you in the daytime
Girl I want to be with you all of the time
The only time I feel alright is by your side
Girl I want to be with you all of the time
All day and all of the night
All day and all of the night
All day and all of the night
昼間君と居るだけじゃ俺は満足しない、
なあ、俺は君とずっと一緒に居たいんだ。
俺の気分が良くなるのは、君の側に居る時だけさ。
なあ、俺は君とずっと一緒に居たいんだ。
昼も、夜もずっと。
昼も、夜もずっと。
昼も、夜もずっと。
I believe that you and me last forever
Oh yea, all day and nighttime yours, leave me never
The only time I feel alright is by your side
Girl I want to be with you all of the time
All day and all of the night
All day and all of the night
Oh, come on...
俺と君は、最後まで一緒だって信じてる。
そうさ、俺はずっと君の物、俺を置いて行かないでくれ。
俺の気分が良くなるのは、君の側に居る時だけさ。
なあ、俺は君とずっと一緒に居たいんだ。
昼も、夜もずっと。
昼も、夜もずっと。
こんな感じです。
今日はこの辺でお時間です。洋楽和訳のリクエスト・感想ございましたらコメントくださいませ。
ではまた。
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