~But people don’t live or die
People just float~
~人は生きているのでも死んでいるのでもない
ただ漂っている~
「Man in the long black coat」より
People just float~
~人は生きているのでも死んでいるのでもない
ただ漂っている~
「Man in the long black coat」より
今日の洋楽
今日はボブ・ディランで「神が味方」です。
ボブ・ディラン作曲です。1964年のアルバム『時代は変わる』収録曲です。
神様がどちらの味方をしていたのかを問う歌です。第一次・第二次世界大戦や、スペイン・アメリカ戦争などを題材にしています。
1980年代には、ベトナム戦争をテーマとした一節が書き加えられています。
ジョーン・バエズ、ジュディ・コリンズ、マンフレッド・マンなどがカバーしています。
では和訳です。
Oh, my name, it ain't nothin'
My age, it means less
The country I come from
Is called the Midwest
I's taught and brought up there
The laws to abide
And that the land that I live in
Has God on its side
俺の名前、何の意味もないし、
俺の年も関係無い。
俺の田舎は、
中西部って所さ。
そこで生まれ育ち、そこで教わった、
法律を守るという事を。
そして俺が住む国は、
神様が味方している。
Oh, the history books tell it
They tell it so well
The cavalries charged
The Indians fell
The cavalries charged
The Indians died
Oh, the country was young
With God on its side
歴史の本が教える、
良く語られているよ。
騎兵隊の突撃で、
インディアンが敗れた。
騎兵隊の突撃で、
インディアンが死んだ。
まだ国は若かった、
神様が味方していても。
The Spanish-American
War had its day
And the Civil War too
Was soon laid away
And the names of the heroes
I's made to memorize
With guns in their hands
And God on their side
スペイン−アメリカ間の戦争、
そんなのもあった。
そして市民戦争も、
すぐに葬り去られた。
その戦争の英雄の名前を、
俺は覚えさせられた、
銃を手にした彼らを、
神が味方して。
The First World War, boys
It came and it went
The reason for fighting
I never did get
But I learned to accept it
Accept it with pride
For you don't count the dead
When God's on your side
第一次世界大戦が、
昔起こって、それは終わった。
戦争の理由なんて、
俺には分からなかった。
でも俺は受け入れる事を学び、
誇りを持って受け入れた。
神が味方している時は、
死んだ者の人数を数えないものだって。
The Second World War
Came to an end
We forgave the Germans
And then we were friends
Though they murdered six million
In the ovens they fried
The Germans now too
Have God on their side
そして第二次世界大戦は、
終焉を迎えた。
ドイツ人を許し、
友達になった。
彼らが600万の人々を、
オーブンの中で焼き殺したのに、
ドイツ人も今や、
神が味方をしている。
I've learned to hate the Russians
All through my whole life
If another war comes
It's them we must fight
To hate them and fear them
To run and to hide
And accept it all bravely
With God on my side
ロシア人を嫌う事を習った、
俺の人生ずっと。
もし新しい戦争が起きるなら、
俺たちの敵はロシア人だ。
憎み、恐れ、
走って隠れるんだ。
そして勇気を持って受け入れるんだ、
神が俺の味方をしている時は。
But now we got weapons
Of chemical dust
If fire them we're forced to
Then fire them we must
One push of the button
And a shot the world wide
And you never ask questions
When God's on your side
そして俺たちは武器を手に入れた、
化学的な塵という武器を。
もし俺たちが彼らを撃てと強制されたなら、
彼らを撃たなければならない。
ボタンはたった一押し、
でも世界中にその弾丸は発射される。
神が君の味方をしている時は、
質問なんてしてはいけない。
Through many dark hour
I've been thinkin' about this
That Jesus Christ
Was betrayed by a kiss
But I can't think for you
You'll have to decide
Whether Judas Iscariot
Had God on his side
たくさんの暗黒の時間の中で、
俺はずっと考えていた。
イエス・キリストが、
キスで裏切られたと。
でも君の事は考えられない、
君は決めなければならない。
ユダ・イスカリオテに、
神が味方していたのかを。
So now as I'm leavin'
I'm weary as Hell
The confusion I'm feelin'
Ain't no tongue can tell
The words fill my head
And they fall to the floor
That if God's on our side
He'll stop the next war
そして俺はもうここを去る、
俺はひどく疲れた。
俺が感じている混乱は、
とても口では言えない。
言葉が俺の頭を埋め尽くし、
床に落ちる。
もし神が俺たちの味方をしていたら、
彼は次の戦争を止めるだろう。
こんな感じです。
今日はこの辺でお時間です。洋楽和訳のリクエスト・感想ございましたらコメントくださいませ。
ではまた。
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