前に自作の曲が頭の中でほぼ完成したというような話をしました。GarageBandで作って、ほぼ完成までいきましたが、後一つ、ソロギターのパートが今ひとつの出来なんです。
一回、こんなもんでいいかと思っても、次回聞いてみたらやっぱり違うと思って、何度も何度も、その歌に関しては録りたくなるんですね。ギターソロは、そうした編纂を重ねて作り上げていくものだというのが、前のOh, pretty womanや今回GarageBandで作ってみて実感しました。
と言うわけで、洋楽和訳のコーナーです。
今日の洋楽
今日はエヴァリー・ブラザーズでソー・ハウ・カムという歌です。
ブードルーとフェリスのブライアント夫妻の作です。
ビートルズがBBCのラジオ収録でカバーしたほか、カントリー・シンガーでレイ・チャールズの「愛せずにはいられない」を作ったドン・ギブソンもカバーしています。
では和訳です。
They say that everyone
Needs someone
So how come, no-one, needs me?
みんなは誰かが必要というけど、
どうして誰も僕を必要としないんだろう?
And they say that everyone,
Wants someone
So how come, no-one, wants me?
みんなは誰かがほしいというけど、
どうして誰も僕を欲しがらないんだろう?
If you wonder who the loneliest creatures in the world can be
They're the Ugly Duckling, the Little Black Sheep, and me (UH-HUH)
もし君がこの世の中で、寂しい生き物は何だろうと思うなら、
それはみにくいアヒルの子、黒い羊、そして僕さ。
They say that everyone,
Loves someone
So how come, no-one, loves me?
みんなは誰かを愛するというけど、
どうして誰も僕を愛してくれないんだろう?
こんな感じです。
誰も僕を愛してくれない事を嘆いている歌です。
歌詞に出てくる「Ugly Duckling」「Black Sheep」はそれぞれ愛されない者、という意味合いで使われます。
Ugly Ducklingはみにくいアヒルの子、ご存知の方もいると思います。
アヒルの赤ん坊の中に一羽だけ違う鳥の子供が生まれて、どこへ行っても「お前は家の子じゃない」と除け者にされていて、「どうして僕は誰にも受け入れてもらえないんだ」と泣いていたら、自分と同じ鳥の子供がきて、実は白鳥の子供であった事が分かり、その家族と暮らすようになり、めでたしめでたし、というお話です。
Black Sheepはそのまま訳して黒い羊。
羊の毛は普通白いですね。白い毛から色んな色に染め上げていきます。ところが中にも黒い毛の羊が出てくる事がありました。
昔の技術では、黒い毛からまず白に戻して、そこから色をつける事が出来ませんでした。黒い毛からそのまま色をつける事も然り。そのため、黒い毛の羊は価値が低く、同じく除け者扱いされていました。今では、羊の毛はさておき、人間の髪の毛も脱色して、違う色に染める事も出来る時代になりましたからね。
ちなみにロシアでは黒い毛の羊と同じ意味合いで、「白いカラス」という言葉があります。
実際に白いカラスというのも存在するようです。突然変異で生まれてくる者で、なんでも自然での生存確率が低いようです。カラスは黒いですから、その中に白いカラスが混じれば一層目立ちます。そのせいでまず白い個体は巣から落とされ、黒いカラスの標的にあい、攻撃されて殺されてしまいます。
とまあ、動物の名前が入った「除け者扱い」の言葉が出てきましたが、皆さん、参考になったでしょうか。
今日はこの辺でお時間です。引き続きリクエスト募集中でございます。ある方は、コメント欄の記入よろしくお願いします。
ではまた。
名久井さん
返信削除こんばんは♪るもんっくすです。
The Everly Brothers 初めて知りました。
いいですね!ロカビリー感も感じます(^.^)
個人的にBPM上げて聴いてみたいと思いました。
音楽って拡げていくの楽しいですよね!
鈴音とかいれてホリデーソングにしたい‼とか考えたりしちゃいます。個人的にです(笑)
ありがとうございます。
るもんっくす様
返信削除いつもコメントありがとうございます。エヴァリー・ブラザーズはカントリーやロックなサウンドの中にも、兄弟の声のハーモニーも美しいので、あの年代のアーティストの中では個性的な存在だと思います。
拡げてみると分かる良さというのも良いですよね。